雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ - アタタカイ二乗
312名無し募集中。。。2018/12/30(日) 22:53:12.110

「さむいさむい」
彼女は鼻を赤くして
外の冷え切った空気を纏いながら部屋に入ってきた。

風邪をひくからと着せたモコモコのボアブルゾンが
自然と萌え袖になってしまっているのが可愛い。

「みーやん、あっためてよぅ」

いいよ
って言う前にもう抱きついてきてて。
ちっちゃいモコモコをぎゅっと抱きしめ返した。
うん、外の匂いがする。
「あったかい?」
「あったかい」
彼女はそのまま顔をあげてキスを求めてきた。
いつのまにかこんなこともできるようになっちゃって。

けれど私は、まだ赤く染まっているその鼻に口付けを落とした。
「ひゃっ…!?」
「だってなんか寒そうだから」
「寒いとすぐ赤くなっちゃうんだってば」
「知ってる。あっためたげるよ」
もう一度彼女の鼻にキスをすると背中に回された手に力が入るのがわかった。
口。ほっぺ。首すじ。耳朶。・・・いろんなところを吸ってやると彼女は身動いだ。
「んっ…」なんて可愛い声漏らしちゃって。すぐ感じるんだから。
そんなにほしいなら、もっとあげる。
ブルゾンのファスナーを下ろすと彼女は期待するように身体を震わせた。

ああ。一緒に飲もうと淹れたミルクティーが冷めちゃう。
だけど今はこの目の前にある小さくて甘いいきものが愛おしくて仕方ない。

「ねぇみやのこと好き?」
「すき…。みーやんは?」
「好きだよ」

すっかり熱を取り戻した彼女と過ごす濃密な時間。

年の瀬とは思えないほどまったりとした時の流れに、私も彼女も境界線がわからないほど溶けきってしまっていた。