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TRPGで使えそうな雑学
86.名無し - 22/09/05 22:04:06 - ID:jyGTYhN2/g
戦国時代が終わり大平の世が訪れた江戸時代の日本では、活躍の場を失った侍剣士による決闘が流行った。ちょうど、二刀流で有名な宮本武蔵が活躍した時代である。そんな中、刀術に対抗するための二つの新たな武器が開発された。
1.鎖鎌(くさりがま)
ドラクエ3の初期ウェポンとして有名になった武器。農機具の鎌の先端から、フレイルみたいな鎖が生えているアレ。鎖を投擲して相手の刀に絡ませ、相手の刀を封じつつ動きを止めておく間に、手元の鎌でとどめを刺しに行くというコンボで刀に対抗した。
2.杖術(じょうじゅつ)
Duel the moonのダブルセイバーの項目でも少しだけ触れられている短杖。長さ1.2メートルほどの短く軽い木の棒(杖)を用い、重い鉄の刀に対抗する。杖術にはこんな歌が残されている。「突けば槍、払えば薙刀、持たば太刀。杖はかくにも外れざりけり。」戦闘中に持つ場所を変える事で、あらゆる武器を模倣したという。この変幻自在性で刀術を圧倒したと伝わる。
さすがの宮本武蔵も、鎖鎌を相手にした際は負けそうになったという。彼は左手で小柄(ナイフ)を投擲する事で意表を突き、どうにか勝てた…要するに、決闘で手投げ武器を持ち込んだわけだ。刀だけでは勝てなかったのだろう。
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