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スキュラについての意見交換
0．
drachenriese - 19/08/09 12:34:25
スキュラに限らず、下半身が頭足類や複数の触手になっている亜人種族テンプレートや文化についての意見交換です。
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1．ヴぇｒｙ - 19/08/11 02:36:54 - ID:lDq4L4Urkw
スキュラの下半身から伸びる物が触手であれ動物の首であれ、スキュラの特徴と言えばその攻撃部位の多さと言えるでしょう。
第4版で再現するには、
「追加の腕」「追加の脚」「追加の頭」「攻撃部位」「両手利き」「多目標追尾」「追加攻撃回数」「締めつけ」「拘束」「特殊攻撃」「選択攻撃ルール」等を用います。
「サイズ修正」によっては「サイズ修正と攻撃範囲」の恩恵を受けます。
水棲生物としては
「水中適応」「呼吸不要/えら」「柔軟」「耐圧」「高速移動/水中」「水中会話」「暗視」「眼球防護膜」等
体色を変える擬態は「能動迷彩」、墨を吐き出すなら「特殊攻撃」「特殊効果」「知覚されにくい」等を用います。
2．ヴぇｒｙ - 19/08/11 14:12:55 - ID:lDq4L4Urkw
脚が複数の犬や蛇になっていたりして、「追加の頭」に思考を分担させ精神的行動の回数が増やせるなら「並列思考」を持たせても良いでしょう。
3．ヴぇｒｙ - 19/08/11 16:39:13 - ID:lDq4L4Urkw
再生能力を持っているなら、「HP再生」「部位再生」を。
第3版百鬼夜翔P78の部分的能力値を参考に、
特定の肉体部位にのみ常動型の有利な特徴に限定を施すなら
・腕（やそれに相当する部位、器用な舌や髪や尾など）1本分にのみは-20%
・すべての腕：-10%
・すべての脚：-30%
・顎だけ：-50%
・その他の部位：-20%〜-50%
スキュラの触手にのみ「HP再生」「部位再生」があるなら-10&の限定でしょう。
なお、百鬼夜翔には長時間の効果を持つ妖力を維持するためにはその間その効果に「集中」しないといけない限定「集中で維持：-20%」があります。
4．ヴぇｒｙ - 19/08/11 17:25:04 - ID:lDq4L4Urkw
スキュラの触手の再生能力を表現する例としては、
「HP再生/瞬時」[150CP] 1秒に10HP回復
「部位再生」[40CP]
に
「触手にのみ：-10%」「水中でないと効果半減：-15%」「集中で維持：-20%」「疲労するL5：-25%」「パワー修正/スキュラ的能力（スキュラ殺し的な効果で無効化される）：-10%」
合計-80%の限定を施せば、
「HP再生/瞬時」[30CP]
「部位再生」[4CP]
で、合計34CPになります。
これらの効果は
「発動時および維持1分毎に5FP消費して」
「回復効果に集中している間」
「触手にのみ毎秒10HP回復し、触手のHPが全快すれば再生完了する」
「ただし水中にいないと回復効果は半減し」
「スキュラ殺し的な技術（その世界である程度確立している技術体系）によって効果は阻害される」
ものとなります。
5．ヴぇｒｙ - 19/08/11 17:30:09 - ID:lDq4L4Urkw
>>4 限定後の「部位再生」
4CPではなく、8CPでした。なのでこの回復効果は38CPとなります。
ここでいう水中でないと効果半減は、「全身がつかるほどの水中」です。患部だけ水に浸せばいいというものではありません。
6．ヴぇｒｙ - 19/08/11 17:44:28 - ID:lDq4L4Urkw
スキュラ（古希: Σκύλλα, Skylla, ラテン語: Scylla）、あるいはスキュレー（古希: Σκύλλη, Skyllē）は、ギリシア神話に登場する怪物、あるいはメガラの王女の名。その名は「犬の子」を意味する。
カメラ・オブスクラ（ラテン語: camera obscura、「暗い部屋」「暗箱」の意味。カメラ・オブスキュラ、カメラ・オブスクーラとも）は、写真の原理による投影像を得る装置で、実用的な用途としてはもっぱら素描などのために使われた。写真術の歴史においても重要で、写真機を「カメラ」と呼ぶのはカメラ・オブスクラに由来する。
オブスキュラ（obscura）は「暗い、不明瞭な」の意。英語のオブスキュレイション（obscuration）は「あいまいにすること、暗黒化、もうろう」の意。
