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tyounekogami 2024年09月25日(水) 02:54:29履歴
![]() 画像出典:いらすとや | ●参考文献 Wikipedia:グール ニコニコ大百科:グール ピクシブ百科事典:グール ピクシブ百科事典:グール(クトゥルフ神話) 食屍鬼写本及び「納骨堂の神」モルディギアン 初めてでもよく分かるクトゥルフ講座 第十四回 グールってなぁに? モルディギアンってなぁに? 「納骨堂神教団」はモルディギアンの教団の一つであり『食屍鬼写本』にはモルディギアンとその教団の詳細が書かれているといわれている。 ニコニコ大百科:納骨堂の神モルディギアン ニコニコ大百科:葬儀屋の神キノトグリスまたはエテプセド=エグニス ニコニコ大百科:クトゥルフの子孫にてラブクラフトの先祖、または食屍鬼の神シャーラッシュ=ホー ニコニコ大百科:喰屍鬼の父ナグーブ |
元々人間(あるいはそれ以外の種族)だったものが、同族を喰らううちに、生きたままでありながら、呼吸せず心臓の鼓動もない、死体の様な体に変化していくのだと伝えられています。
下水道や地下墳墓などに住み着いており、稀に生きた肉を食べることもあります。
アンデッドとして扱われますが、自分の意志を持って行動できます。
しかし、邪悪ではあるが、凶暴と言うよりは享楽的で怠惰な種族なので、似たような性格(生活)の者なら、仲間として受け入れてもらえることもあります。
グールとともに暮らしていると、やがて当人もグールに変化していきます。
グールの中には優れた戦士や魔法使いもまじっています。
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ルナル(第3版)におけるグールのデフォルトステータス
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ユエル(第4版)におけるグールのデフォルトステータス
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GURPS Cthulhu Punkのデータです。古い情報のため、現在の解釈とは異なる点があります。
この部分記事は作りかけです。クトゥルフ神話TRPGのコンバート(しかしそれそのものではなく、多分にアレンジが加わっている)であるガープスフェイクトゥルフにおけるグール。怪異の一種としてデザインされている(予定)。
フェイクトゥルフにおける「怪異」は、妖魔夜行・百鬼夜翔における「妖怪」を含んでいる。しかし、フェイクトゥルフ独自の怪異は、人々の認識の力「承認力」を必ずしも必要としない(つまり本物の異世界生物や人外種族)。
グールはクトゥルフ神話において「屍喰鬼」か「喰屍鬼」と訳されることもあります。ここでは和名を「喰屍鬼」に統一します。
グールは伝承やサブカルによって様々な解釈が生じ、設定が錯綜している妖怪です。フェイクトゥルフのグールは、以下の4種の系譜に大別されます。それぞれ全く独立した種族に見えますが、人肉を好む点と人間をグール化させる点は共通しています。トキオ・グール以外は「妖怪」と扱います。
[[フェラル・グール>グール#Feral_Ghoul]]
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↑画像出典:とり夫 | |
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↑星乃だーつ グーテンベルグの娘 http://darts.kirara.st/ | |
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↑マゼラン |
フェラル・グールは妖怪かつアンデッドとして扱います。
[[ペイガン・グール>グール#Pagan_Ghoul]]
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画像出典:山下 和真 | ↑氏家まさら | ↑シロ夜 | |
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↑星乃だーつ グーテンベルグの娘 http://darts.kirara.st/ | ↑【素材中心】InfinityPiles (https://infinitypiles.booth.pm/) | ↑たろろ |
クトゥルフ神話のグールは、犬のような顔と蹄を持つ怪物で、ゴムのような黄色い皮膚、鼻が曲がるような異臭を放つとされます。通常は地下に住んで死体を漁っていますが、死体が見つからなければ地上に行って餌を作ります。グールの子と人間の子を取り換えてグールとして育てる他、人間がグールと共に生活を続けるとグールに変貌してしまうそうです。
フェイクトゥルフでは生来の姿が人に近い理性的なグールは、アラビアン・グールかトキオ・グールに属するものとして扱います。
