センサー

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有志による情報提供。（機械的処理のため、誤字脱字を含む可能性大）

　『ベーシックセット』第17章「科学技術とアーティファクト」p.445/125「電子機器」より。

センサー（SENSORS）　B445P/125P

　センサーを使うと、使用者は感知に関わる有利な特徴（「赤外線視覚」「望遠視覚」など）を1つ、ないしそれ以上得ます。多くのセンサーについての数値は、第8章「装備」の「保安・監視機器」「センサー機器」「武器や戦闘用の付属品」（279ページ）を見てください。

センサーの大別

　センサーは大きく次の4つに分類されます。

ハンズフリー：　Hands-Free Sensors

[[ハンズフリー>センサー#Hands-Free_Sensors]]

　センサーはゴーグル・眼鏡・ヘルメットのバイザーなどとして着用されます。スイッチの切り替えには、1回の「準備」行動が必要です。一度起動すると、常に機能します。光学センサーはふつう裸眼視力と置き換わりますが、周辺の視野を制限するのがふつうです。これを取り除くには、1ターン「準備」してスイッチを切るか、センサーを外してください。

手持ち：　Manual Sensors

[[手持ち>センサー#Manual_Sensors]]

　双眼鏡・手持ち望遠鏡・金属探知器・スピードガン・および同種の手で構える器具は、一般的にハンズフリーの機器よりも強力で有効距離も長くなっています。しかし操作するには片手か両手が必要です。このセンサーを使うためには、操作者は連続して「狙い」行動をとらなければなりません。それは速やかな移動や攻撃を妨げます。

サイト：　Sights

[[サイト>センサー#Sights]]

　武器やカメラなどに装着されたセンサーです――ふつう狙いをつける役に立ちます。サイトを使うためには、その機器を装着したものを準備していなければなりません（片手か両手が必要です）。もしセンサーが武器に装着されているときには、使用者は狙いをつけて攻撃したときだけ、その恩恵を受けます。発射することなく、サイトを通して観察するときには「狙い」の戦闘行動が必要です。手持ちのセンサーと同じです。

乗り物用・マウント：　Vehicular or Mounted Sensors

[[乗り物用・マウント>センサー#Vehicular_or_Mounted_Sensors]]

　乗り物やトライポッドにマウントされている長距離センサーです。大半は情報をスクリーンや同種の出力装置に表示します。使用者は装置の隣で座り・膝立ち・直立状態のいずれかの姿勢で操作しなければなりません。こうしたセンサーは、使用者が手で持たなければならないときには「手持ち」（例：TL6～7の“アナログ"レーダー・ソナー）になります。「ハンズフリー」のものもあります（例：ヘッドアップディスプレイにデータを表示するデジタル式センサー）――その場合、使用しながら他の行動ができます。

センサーの使用（Using Sensors）　B445P/125P

[[センサーの使用>センサー#Using_Sensors]]

　センサーが使用者にまったく新しい感覚を与える場合（例えば人間のためのレーダー）、使用者は〈電子機器操作/センサー>判定を行なわなければなりません。すでにもっている感覚を増強させるだけの場合、通常の知覚判定を行ないます――しかし、並はずれて複雑なセンサーの場合、〈電子機器操作〉や他の技能を必要とするかもしれません。例えば人間の場合、ふつうの望遠鏡を使用するためには視覚判定が必要ですが、巨大な天文観測用望遠鏡を使用するためには〈天文学〉判定が必要かもしれません。

パッシブ視覚センサー（Passive Visual Sensors）　B445P/125P

[[パッシブ視覚センサー>センサー#Passive_Visual_Sensors]]

　これらのシステムは通常の視覚のように働きますが、人間の視覚の限界を拡張するものです。上で説明した4つの分類いずれでも利用可能です。

光学望遠鏡：　Telescopic Optics

[[光学望遠鏡>センサー#Telescopic_Optics]]

　望遠鏡・双眼鏡・電子光学スコープなどで、「望遠視覚」を与えます。

倍率	レベル
2～3倍	1
4～7倍	2
8～15倍	3
16～31倍	4

　以降のレベルも同じ比率です。

画像増幅器（TL7）：　Image Intensifiers

[[画像増幅器>センサー#Image_Intensifiers]]

　もっともよくある“暗視装置”は、間接光を電子的に増幅して、単色の（ふつう緑）画像を生成します。完全な闇・霧などの中では機能しません。こうした器具は「暗視」を与えます。レベルはTL7初期なら7レベル、TL8以上なら9レベルまで変動します。より優秀なシステムは電子光学的増幅装置を含んでおり、持ち運び可能なシステムであれば「望遠視覚1～4レベル」、乗り物用システムならそれ以上のレベルを与えます。

熱映像センサー（TL8）：　Thermal Imaging Sensors

[[熱映像センサー>センサー#Thermal_Imaging_Sensors]]

　異なる温度の物質から放射される赤外線の分布を検知して、周囲の状況を擬似的なカラー映像として構築します。完全な闇・煙などの中では機能しません。使用者は「赤外線視覚」（65ページ）があるかのようにものを見ることができます。「望遠視覚1～3レベル」があることもしばしばです。ほとんどのものは画像増幅器より2～3倍重く、4～6倍高価です。

域外映像センサー（TL9）：　Hyperspectral Imaging Sensors

[[域外映像センサー>センサー#Hyperspectral_Imaging_Sensors]]

　このセンサーは赤外線・可視光線・紫外線を1つの映像に加工します。隠蔽されたものを探すには非常に有益です。「域外視覚」と「望遠視覚」を与えます。こうした機器はTL8では珍しく、“高価”です。しかしTL9以上になると乗り物用センサーとしては標準的なものになり、熱映像センサーの後継となります。

アクティブセンサー（Active Sensors）　B446P/126P

[[アクティブセンサー>センサー#Active_Sensors]]

　「アクティブ」センサーというのは、物体に向かってエネルギーを発射し、返ってきた信号を分析することによって検知する装置です。レーダー（TL6）、映像レーダー（TL7）、レーザーレーダー（TL8）は電磁波を放出します。ソナー（TL6）は音を使用します。
　アクティブセンサーは暗さによるペナルティを受けません。有効距離内であれば距離によるペナルティをうけることもありません。距離がさらに倍されるごとに、技能に-2の修正があります。こうしたセンサーすべてにかかわる大きな制限として、専用ではあるがさほど高価ではない装置によって、走査のために発進する信号を有効距離の2倍まで離れたところから発見されるという点があります。どんな技術も、それぞれさまざまな能力と欠点を持っています。詳細は「走査感覚」の特徴を参照してください。
　TL9以前では、乗り物に搭載しているかマウントに乗せている装置だけが、実際の環境画像を提供するでしょう。TL6～8では、持ち運び式のアクティブセンサー（例:警官のスピードガン）は、ふつう検知した物体の距離と速度しかわかりません。

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センサー（SENSORS） B445P/125P

センサーの大別

ハンズフリー： Hands-Free Sensors

手持ち： Manual Sensors

サイト： Sights

乗り物用・マウント： Vehicular or Mounted Sensors

センサーの使用（Using Sensors） B445P/125P

パッシブ視覚センサー（Passive Visual Sensors） B445P/125P

光学望遠鏡： Telescopic Optics

画像増幅器（TL7）： Image Intensifiers

熱映像センサー（TL8）： Thermal Imaging Sensors

域外映像センサー（TL9）： Hyperspectral Imaging Sensors

アクティブセンサー（Active Sensors） B446P/126P

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