「まんがサイエンス」のカメラ専門家の1人カメラ・オブ・スキュラはこのネタに由来。画像出典はhttp://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1478614
7．ヴぇｒｙ - 19/08/11 18:16:33 - ID:lDq4L4Urkw
フューチャー・イズ・ワイルド（進化した生物）
現代地球から２億年後の世界ではイカが地上に進出したメガスクイドが挙げられています。
イカやタコのような制御しないといけない腕が沢山ある生物は頭がよく、進化する余地が沢山あるとか。
イカは心臓が複数あったり、触手を制御するための副脳的な機能を持っています。
「翠星のガルガンティア」というロボットアニメではヒディアーズという宇宙怪獣が出ますが、それは人類が人工進化する過程でイカ（のようなもの）になった姿です。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm21048629
因みに流氷の天使ことクリオネが捕食する際に展開する6本の触手のことをバッカルコーンという。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13162991
8．ヴぇｒｙ - 19/08/16 06:35:56 - ID:lDq4L4Urkw
とりあえず、触手が8本足として機能する場合、「追加の脚L3」[15CP]に長さに応じて「長い：SM+1ごとに+100%」を施します。
内、4本ほどが腕として機能するなら「追加の腕L4」[40CP]に以下の修正[+120%]を施して[88CP]になります。
・「脚の先についている：-30%」
・「柔軟に動く：+50%」
・「長い：SM+1ごとに+100%」
2本の腕よりも1本余分にあるごとに、「つかむ」「ふりほどく」すべての試みに+2の修正があります。また相手よりも腕の本数が多い時には、「押さえ込む」「押さえ込みから逃れる」試みに+3の修正があります。
SM+1のスキュラが上記の触手によるパンチ・キック（長さ2）の触手8本足（腕として使えるのは4本、移動には最低3本必要）は、118CP。
ついでに「締めつけ」[15CP]と「伸長L1」[6CP]も加えると139CP。
基本の体格はサイズ修正+1で足の長さ込で身長3m。触手（長さ2）を伸ばせば体長5ｍでパンチ・キックが長さ3、白兵武器の長さ+3（振りダメージはサイコロ1個につき+1）まで伸びます。
程度によっては「両手利き」「多目標追尾」「追加攻撃回数」。
「攻撃部位」ほど不器用ではないが手より不器用なら「指がない」とかも。
魔法がある世界なら、些細な生物発光は《光》を1CPで自動修得しているとか。
9．ヴぇｒｙ - 19/08/16 07:06:11 - ID:lDq4L4Urkw
水棲種族によくある特徴。以下の物は計66CP
「呼吸不要（えら-50%）」[10CP]
「水中適応」[10CP]
「耐圧L2」[20CP]
「高速移動/水中」[20CP]
「水中会話」[5CP]
「暗視L9」[9CP]
「鋭敏嗅覚・味覚L1」[2CP]
「眼球防護膜L1」[1CP]
「依存/大量の水/どこにでもある/1日毎」[-15CP]
生得の技能は<水泳：HT+1><生存/海：IQ±0>で4CPなど。
>>8の触手[139CP]と >>4-5の再生力[38CP]も合せると合計243CP
これに擬態能力や墨や攻撃回数も加わると相当CPコストが高くつきそうですね。
10．ヴぇｒｙ - 19/08/16 09:10:06 - ID:lDq4L4Urkw
ヌルヌルしているなら「すべりやすい」[2CP/レベル]
活動範囲に痕跡として粘液が残るなら、-5CPの「トレードマーク」のような要素を組み合わせます。
粘液を滴らせるのが他種族に対して不愉快（反応-1の「嫌な行動」）なら-5CPです。
《体力奪取》を生得の呪文として取得する場合、準備が（FP3点吸収1点回復につき）1分でもいいなら16CP、もっと早く吸奪したいなら「ヴァンパイアの噛みつき」などを。
タコの墨は煙幕、イカの墨はデコイのように機能するそうなので、とりあえず
専用技能<墨吐き>（敏捷力/難）技能で3FP消費して墨の塊を吐きます。発射口は噴射・射出するなら口や触手の先端、その場でまき散らすなら体のあちこちから発射します。
着弾・起爆地点から半径2ｍ(水中では4ｍ)の視覚-10の煙幕（持続時間10秒）が発生します。
