最終更新: tominosyou 2022年12月11日(日) 14:52:08履歴
【チョークホールド】(難)……リアル系テクニック
技能なし値:<柔道>-2、<レスリング>-3、適切な武器技能-3
前提条件:<柔道>、<レスリング>か適切な武器技能
上限:前提条件の技能レベル
対象の首をロックして圧力をかける接近戦用の攻撃です。両手を必要とします。命中させるには【チョークホールド】判定を行います。犠牲者の正面から行った場合、-1されます。
被害者はあらゆる合法的な防御を試みることができます。失敗した場合、あなたはホールドを適用し、これは組みつきとしてカウントされます。 背後から襲われた場合、被害者はあなたが来ることを知っていた場合のみ防御することができます(P.B369参照)。そうでない場合は、あごをひいてあなたのホールドに対抗しようとすることしかできません。この場合、組技系技能による-2での受けとなります。彼は後退することができません。成功した場合、あなたは彼に組みつきますが、ホールドされることはなく、クリティカル成功は彼があなたの攻撃を完全にかわすことを意味します。
次のターンとそれ以降のターンで、敵はふりほどきを試みることができます。あなたは両手を使うため、即決勝負で+5されます。あなたは相手の首と頭だけをコントロールし、手足はコントロールしません。このとき、相手は通常通り-4で攻撃することができます。あなたが後ろから来た場合、彼は「痛みとふりほどき」(p.119)に詳述されている打撃を試みるか、あなたの腕を掴もうとするのみで、後のターンに通常の追撃技を使うことができます。
あなたの次のターン、そしてその後獲物が自由になるまでの各ターン、あなたは犠牲者の頸動脈を圧迫して制圧したり、気管を圧迫して窒息させたりすることができます。 これは攻撃としてカウントされます。締め(p.B350)で説明されている即決勝負を行います。拘束によりSTが+3されます。頸動脈(「血」)の窒息は疲労ダメージを与えます。気管(「空気」)絞めでは、叩きダメージが与えられます。
この拘束は武器を使って行うことができます。技能なし値と前提条件技能は武器技能になります。レバーを使用すると、拘束または負傷させるためのSTボーナスがさらに加算されます。攻撃範囲Cなら+1、それ以上なら+2。剣の平か刃で首を絞めることができます。刃を使う場合は、切りダメージで首を絞めることだけができます。 剣を握るときは、片手を柄に、片手を刃に当てなければなりません。負傷を与えるためにダイスを振る場合、敏捷力判定を行います。失敗した場合、逆腕に突き 切りダメージが与えられます(DRは通常通り保護します)。
「特殊な戦闘の状況」の章/「特殊な白兵戦闘ルール」/「特殊な素手戦闘テクニック」より。
この<柔道>や<レスリング>のテクニックは、前腕部を相手の首に回してロックすることにより、圧力をかけて気管をつぶすというものです。目標が暴れれば暴れるほど苦しくなります。このテクニックは敵を速やかに取り押さえることができます。
チョークホールドを試みるには、敵の背後から両手で組みつかなければなりません。これは通常の組みつき(「組みつく」B349P参照)として扱いますが、<柔道>技能なら-2、<レスリング>技能なら-3の修正があります。相手がこの攻撃に気づいている場合、可能な能動防御を試みることができます。ただし背面から攻撃されたことによる通常のペナルティをうけます。
敵は次のターン、あるいは以降のターン、ふりほどきを試みることができます。あなたは即決勝負に+5の修正を得ます。しかしあなたが制しているのは、目標の首と頭部であることを忘れないでください――腕と脚ではありません。相手はつかまれていることによる-4の修正を通常通りうけますが、「大振り」や「後ろ蹴り」などであなたを攻撃することができます。
あなたの次のターン――そして敵がふりほどくまでのターンずっと――相手は窒息によって1FP失います。もし望むのであれば、同時に首を締めることによって叩きダメージを与えてもかまいません(「組みついた後の行動」B349P参照)。この目的のときには体力に+3の修正をうけます。
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