ペイガン・グールは禁断魔術《グールとの接触》の対象種族です。
ペイガン・グールは主に「墓の間を徘徊する者にして全てのグールの父シューラン=ホー」や「納骨堂の神たる旧支配者モルディギアン」を崇拝しているとされます。なおこの2名は同一視されることがあります。
●種族の特徴
身長・体重は種族補正を適用する前の体力から「体格表」で算出します。
個体差が激しく、グールらしい範囲(GM判断)で、特殊的・超常的な能力を獲得する個体もいます。
人間に化ける者もいます(人間への「変身」は基本15CPです)が、人間社会に溶け込むには清算しなければならない特徴が幾つかあります(「財産」や「嫌な行動/衛生概念の欠如」など)。
人間とは異なる生命法則で動いていおり、「呼吸不要」「負傷耐性/無生物」「無効化/代謝性の危険」を持ちます。しかしゾンビほど“死体そのもの”ではなく、出血も重要器官もあります。
種族テンプレートが含む「嫌な行動」は「嫌な種族の行動」です。
「伝染性の攻撃」によって「種族テンプレート/ペイガン・グール」を取得することになったキャラクターは、必要なCPを払えない場合、GMの判断で「弱み」の悪化、「制御できない衝動/人の死体を食べる(6)」[-30cp*]、「呪われている」[-75cp]などを与えることによってCPを調節します。
[[アラビアン・グール>グール#Arabian_Ghoul]]
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↑画像出典:星乃だーつ グーテンベルグの娘 http://darts.kirara.st/ | ||
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画像出典:いらすとや | 著作権フリー画像素材集 |
このグールは雄雌で外見が大きく異なります。美女やハイエナによく化けます(なお、ハイエナは雌上位です)。グールの女性形は「グーラー」です。アラビアン・グールの基本的な見た目は、人間そっくりですが、どこか人間離れした顔つきをしています(顔がやけに長いとか、目が飛び出しているとか、鼻が象のように伸びているとか……)。フェラル・グールやペイガン・グールを従えていることもあり、しばしば人狼やヴァンパイアと混同されます。
アラブ伝承におけるグールは高い不死性・再生能力・復活能力が大きな武器です。首や手足を落とされてもすぐに回復してしまい、しかもとどめを刺すと逆に元通りになるため、やられそうになると負傷をリセットするために「とどめを刺せ」と罠を仕掛けてくるのです。
アラビアン・グールは伝承によると、砂漠に住み、体色と姿を変えられる悪魔であり、特にハイエナを装います。墓をあさって人間の死体を食べたり、小さな子供を食べたりします。また旅行者を砂漠の奥まで誘い込み、彼らを殺して食べたりもします。
民話ではグールが集団の誰かに化けていてこっそりと人間を食べるという話があります。グーラーは美女に化けて、その性的魅力によって魅了した男を食べると言われています。グールには雌雄があり、卵から生まれ、雌は子供に授乳して育てます。人間がグーラーの乳を吸うと乳兄弟になってグールと仲間になれます。アラブの民話では人間と会話が出来る知能や社会性をもった存在として描かれており、民話にはグールとの会話も頻繁に登場します。その一方で、一部の民話では道義的な教えを説く存在として善良なグールも存在し、アッラーによって生み出されたジンとされることもあります。
アラビアン・グールは鉄や聖句を恐れており、鉄剣の携行や、アザーン(礼拝への呼びかけ)を繰り返し唱えることで襲われないという言い伝えもあります。
[[トキオ・グール>グール#Tokyo_Ghoul]]
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画像出典:星宮あき | 画像出典:SHIROABESAN |
東京喰種の喰種(グール)は、食性が人肉のみに限定された肉食の亜人種。反社会的な食性から公的に駆逐対象とされており、喰種対策局と呼ばれる専門の行政機関が設立されています。通常時は人間との外見的な差異が無く、条件付きで交配も可能であるなど、限りなく人間に近い種として描かれています。その反面、身体能力は極めて高く、数mを跳躍する脚力や素手で人体を貫く膂力を有し、個体差はあるが成体ではヒトの4〜7倍の筋力があるとされます。程度の軽い擦過傷や切傷であれば一瞬、骨折でも一晩程度で治癒する回復能力を有し、また銃弾や刃物などの一般武器では傷一つ付かないほど耐久性にも優れています。感覚器官も非常に鋭く、遠方から近づく人物の体臭を嗅ぎ分けられ、雑踏の中から足音を聞き分けることもできます。寿命は明言されていませんが人間のように老化した喰種が登場しており、主要器官に致命傷を負えば死ぬことから不老不死ではありません。捕食もしくは交戦時には赫眼という赤目状態になり、身体から赫子が発現するため人間と見分けやすくなります。喰種対策法においてもこれらの確認を以て対象を喰種と判断する旨を定めています。
