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TRPGで使えそうな雑学
6.セティ - 19/05/02 15:29:36 - ID:sLcXl2/9MQ
中世レベル(文明レベル3〜4)の金属加工では、通常の石炭を用いたかまどが用いられていましたが、これではあまり高熱を出せず、金属加工にも限界がありました。
西暦1700年初頭(ちょうど文明レベル5あたり)になって石炭をコークスに変える処置が開発され、これを用いる事でより、より高熱で燃焼可能な「高炉」が開発され、金属加工術も飛躍的上昇します。高炉は現代でも現役の技術です。タングステンなどの加工に高熱が必要な原石も、文明レベル4以下では精錬方法がなかったため利用されていませんでした。
さらに文明が進み、1800年代になると、電気分解によるアルミニウムの精錬が可能となりました。軽量かつ固いこの金属からジュラルミンなどの合金が生成され、戦闘機のボディ素材などに採用されています。実はアルミ自体は紀元前から知られており、当時は染料として使われており、金属としてのアルミニウムは、その当時は知られていませんでした。
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