最終更新: tyounekogami 2023年12月30日(土) 11:03:45履歴
一応、フェイクトゥルフ用としていますが、地球とは独立した並行世界の勢力としても使えるようにします。また、地球とは行き来できるファンタジー世界もあり、そこでは強力な怪獣は自然神や精霊王のような立ち位置にいます。
東宝制作の特撮映画「怪獣総進撃」に登場する宇宙人「キラアク星人」。
フェイクトゥルフでは
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彼女らは地球の龍脈を狙っており、密かに地球の地質と空間の調査を行なっています。また、怪異含む多種族の洗脳実験も行なっています。現時点では人類に協力して人々を怪異から守ろうとする友好的な勢力ですが、時が来れば怪獣の様な大妖怪達を世界中で暴れさせるつもりです。
彼女らの本当の姿は5cm〜20cmぐらいの大きさの熱を帯びた鉱物で、念話と念力を応用して物を扱います。鉱物のサイズや見た目は個体差があり、宝石のような者もいます。鉱物の美しさや性質は彼女らのヒエラルキーにも関わっています。
彼女らの母星「ゼキラスドール」は惑星や衛星そのものが霊脈の集積回路となっています。天体規模の情報媒体でありハイパースペースのハブとしても機能していますが、惑星本体が多層的超空間にほとんど沈み込んでおり、実体世界に存在する惑星体は氷山の一角的なものに過ぎません。彼女らの肉体の核の鉱物は言わばネットワークと着脱可能な情報保存媒体であり、その根源的な姿はエネルギー生命体そのもので、肉体には替えがきいたり、死んでも集合意識に還元されるとされています。地球でいう「あの世」や「ドリームランド」に相当する一定規模の集合意識領域を彼女たちも持っており、「シェルドレイク・スフィア」と呼んでいます。彼女たちは集合意識領域を整備し、制御する技術を持っています。人類の集合知が生み出す叡智圏(ノウアスフィア)は、彼女達からすればこれから生まれてこようとする後輩のようなものです。
因みに現実の地球のイギリスの元ケンブリッジ大学フェロー、生物学者、超心理学者のルパート・シェルドレイクは、記憶や経験は脳ではなく、種ごとサーバのような場所に保存されており、脳は単なる受信機に過ぎず、記憶喪失の回復が起こるのもこれで説明が付く、という仮説も提唱しています。
キラアクスの活動目的は宇宙の龍脈(単なる地脈ではなく、複数の次元にまたいで流れている超巨大霊脈であり、知性体の集合意識や並行世界の樹形図にも繋がる超次元ネットワーク)の形成・制御です。最終的に宇宙や多次元宇宙そのものを神経網・脳神経とする上位存在を生み出し、その制御権を握るつもりです。
彼女らは星辰の配置に呼応して地球の龍脈や、龍穴が他世界との門(それも他に類を見ないほど莫大な数の異世界とのリンク)になっていることを知り、それらを秘密裏に研究調査しています。妖怪達の「隠れ里」(大規模な支配領域)にも興味を持っているようです。
また、研究機器の一部をビルサルドから支援されていますが、彼らが惑星にナノマシンを打ち込んで環境制御しようと目論んでいることに気付いています(彼女たちは密かにビルサルドを出し抜こうと画策しています)。
集合意識を用いながらも肉体に固執するムスハビュラとは馬が合いません。
なお、彼女らは「炎の龍」を信仰しており、その宗教には「ギドラ」も含まれています。エクシフとは何らかの繋がりがあるようです。因みにエクシフのゲマトロン演算結晶体は一部のキラアクスの核に似ているようです。
←ゲマトロン演算結晶体 画像出典 |
キラアクスは種族的に「忠臣蔵」のような復讐譚は嫌いの御様子。彼女らにしてみれば、知性体は生産的に生命進化・文明発展に参加すべきであり、生存競争や利害で争うのは良くても、恨みや憎しみの感情を引きずり他者を潰そうとすることは非生産的で愚かな行為と感じるようです。
キラアクスはあえて四大に当てはめるなら「火」属性です。
- 女性しかいない。というより基本は無性で擬態が女性体のみなのかもしれない。
- 代表的能力は高度な科学技術と「テレパシー」や「サイコキネシス」能力など。それらを応用した人間擬態能力。生身は仮初の部位でしかなく、再構築が可能。
- 本体が鉱物生命体なので、極環境に強く、ほぼ不老。ただし、低温下では人型を維持できない。
- 核となる鉱物は中継器のようなもので、精神は彼女らの普遍的無意識とも呼べるサーバーに保存されているため、肉体的な死は恐れない。ただし、地球に来ている先遣隊は、敵勢力との接触を考慮して、ある程度スタンドアローンな者も少なくない。
- 地脈や空間の観測能力による「土地を読む力」を持つ。
- 怪異にも通じる非常に強力な洗脳能力を持つ。
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