日本でも災害で多数の死者が出た時、何故か死んだはずの人間の戸籍が使われている場合がありますが、これは北朝鮮工作員の「背乗り」(はいのり)だけでなく、グールの仕業なのかもしれません。人界グールの有力者は、人間社会の暗部と強い繋がりを持つことが多いです。中には警察と手を組んでいる者もいます。
- 普通にグールの雄雌が番いとなり子供を産む場合です。トキオ・グール以外のグールは卵生です。乳児は母乳で育ちます。
- 同棲した人間をグールに変化させる場合です。これは呪いのようなものですが、特定のグール氏族の文化には、選んだ人間を「花嫁(花婿)」として血族に向かい入れる風習もあります(中には強引に花嫁をさらってしまうグールもいます)。またグールの子供を人間の子供とチェンジリングをすることもあります。グールの母乳で育てられた子供もまたグールになります。グールがチェンジリングをする理由は諸説あります。アラビアン・グールの場合は魔術儀式の一種として、人間の霊的アカウントを取り込み、人界に自分達の因子を紛れ込ませる意図があるようです。
- グールの毒で、人間がグール化した場合です。これは基本的に理性を失いフェラル・グールになることが多いため、厄介ごとの種になります。理性を失わずグール化した者を、その「親」が「養い子」として面倒を見る風習もあります。無計画にフェラル・グールを増やすようなグールは現代ではほぼ淘汰されています。
ゾンビ化した際のテンプレートは、もとが社会人なら、以下の鋳型を参照。知力5以下になると言語を理解できなくなるので注意。CPの調整は「呪われている」[-75]、「会話できない」[-15]、「財産/どん底」[-25]、「創造力がない」[-5]、「苦手/破邪の領域/ときどき/ダメージ頻度/毎分1D」[-20]等を加えて調整してよい。
作るには天然のハイエナ(変身したものではない)から採った毛皮と、グールの体液や魔法の薬品等と<錬金術>レベル14以上が必要。製作費は1000$。地位や階級あるグールと一部の魔女を除き、製作方法はほとんど知られていない。
グールはこれを体のどこかに巻いた状態で《人間変身》や《変身/ハイエナ》の呪文を使用すると、持続時間が1日に変化し、準備時間が半分に短縮(端数切捨て)、消費エネルギー(詠唱・維持の両方)が2点軽減されるようになる。
目標の特定事項についての知識を、奪い取れます。医学・学術・技術・芸術・専門・趣味・言語系に属する技能を1つ奪えます。GMの判断次第では、社会系・盗賊系の精神技能や個人的な記憶も奪えてもいいでしょう。
技能を奪うと、目標が技能に費やしたCPを、術者がその技能に使ったかのように、技能レベルが決まります。術者が持っている特徴などで、技能レベルは普通に修正されます。もとの目標がどんな特徴を持っていても、術者の技能レベルには影響しません。
同時に奪える技能の、費やしているCPの合計は、威力レベル×1CPを越えることはできません。
一度には1つしか奪えません。威力レベルぎりぎりまで、中途半端に奪うこともできます。余ったCPは、どこかに消えてしまいます。
術を逆転させて返す(捨てる)か、術者が死ぬまで、奪われた技能は返って来ません。
3ターンの間、目標に触れながら集中します。
4ターン目の始めに、精度レベルで判定します。目標は、寝たり縛られたりといった無力な状態でなければなりませんが、「意志力」(知力±意志の強さ・弱さ)で抵抗できます。
★特別限定:どれか一系列の技能か、個人的な記憶しか奪えません。-50%
★特別限定:威力レベルが許す限り、複数の技能をまとめて奪えます。ただし相手を殺して、脳か心臓を喰らわねばなりません。-50%
オリジナル呪文以外は、ユエルのソーサラー専用呪文のデータです(一部、ルナルのものと統合変化しています)。
前提に“邪悪な宗教”の「宗教階級」を必要とする呪文は、多くの世界において禁呪扱いされているものです。魔法の管理機構が公的に存在している場合、禁呪は修得すること自体が世を乱す犯罪行為(合法レベル1以下)とみなされます。
グールの呪文使いがいる比率は、数十体中1体、中小規模の巣の中に1体ほどです。大抵は群れのリーダーや副官ポジションにいます(ルナルで言うところのゴブリン・ソーサラーぐらいのバランスです)。
フェイクトゥルフにおいては、MD(精神的耐久力)を既存の呪文消費エネルギー替わりに(あるいはそれらと分担して)使用することができます。ただし、MDが0以下になるような消費の仕方はできません。なお、グールや怪異にはMDはありません(MDは“正気度”よりも、人間性や人の魂としての側面が強いです)。
このページへのコメント
「種族テンプレート/トキオ・グール」も見てみたいです…。
>《刻印虫》
そうか、型月の蟲爺さんはグールだったのか…?
グールについてのデータ作成、まことにありがとうございます。
フェイクトゥルフでも、『怪異』としてグールのデータを作成して下さると、うれしいのですが…。