最終更新:ID:LfilqpaITQ 2018年01月05日(金) 11:19:56履歴
主に、黒の月の下位種族との戦闘の検証が主目的な簡易シナリオです。
PCが4〜6体(最低でも1、2体以上は戦闘特化型の編制で)いることを想定したバランスです。
初回シナリオはGMのブランクの回復や、推敲素材の検出も主目的に含まれています。
物語の舞台はグラダス半島東部の境界都市アリクビです。
PCらはここでワマンチ教団なる組織の実験の被検体となり、夢の世界で戦闘シミュレーションを行います。
・ガープスルナル文庫版基準。
・及び他サプリ(マジック文庫版、マーシャルアーツ文庫版、ルナルモンスター等)。
・当GMは完訳版等を倉庫ごと遺失している為、基本的には、ルナル文庫版に詳細が載っている種族・信仰のみが助かります。
・各PL1名につき新規100cpキャラ1名か、木魚氏のシナリオに参加した継続110cp以下キャラ1名。
・夢の中のアバター扱いで、もう1体戦闘用PCを切り替えて参加させても良いです。(つまりPL1名につきPCを最大2体操作できます)。
・報酬はシナリオクリアでPC各500ムーナと5cp。
・推奨キャラ。戦闘に向いているキャラ。和マンチ戦闘特化歓迎。
・戦闘時にNPCの随伴は不可。(随伴できても控室のようなところまで。PCから100m以内の安全圏にいると扱える)。
・○○作成等によるNPC召喚は、戦闘開始してからなら自前で作成で可。
・戦闘参加している味方NPCは、進行都合上、操作はそれを使役している(あるいは手持ち無沙汰になった)PLに委ねる可能性大。
細かいルール裁定はシステムに関するGM裁定(随時更新)。
- PCの自己紹介と世界観・時事や物語導入の簡易説明「導入フェイズ」
- 情報収集と路銀稼ぎが主目的の「調査フェイズ」
- シナリオの山場である戦闘1回がある「戦闘フェイズ」
調査フェイズは朝昼夕夜にそれぞれ各PCは1度特定の場所で情報収集が可能です。
猶予は「1日目の朝〜昼/昼〜夕/夕〜夜/夜〜朝/2日目の朝〜昼」の計5サイクルですが、ちゃんと睡眠をとる場合、最低でも自身の手番1サイクルは睡眠で消費されます。
調査しなくても、戦闘フェイズで勝利すればシナリオクリアです。
境界都市アリクビにある宿か、誰かが所属している信仰関連の宿泊施設で一晩明かした後の朝食時、PC一同の回想から物語は始まります。
PLは自分のPCがとる導入A・Bの好きな方(或は両方)を選択し、PCの自己紹介を挟みつつ簡単なPC間の交流を行います。
境界都市アリクビは双子の月の八大神の神殿がそれなりの規模で存在します。
各神殿は互いに高度な連携を取り合っており、PCが情報収集を行う際は、どの神殿からでも情報を仕入れることができます。
ただし、代価として最低でも四半日は神殿関連業務の手伝いをさせられることでしょう。
アリクビには、八大神の信仰による技能ボーナスに対応する大抵の業務が存在していて常に人手不足です。
バドッカから多様な人種が流れ込んでいる為、特に通訳関連の仕事に需要があります。
町は夏祭りの為、皆忙しそうだ。PCは各神殿から手伝いを頼まれる。関連業務に対応する技能判定を行い、PCらの合計成功度5点につきハンドアウト1つ分の情報が手に入る。
どういう技能を使い手伝いをしたかは、GMが納得できる範囲でPLが決めれる。
一度に使用できる技能の数は最大で5つまで。
合計成功度には失敗度もマイナスに換算する。
1つの神殿関連業務で一度に同じ技能は2度以上使えない。
呪文は成功度5以上で2と扱い、成功度1以上5未満は1と扱う。
クリティカルは成功度にさらに+1
