31名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:22:57.120
ドクドクと鳴る心臓の音がうるさい
握り締めた携帯には、今さっき電話をかけ終えたももの名前が表示されたまま
5日前、話を聞き終えた梨沙子は、強く頷いてみやに雑誌を手渡してくれたけど
みやに自信なんて全く無くて
ももの家に向かう今も、気を抜けば立ち止まりそうになる足を必死に動かしてる
改札を抜けて、電車の扉が開いた
その時急に後ろから強い風が吹いて、背中を押されるようにして乗り込んだ
32名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:24:07.180
イルミネーションを見に行った後初めて会いに来たのに、ももはみやには興味が無さそうにテレビを観続けてる
意識してるのはみやだけだって言われてるみたいで、悲しくなった
だからといって何かを言えるほど、みやは器用じゃないから
いつも通り、無表情を装う
ももは、ベッドだろうがソファーだろうがどこでもいいと言った
その響きが冷たくて、それ以上何も言わずに腕を引っ張った
みやがあげたスタンドライトが放つ、オレンジの灯りに照らされるももは、息を飲むほど美しい
真っ白な首筋に触れる指先が、臆病になる
「もも...」
みやの声に反応して、一瞬だけももと目が合った
だけどすぐに逸らされてしまって、それが寂しい
33名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:26:52.150
ももの唇を夢中で求めると、荒い吐息が聞こえてくる
いつまで経っても、ももはキスの合間の息継ぎが下手くそ
そう思ったら、急に何かが溢れそうになって、誤魔化すようにさらに深く舌を絡めた
ビクッと素直に応えてくれるのが、嬉しい
ももが何か言ってるけど、気にしない
そんなことより、キスに集中してよ
いつまでもキスを止めないでいると、ももが怒ったような声を出して、背中を強く叩かれた
もう、うるさいんだってば
唇を胸元に移して、啄むようなキスを続ける
口元を覆って声を我慢するももの手を取って、指先を絡めた
「ももの声、好きなのに」
本当は、全部好きだけど
言えなくて、激しく胸の先端に吸い付いた
舌先で舐めたり擦ったり、転がしたり
ももがまだ声を我慢しようとするから、強めに歯を立てた
甘ったるいももの声が、頭に響く
次の瞬間、握ってるももの指先に力が入った
そのまま小さな身体が軽く痙攣するのがわかって、思わず驚きの声が漏れる
こんなに早く、ももを最後に導けたのは初めてで
あまりのかわいさに、抱きしめたくなる衝動を必死で抑えた
うーって唸りながら恥じらう表情に、さらに興奮する
34名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:29:21.900
そのままの勢いで、ズボンと下着も奪い去った
荒々しい感情が込み上げてきて、我慢できない
最初は抵抗していたももも、腕を背中に回してしがみついてくる
ぬるぬると入口周辺をなぞっていた指先を、グッと潜り込ませる
あっつくて、柔らかい、ももの中
その感触が心地いい
だけどまだ足りない、求めるように、もっともっと、奥へ
ももが、ぎゅって目を閉じた
いつもそう
ももは最後を迎える瞬間、必ず目を閉じる
きっと、あの人のことが忘れられないんだと思う
でも、今ここにいるのはみやで
この先だって、そうでありたいの
だから、ねぇ
「もも、目開けて」
あの人のことなんか忘れて、お願いだから
「ちゃんと、みやのこと見て」
ももと、間近に目が合う
綺麗で儚い、大好きな瞳
それを見つめたまま、掻き回すように指を動かした
「んあっ!も、むりっ、!」
ぎゅーって、痛いくらいに指先が締め付けられる
最後まで、ももは目を逸らさずにみやを見ていてくれた
あまりに愛しくて、だけど悲しくて、頭がこんがらがって
なぜだか泣きそうになった
ドクドクと鳴る心臓の音がうるさい
握り締めた携帯には、今さっき電話をかけ終えたももの名前が表示されたまま
5日前、話を聞き終えた梨沙子は、強く頷いてみやに雑誌を手渡してくれたけど
みやに自信なんて全く無くて
ももの家に向かう今も、気を抜けば立ち止まりそうになる足を必死に動かしてる
改札を抜けて、電車の扉が開いた
その時急に後ろから強い風が吹いて、背中を押されるようにして乗り込んだ
32名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:24:07.180
イルミネーションを見に行った後初めて会いに来たのに、ももはみやには興味が無さそうにテレビを観続けてる
意識してるのはみやだけだって言われてるみたいで、悲しくなった
だからといって何かを言えるほど、みやは器用じゃないから
いつも通り、無表情を装う
ももは、ベッドだろうがソファーだろうがどこでもいいと言った
その響きが冷たくて、それ以上何も言わずに腕を引っ張った
みやがあげたスタンドライトが放つ、オレンジの灯りに照らされるももは、息を飲むほど美しい
真っ白な首筋に触れる指先が、臆病になる
「もも...」
みやの声に反応して、一瞬だけももと目が合った
だけどすぐに逸らされてしまって、それが寂しい
33名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:26:52.150
ももの唇を夢中で求めると、荒い吐息が聞こえてくる
いつまで経っても、ももはキスの合間の息継ぎが下手くそ
そう思ったら、急に何かが溢れそうになって、誤魔化すようにさらに深く舌を絡めた
ビクッと素直に応えてくれるのが、嬉しい
ももが何か言ってるけど、気にしない
そんなことより、キスに集中してよ
いつまでもキスを止めないでいると、ももが怒ったような声を出して、背中を強く叩かれた
もう、うるさいんだってば
唇を胸元に移して、啄むようなキスを続ける
口元を覆って声を我慢するももの手を取って、指先を絡めた
「ももの声、好きなのに」
本当は、全部好きだけど
言えなくて、激しく胸の先端に吸い付いた
舌先で舐めたり擦ったり、転がしたり
ももがまだ声を我慢しようとするから、強めに歯を立てた
甘ったるいももの声が、頭に響く
次の瞬間、握ってるももの指先に力が入った
そのまま小さな身体が軽く痙攣するのがわかって、思わず驚きの声が漏れる
こんなに早く、ももを最後に導けたのは初めてで
あまりのかわいさに、抱きしめたくなる衝動を必死で抑えた
うーって唸りながら恥じらう表情に、さらに興奮する
34名無し募集中。。。2019/01/20(日) 00:29:21.900
そのままの勢いで、ズボンと下着も奪い去った
荒々しい感情が込み上げてきて、我慢できない
最初は抵抗していたももも、腕を背中に回してしがみついてくる
ぬるぬると入口周辺をなぞっていた指先を、グッと潜り込ませる
あっつくて、柔らかい、ももの中
その感触が心地いい
だけどまだ足りない、求めるように、もっともっと、奥へ
ももが、ぎゅって目を閉じた
いつもそう
ももは最後を迎える瞬間、必ず目を閉じる
きっと、あの人のことが忘れられないんだと思う
でも、今ここにいるのはみやで
この先だって、そうでありたいの
だから、ねぇ
「もも、目開けて」
あの人のことなんか忘れて、お願いだから
「ちゃんと、みやのこと見て」
ももと、間近に目が合う
綺麗で儚い、大好きな瞳
それを見つめたまま、掻き回すように指を動かした
「んあっ!も、むりっ、!」
ぎゅーって、痛いくらいに指先が締め付けられる
最後まで、ももは目を逸らさずにみやを見ていてくれた
あまりに愛しくて、だけど悲しくて、頭がこんがらがって
なぜだか泣きそうになった
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