雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ - 魔法のリズム
268名無し募集中。。。2018/09/19(水) 22:09:44.690>

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バンッ!!!

寝室に響いた音に、ぼんやりと目を覚ます
あーもう、こんな時間にうるさいなぁ
ももちゃんねむいのに
ん?
なんか隣にあったかいのが入ってきた
あれ、まだ夢見てんのかな...

「...ってみや!?」

勢いよくベッドから起き上がった
ぼやけた意識が急浮上する
私の隣には自分の寝室から枕を持参したみやが横になっていた

心臓がバクバクする
今ではお互いに生活習慣がバラバラだから、一緒に住み始めても寝室は別にした
だから、普段はそれぞれのベッドで一夜を過ごすのに
そりゃ、たまにはあんなことやこんなことをして、そのままどちらかのベッドで朝を迎えることもあるけど
それに、みやがいないときは、その、みやのベッドをお借りする時もあるよ?...みやには内緒だけど

でも、みやからももの布団に潜り込んで来るなんて
こんなこと滅多にないから、びっくりしすぎて心臓がうるさい

「...寒い」

呆れたような、ちょっと怒ってるような声で、みやが言う
そのまま腕を引っ張られて、お布団の中へと逆戻り

「ん、あったかい」

向かい合った状態で、みやの顔が胸の辺りにぽすんって収まる
あー、もしかしてこれは、久々のツンデレさん?
かわいいけどさ

「みやー?」

どうしたの?って聞くつもりで名前を呼ぶけど、返事はない
その代わり、胸の辺りにあったみやの顔が、首筋に移動する
息がかかって、くすぐったいんだってば
前にも言ったのに

「みーやびちゃん」

「なに?」

いや、こっちが聞きたいよ
でも、聞こえてきた声にイライラを感じて、それ以上は何も言わないことにした
多分、仕事か何かで嫌な事とか、上手くいかない事があったんじゃないかな
そう察して、静かにみやの髪を撫でる

269名無し募集中。。。2018/09/19(水) 22:10:34.690

柔らかいなー
何度も染めてるのに、ふわふわしてる
毛先を指に絡めたりしてしばらく遊んでいたら、急にみやの手が伸びてきて、手首を掴まれる

「みや、どーしたの?」

「...寝れない」

どこか拗ねたような響きに目を覗き込んだら、スッと逸らされた
そのまま掴まれた手をみやの背中に回される
ん?これはどういうことだろう?
試しにその手でみやの背中をトントンしてみる
そしたら、覗き込んだみやの表情が緩んだ気がした
みやが目を閉じる
かわいいなぁもう

見られてないのをいいことに、思いっきりにやにやしながら顔を覗き込んでいたら、ふとみやの瞼が上がって、間近で目が合う

「に、にやにやすんなっ」

真っ赤にした顔を、また首筋に埋められちゃった
見てたかったのにな
なんてことは言わずに、止まっていた手を動かして、みやの背中をトントンする

みやのイライラも疲れも、どっかに飛んでいけー
1分もしないうちに、深い呼吸が首筋にかかり始めた
寝るの早すぎない?
ほんと、子供みたい

なーんて、ほんとはももも眠くなってきた
みやいい匂いするんだもん
目を閉じると、みやの匂いと温もりに全身を包まれた気分
その心地よさに身を委ねて、ゆっくりと意識を手放した