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drachenriese 2022年05月06日(金) 22:59:02履歴
黒の月より〈悪魔〉を召喚できるのは、基本的にウィザードの素養者として生まれた者(狭義のソーサラー)のみである。しかし、一度ソーサラーによって召喚された<悪魔>は、他の素養を持たない種族であっても、契約して力を貸す代わりに体を乗っ取ろうとする事が可能であり、後天的にソーサラーになる個体も存在する(双子の月を崇める人間の悪魔信者などもそうなる可能性がある)。しかし大抵は種族としての魔術師(ウィザード、ソーサラー)よりも知性が低いため、間もなく意思判定に失敗して〈悪魔〉に体を貸し与えて乗っ取られてしまう事がほとんどである。
いずれのケースでソーサラーとなったにせよ、〈悪魔〉との契約は魂と強く結びついており、一度契約してしまうと「引きはがす」事は不可能。死ぬまで〈悪魔〉との契約を断ち切る事はできなくなる。
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身体形状: | ウィザードと同じだが、契約した〈悪魔〉によっては特異な変異を起こす。 |
支配領域: | 特になし |
使用言語: | 〈悪魔〉語。人間の地方語や古代神聖語も多くの個体が使いこなす。 |
社会形態: | 邪術の師弟関係で結び付きを持つ。黒の月種族の社会の外では〈悪魔〉教団を形成する事が多い。 |
一般的性向: | 契約した〈悪魔〉の属する師団に影響を受けるが、邪悪さは共通。概ね浮世離れしている。 |
長所: | 知性と魔力に恵まれ、敏捷性も高い。邪術はほとんど何の制限も無く呪文を行使できる。 |
短所: | 生命力が虚弱。〈悪魔〉を封印した魔術具(邪術具?)がないと呪文を行使できない。 〈悪魔〉に乗っ取られる危険を常に持っている。 他の月の種族から特に憎悪されており、捕縛されればほぼ確実に処刑される。 |
命名法則: | ウィザードと同じだが、ウィザードが選ばないような邪悪な単語も用いる。 ※以上は狭い意味での「ソーサラー」、つまり魔法に親しい体質を持つ存在です。 広い意味での「ソーサラー」とは、〈悪魔〉との契約者や魔法を使う黒の月種族を全て指します。 |
- 〈悪魔〉皇帝の下、無数の眷属が存在しているのですが、ここではソーサラーに影響を与える八体の魔元帥(双子の月の八大神と相対している〈悪魔〉)を紹介します。
- 「司るもの」は該当する感情につけこんできたり、もたらしたりします。
- 呪文は他種族が〈悪魔〉崇拝をした時に行使するものです(〈悪魔〉は多種多様ですが、得意分野はあるようです)。ソーサラーは魔術具に封印した〈悪魔〉に対応する系統の呪文へのボーナスが得られます。
所属 | 魔元帥 | 司るもの | 呪文ボーナス対応系統 | 信奉者やソーサラーへの影響 |
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第一師団 | シファール | 歪み、混沌 | 特になし | ソーサラーは通常の物質組成を越えた様々な姿に変化する。 |
第二師団 | ゾーンネル | 屍、死への恐怖 | 死霊系、肉体操作系 | ソーサラーは死者のように変化して行く。 |
第三師団 | ハーディリータ | 嘘、偽り、幻覚 | 幻覚系、精神操作系 | ソーサラーは特異な容貌や身体縮小、ぼやける能力を手に入れる。 |
第四師団 | テクラ | 嫉妬、憎悪 | 物体操作系、肉体操作系 | ソーサラーは昆虫や節足動物に似てきて、鎧のような殻に覆われる。 |
第五師団 | トルトカ | 貪欲、不満足 | 情報伝達系、精神操作系 | ソーサラーは干からびたように痩せ細り、翼や嘴を得る事もある。 |
第六師団 | ザンガーニ | 歪んだ快楽、 異常な性的欲望 | 移動系、音声系 | ソーサラーは非常に美しい肉体と異様な体色を持つ。 |
第七師団 | ガルダ | 殺戮、苦悶、流血 | 精霊系 | ソーサラーは牙や鉤爪、体毛や鱗を得る。 |
第八師団 | ヌラチャク | 腐敗、疫病、毒 | 食料系、治癒系 | ソーサラーの肉体は腐敗して病毒を受け付けなくなる。 |
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