最大射程10、正確さ1、連射1、弾数1日2発で再チャージ1時間、反動1の長射程攻撃扱い。
また、「増強選択」によってダメージ半減0、最大射程1（水中では0）の「噴射」や、自分を中心して煙幕をまき散らす効果に切り替えて使用することもできます。
は
「知覚されにくい/視覚 L10」 基本20CPに以下の修正（-4%）を施して20CPです。
・増強選択：+10%
・噴射：±0 ダメージ半減5、最大射程10、正確さ0、連射1、弾数無限、反動1の白兵武器として扱います。距離や目標の速度ペナルティは適用しない。
・離れた地点に効果：+50% ダメージ半減なし、最大射程100、正確さ3、連射1、弾数無限、反動1の長射程攻撃として扱います。持続時間は10秒です。
・水中：+20%
・有効距離延長/10倍（+30%に増強の限定「水中でのみ：-30%」）噴射には適用されない：+21%
・範囲に効果+L1（半径4m：+50%に増強の限定「水中でのみ：-30%」）：+35%
・疲労するL3：-15% 2FP消費
・不正確L2：-10%
・射程減少L3：-30% 射程10分の1で最大射程10に
・再チャージが必要/1時間：-30%
・回数制限/1日2回：-30% 弾数2に
・不快な副作用/墨がこびりつく/反応-1：-5%
・パワー修正/スキュラ的能力：-10%
・他の技能判定が必要：-10% 専用の「難」技能が必要
11．ヴぇｒｙ - 19/08/16 18:21:08 - ID:lDq4L4Urkw
タコのように貼りつく能力を応用して「ツタ渡り」「壁にはりつく」。
活動領域によっては「地形適用」や「気温の変化に強い」「変温動物」「無効化/船酔い：5CP」「無効化/潜水病：5CP」
「苦手/高温で乾燥した環境/よくある/毎分1D：-40CP」
・イカは本来の心臓の他に、2つの鰓（えら）心臓を持っている。鰓心臓は鰓に血液を急送する働きを担っている。
・イカは変温動物で体温がほぼ水温と同じ。寿命は巨大イカでも3〜5年。人間の体温でも火傷して弱る程デリケート。0℃以下で活動する変温動物の虫も人の体温で熱死することがある。
・イカの血は銅タンパク質であるヘモシアニンを含むために青色である（ほとんどの脊椎動物血液中に含まれる鉄タンパク質のヘモグロビンは赤色）。
・イカの中には漏斗から水を勢いよく噴出し、ジェット噴射の要領で空中に飛び出し、腕とヒレを広げた状態で滑空する種もいる
・日本は世界第一のイカ消費国であり、その消費量は世界の年間漁獲量のほぼ2分の1（2004年現在 約68万トン）とも言われている。また、イカの一種であるスルメイカは、日本で最も多く消費される魚介類である。
・一部ネット上では、腹筋が弱くて胃下垂の状態になっている幼児のお腹のことを、凹凸の無い体型と相まった身体のシルエットがイカの外套膜を想起させる事から、胃下垂（いかすい）とイカをかけて、「イカ腹」と呼ばれている。
12．ヴぇｒｙ - 19/08/18 05:04:39 - ID:lDq4L4Urkw
スキュラを大きく分けるとまず、
❶神話のように魔術的に歪められて誕生した種族。
❷ある程度の科学的根拠ある生物進化を辿ってきた知的種族。
❶の場合は、ファンタジーの中でもさらに歪められた存在なので、生物として不自然でも問題ありません。
男性の存在や頭部に至るまで異形かはまた別として、スキュラの下半身を幾つかのタイプを設けると。
�仝殿綣錙�ギリシア神話同様、６頭の犬を腹から生やした人魚のような姿をした人食い怪物。
��頭足種。最近の創作物によくあるパターンで、頭足類の脚を生やした姿。
�Ｎ擬惻錙��△硫屡梢箸梁慎喇�分の一本一本がそれぞれ竜蛇の上半身になっている。鰐とかもありなら、爬虫種と呼ぶべきか。
�さ�介種。��の鮫などの魚類版。シャチのような海棲哺乳類やヒトデやオウムガイの場合もある。
�ズ�虫種。��のムカデやカマキリのような昆虫版。節足動物に限らない。
�Δ修梁勝�上記に含まれないもの。植物だとアルラウネ、動物の下半身が生えているならラミアやアラクネとかの領分になります。
あたりになりますかね。モンコレ（モンスター・コレクションというカードゲームやシェアワールド作品群）に登場したスキュラを参考にしています。
動物の種類だけ（特に長虫状の生物）の数だけバリエーションができそうです。
13．ヴぇｒｙ - 19/08/18 05:27:54 - ID:lDq4L4Urkw
>>17
GURPS的には形状（身体部位の特徴）で大別するべきかもしれません。