ファンブルは1Dのダメージを受ける。
クリティカルとファンブルは1つずつ相殺可能。
報酬は合計成功度×10ムーナ。上限は200ムーナ。
酒場等で手っ取り早く情報収集したい場合、反応表15以上にならないとただでは情報は手に入らない。
この都市はバドッカの近隣にあるだけに、情報は相応の価値を有する。反応表15に1足りない分につき100ムーナ払わないと最低限の情報(ワマンチ教団の戦闘実験の相手は礫の虎狼であること)ぐらいしか手に入らない。
神殿関連業務の手伝いをする場合、各神殿の独自技能やボーナス技能に対応する業務が主になります。
主に、独自の技能「ガヤン・ネット/ソードブレーカー/投極術」や、
ボーナス技能の「ネット/投げ縄/追跡/法律/外交/嘘発見/偽造/尋問/商人/管理/指揮/犯罪学/地域知識」で判定。
主に、「バトル・ファン/ファンブロック/サリカの舞い/記憶術/看護」や、
ボーナス技能の「交渉(裏社会)/社交/礼儀作法/外交/指導/農業/気象学/身振り/各言語技能」で判定。
主に、独自の技能主「本格処理/錬金術/博物学/占星術」や、
ボーナス技能の「各言語系技能/医師/応急処置/手術/診断/紋章学/化学/研究/考古学/神秘学/人類学/数字/歴史/絵画/書道/動植物知識」で判定。
主に、独自の技能「パイリング・ハンマー/準備:斧・メイス」や、
ボーナス技能の「盾/彫刻/革細工/大工/陶芸/宝石屋/木工/技師/生存」で判定。
主に、独自の技能「シャストアのマント、フェイシング」や、
ボーナス技能の「吟遊詩人/演技/演劇/変装/言いくるめ/交渉/隠匿/文字/作詞/記録/偽装/偽造」で判定。
主に、独自の技能「九節鞭/シールド・バトン/アルリアナの踊り/蹴打術/錬金術/催眠術」や、
ボーナス技能の「軽業/跳躍/性的魅力/社交/交渉/脱出/心理学」で判定。
主に、独自の技能「インペイラー/致命傷:種別/槍投げ器」や、
ボーナス技能の「隠匿/嘘発見/鍵開け/偽装/交渉/忍び/すり/脱出/探索/追跡/登攀/読唇術/尾行/罠/賭博」で判定。
主に、独自の技能「ブロウバグパイプ、ハープ・ボウ、腹話術」や、
ボーナス技能の「吟遊詩人/楽器/歌唱/読唇術/調理/造船/航法/生存/釣り/船乗り/ボート/水泳」で判定。
ただし、あまり非人道的な手段をとっていると色んな勢力に捕まってペナルティが入ります。
(ペナルティが特に思いつかなかった場合は、調査参加不能化+シナリオ中永続ダメージ・疲労1〜3D点)。
この実験に参加しないと、シナリオは失敗扱いです。
セッション時間を考慮して、GM・PLは調査フェイズ及びその余剰サイクルを飛ばして実験のある日時に移行することができます。
実験時は仮想世界での戦闘になりますが、たまに他人の意識が混在するようで、PLこの時にアバターとして用意しておいた他PC1名を戦闘参加させることができます。
アバターの参加は戦闘開始時からで、途中からは不可です。また、調査フェイズ以前のPCと切り替えるように交代して参加させることもできます。
アバターは世界のどこかにいる者の意識で、突然戦闘参加しても、元々いたPCの目的や意図をすぐさま理解し引き継ぎます。
この戦闘で勝利すると、シナリオクリアとなります。
PCが破れたり、敗北宣言したり、戦闘続行不可能とGMが判断した場合、シナリオは一応クリアですが、導入Bの少女の望みは叶えられないまま終わります。
実験終了時刻は夕方より少し前です。もしも導入Bの少女の下に彼女の妹を連れていく場合、安息日の夕方頃になるでしょう。
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