Nocturne > ED At The Crack Of Dawn
LIVEを終え、Pから撮影した写真を見せて貰う5人。
ようやく胸を張ってイイと思える写真が撮れたと言う涼
は、メンバーたちから刺激を受けて良い経験になったと
礼を告げる。その思いは涼だけでなく、他の4人も同じ
だった。彼女たちはこれからも仲間として、ライバルと
して、競い合い、支え合いながら輝いていくだろう。
ようやく胸を張ってイイと思える写真が撮れたと言う涼
は、メンバーたちから刺激を受けて良い経験になったと
礼を告げる。その思いは涼だけでなく、他の4人も同じ
だった。彼女たちはこれからも仲間として、ライバルと
して、競い合い、支え合いながら輝いていくだろう。
LIVE後 | |
---|---|
涼 | ふぅ…………。 |
奏 | ……涼? そんなところに立ち尽くして、どうしたの? 打ち上げだーって、大人組がはしゃいでるわよ。 行きましょ。 |
涼 | ん……ああ、すぐ行くよ。 |
涼 | お疲れサン。 |
瑞樹 | 遅かったじゃない、涼ちゃん! さあ、待ちに待った打ち上げよ、打ち上げ! |
楓 | 撮影も終わったことですし、 お酒、解禁ですねっ。 |
美波 | ほ、ほどほどにお願いしますね? |
瑞樹 | 何言ってるの、美波ちゃん。 ……何事にも全力で!打ち上げも全力! これが大人ってものよ! |
美波 | 大人って、便利なコトバ……。 でも、大人なんですから、節度をもってお願いしますねっ!? |
楓 | 私、お箸より重いものを持ったことがないので、 節度はもてませんね。残念です。 |
美波 | か、楓さ〜んっ! |
楓 | うふふっ♪ うふふっ♪ |
瑞樹 | |
奏 | ……ほら。はしゃいじゃってるでしょ。 うちの大人たちはズルいわよね。 |
涼 | はは……ホントにな。 かなわないよ、まったく。 |
○○P | お疲れさま。 |
楓 | お疲れさまです。 |
瑞樹 | お疲れさま! プロデューサー君が来たってことは、 そろそろ出発かしら? |
○○P | その前に……。 |
奏 | ……それは、今日の写真のデータ? もう見られるのね。 |
涼 | 本当か!? |
楓 | 見てみましょう。 ポチっと。 |
涼 | ああ。 …………おお。 |
瑞樹 | うんうん、綺麗に撮ってもらえたわね! |
美波 | そうですねっ。 どれもイキイキしていて……。 撮影して下さったスタッフの方々にお礼を言わないと。 |
楓 | どうですか? 涼ちゃん。 |
涼 | ……うん。 やっぱ、ステージで歌うのがアイドルだよなって、 あらためて思ったよ。当たり前の話だけどさ。 |
奏 | そうね。ステージで輝く一瞬……。 アイドルとして一番絵になる瞬間だわ。 |
涼 | 良かったよ。 自分でさ、胸張ってイイって思える 写真を撮ってもらえて。 |
奏 | ふふっ、最初はずっと不安そうな顔してたものね。 でも、涼はもう経験したわけじゃない? 次からは大丈夫でしょ。 |
涼 | ああ。それにさ、この写真見てわかったんだ。 最初に楓サンが言ってたとおりだったなって。 |
楓 | 私ですか? |
涼 | ああ。自然体でいいよって言ってくれたよな。 考えてみたらさ、ビリヤードの時も、ラクロスの時も、 最後はアタシらしく出来てたように思うんだ。 |
奏 | 闘争心むき出しで、熱く燃えてる感じだったわね。 たしかに、あれでこそ涼って感じだったわ。 |
美波 | えぇ。仲間といっしょに汗を流してる涼ちゃんも、 涼ちゃんらしかったと思いますよ。 |
楓 | 競いあって、支えあって、 お互いの魅力を引き出しあって。 そうやってアイドルは輝いていくのかもしれませんね。 |
涼 | うん。今回の仕事、最初はどうなることかと思ってたけど、 良い経験になったよ。あらためて、礼を言わせてくれ。 みんな、本当にありがとう! |
瑞樹 | うふふっ、それはお互い様だわ。 私だって、みんながいたから、 いつも以上に頑張れちゃったんだから! |
さっ、話は尽きないけれど、積もる話はそこまで! 打ち上げにとっておきましょ! | |
楓 | ええ、私たちの楽しい時間はこれからですよ♪ |
美波 | せっかくいい話だったのに! だから、ほどほどにお願いしますねっ! |
楓 | ああ。 『ほどほど』と『どぼどぼ』って似てませんか? |
瑞樹 | あらー、こぼさないように気をつけなきゃね! |
美波 | もう〜っ! |
奏 | うふふっ、大人ふたりの相手は美波にまかせてよさそうね。 私たちは、のんびりお茶でも飲んでましょうか。 |
涼 | だなっ。美波、まかせたっ! |
美波 | ええっ!結局いつもこういう役目……。 ふたりもたまには経験しよう! ねぇ……ねぇってばーっ! |