雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ - あたたかな家
221名無し募集中。。。2019/11/15(金) 23:09:47.930

珍しく仕事で大きなミスをしてしまった。
最近だんだんと任される仕事が増えてきて、正直調子にのってたのかも。
上司にがっつり怒られたし、後輩にもなんか変に気をつかわれた。
自分が100%悪くて、会社に迷惑かけて。
それがただただ情けなくて。
悔しくて悔しくて、気づいたら自宅とは反対方向の電車に乗ってた。


ビールとコンビニ弁当が入ったビニールのガサガサした音、パンプスに押し込められた冷えた指先。
アパートのドアを雑にノックすると、しばらくして勢い良く開いた扉からちょっとびっくりした顔のももが現れた。

「急に来るの珍しいね?」
「急に来たら駄目なの?」
つい不機嫌な声色になっちゃたみやを、そんなことないよと宥めながらももは入れてくれる。

「他の女の子連れ込んだりしてたら承知しないんだからね」
「そんなことしませんよぅ」
「てかこの部屋寒くない?」
「そう?」
「相変わらず暖房代ケチってるでしょ」

急に来て文句ばかりのみやに苦笑してるもも。
ごめん、こんなつもりじゃなかったんだけど。
仕事でミスして、恋人に八つ当たりして。
そんなだめだめなみやなのに。

「でもみやが来るんだったらあったかくしとけばよかったね」
なんて、そんなやさしい顔しないでよ。


ジャージ姿のももに抱きついて、子どもみたいに泣いた。
ももは黙って頭を撫でてくれた。


やっと落ち着いた後、お風呂かご飯かどっちにしたい?と聞かれた。
それに黙ったままいたら、じゃあももがしたいことしていい?と布団に押し倒されて。
慰めてあげるね、なんて微笑まれて口づけをされた瞬間、もうすっかり嫌なことなんて忘れてしまっていた。