モチーフがなんであれスキュラの下半身が
�（�数の触手になっている。
�∧�数の触手状の部位になっており、その先が他種族の頭部になっている（前肢が無い）。
�Ｊ�数の触手状の部位になっており、その先が他種族の上半身になっている（前肢がある）。
�ち箸濆腓錣札僖拭璽鶚，鉢△�別々に生えている。
�チ箸濆腓錣札僖拭璽鶚，鉢�が別々に生えている。
�Δ修梁勝�
�い鉢イ魯譽▲院璽垢離好�ュラと言えるでしょう。
例えば
下半身が6つの犬の上半身と、頭足類の触手の両方を生やした後世解釈神話版スキュラや、
下半身が6つの蛇の頭と12本の蛸の足になっているソードワールド版のような。
14．ヴぇｒｙ - 19/08/20 04:14:29 - ID:lDq4L4Urkw
個人的な采配になりますが、
気体・液体の吸入口と貯水機能を表現する場合、
2CP ペイロードL4/（液体以下の密度のもののみ-50%）
3CP 追加の口L1（会話に使えない-40%）
とかどうでしょう。
●液体を発射する能力は
50CP 体液噴射（アクアジェット）
「特殊攻撃」 叩きダメージ：5CP/L 威力5 基本25CP
修正は計+100% 合計50CP
噴射±0%
水中+20%
手加減可能：+5%
突き飛ばし2倍+20%
副次効果/朦朧状態+50%
ダメージ限定/負傷なし：-50%
トリガー/充分な水分/どこにでも：-10%
パワー修正/スキュラ的能力-10%
疲労する：-5%/1FP
●水を噴射して滑空するイカを再現する場合、
30CP 滑空能力+水噴射による飛行
「飛行（滑空：-50%）」[20CP]
残り20CP分に以下の限定で-50%で10CP
トリガー/充分な水分-10%。
必要行動/体液を噴射-10%
不快な副作用/体液を撒き散らす-5%
パワー修正/スキュラ的能力-10%
疲労するL3-15%
15．ヴぇｒｙ - 19/08/20 04:24:41 - ID:lDq4L4Urkw
>>14 吹っ飛ばし 突き飛ばしについて
突き飛ばせる距離は、
第3版では基本ダメージ÷8mの距離、
第4版（2巻P37）では、基本ダメージ÷「相手の体力-2」点ごとに1ｍとなっている。
「突き飛ばし2倍」があるなら威力レベル1につき基本ダメージ期待値7。
人間（ST16以下）を飛ばすなら1ｍにつき威力2L欲しい。
威力10あれば、10d×2÷「相手のST-2」メートル突き飛ばせる。
威力5の>>14の体液噴射を常人（ST10）に当てると、5d×2÷「相手のST-2」メートル（1〜7m強）突き飛ばせる。
CPが重い場合、他の「特殊攻撃」とかの選択攻撃の一部としてCPを節約すると良いだろう。
16．ヴぇｒｙ - 19/08/20 04:31:51 - ID:lDq4L4Urkw
>>14 ●液体を発射する能力 の計算ミス
は修正+100で50CPではなく、+30%で33CP
17．ヴぇｒｙ - 19/08/24 03:00:30 - ID:lDq4L4Urkw
ポンプ器官用の吸入口にも応用できる「追加の口」の案
●「追加の口」[5CP/追加の口1つにつき] の機能を分割する限定。
「追加の口」に関する特別限定の提案なのですが、口は大きく分けて5種類の機能に分けることができます。
1.「歯で噛みついたり、息や声の発射口としての攻撃器官」
2.「呼吸器官」
3.「飲食による栄養補給器官や咥えた物の格納器官」
4.「味覚等による知覚器官」
5.「会話をするための発声器官」
このいずれかの機能を封じることで、限定となるようにしたいです。役割の重要度からして
1.「攻撃器官に使えない」-10%
2.「呼吸器官に使えない」-20% 「呼吸不要」次第では選択不可。
3.「補給器官に使えない」-20% 「咥えられない・口内に格納できない」のはこれの内-10%分。
4.「知覚器官に使えない」-10% 触覚などはあります。「嗅覚・味覚消失」があるなら選択不可。
5.「発声器官に使えない」-40% 「音は出せるが言語・詠唱には使えない」（部分的な「会話できない」）のはこれの内-20%、どちらにしても「会話できない」があるなら選択不可。
という限定になるのはいかがでしょうか。
なお逆に、口がその機能しかできない場合、上記の限定の%を100から引いた%になります。
「攻撃器官にしか使えない」など、他の特徴（「攻撃部位」や「追加の腕」）で代替可能になる場合の限定は基本的に不可です。
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