最終更新:
tyounekogami 2025年12月04日(木) 08:34:34履歴
このページのトロールは、ルナル世界におけるものであり、典型的ファンタジー伝承にあるようなトロールについては「トロル」参照。目次
![]() | |
身体形状: | 大柄で非常に美しい人間。 伝説の大ソーサラーが数多の種族を掛け合わせて生み出したと伝えられる。 |
支配領域: | 特になし |
使用言語: | 〈悪魔〉語 |
社会形態: | 他者との共同生活に耐えられないため、単独で生活する。 |
一般的性向: | プライドが高く孤高を保つ。知的である上に自分の身を労する事を避けない。 |
長所: | あらゆる能力に秀でている。老化しない。傷が素早く再生する。 |
短所: | 生殖能力が偏っていて純血の子孫をほとんど作れない。 太陽光に極度に弱い。他者との共同生活に耐えられず団結ができない。 |
命名法則: | 「個人名」のみ。他の月の種族にとって不快な響きを持つ事が多い。 |
既存のファンタジーのトロールとはかなりイメージが異なります(特に見た目)。頑丈な皮膚や陽光を弱点にする点等は地球のトロールの伝承を踏襲しているようです。
★トロール基本セット改(260cp)
体力倍増1レベル(50cp)、敏捷力+2(20cp)、知力+2(20cp)、生命力+4(45cp)
防護点L3(15cp) 皮膚と皮下脂肪による。
闇視(25cp)、不老(15cp)、毒無効(15cp)、頑健(10cp)
容貌/超美人(25cp)、鋭敏感覚L2(+10cp)、我慢強さ(10cp)、
戦闘即応(15cp)、魔法の素質L1(15cp)
再生L3(制限-30%)(70cp) 1ターンに負傷が1点回復。ただし陽光の下では無効。
後援者/黒の月(40cp相当)/登場頻度:稀(20cp) 黒の月とのチャネリング能力を持つ。技能や呪文を直接教わることが可能。魔元帥からの「啓示」の形で受け取る(トロール自身が何らかの交信能力を持つわけではない)。
暴れん坊(-10cp)、高慢(-5cp)、残忍(-10cp)
サディスト(-15cp)、熱狂/黒の月(-15cp)
孤独癖(-15cp) 他人との共同生活に耐えられない。特に同族嫌悪が激しい。超重度の「狭量」として扱う。
危険な使命/常に他の月を滅ぼすために行動する(-20cp) 魔元帥とのチャネリング能力による影響。「自己の信念(大きな誓い)」と錯覚し、強迫観念的に従っている。
生殖能力虚弱(0cp) 純潔のトロールの子が生まれる確率が極めて低い。「性的不能」の一種として扱い、性的誘惑への耐性を任意に発動できる。
弱点/陽光の下では全ての行動判定-4(-30cp)
身長、体重は人間と同じ。ただし体力倍増によって体格が増していることに注意。ちなみに「体力20」の人間の身長、体重は212センチ、106キロ。
トロールはたいてい300cpから400cpで作成されます。ただし、平均を取るほど個体数が多くないため、GM裁量でもっと強化しても構いません。最大で600cp近くに達することもあり、下位の<悪魔>よりもはるかに強力です。
元ルールからの変更点。
旧版から完訳版への変化は主に、追加HPと防護点のCP内訳が変化している程度です。
また、基本セット改は、追加HPは上昇した生命力に統合しています。なお、「黒の月が囁いて師匠もなしに技能や呪文を習得する」のは、明らかに有利な特徴として数えるべきなので、黒の月を「極めて強力な後援者」として設定しました。また、頻繁な啓示によって精神的にも黒の月に汚染され、それが「熱狂/黒の月」や「誓い/常に他の月を滅ぼすために行動する」という形で現れると解釈しています。誓いの方は黒の月という後援者からの「使命」に変更しました。
トロールハーフ(人間とのハーフ)(ルナル完訳版p172参照) 
完全版ルールブックの記述に従うならば、黒の月の種族社会においては、超絶美形幹部「トロール」を頂点とした絶対君主制を敷いていると推測できる。
…が、ちょっと待て。
トロールは個体数が少ないため、むしろ王国は稀な存在のはず。
というか、現在のリアド大陸の地図に、公式な黒の月の王国はどこにも掲載されていない。グラダス半島のスティニア高地王国において、人の手によって〈悪魔〉を軍事利用しようとかいうアホな研究がおこなわれていたが、結局それは黒の月の種族ではなく、より強大な人の作り出した結社によって行われたに過ぎない。
既に「トロールによる王国形成の時代」は終わったのだ。
かつての〈悪魔〉戦争時代、マナの濃度が「濃密」状態においては、呪文の習得率が高く、即物的に<悪魔>を召喚して呪文を行使できる悪魔陣営の方が圧倒的に有利であり、長い時間をかけて学習せねば呪文を習得できない&そもそも習得者数が少ない人間側は、圧倒的に不利だったはず。そういう環境下であれば、トロールを頂点とした退廃の国がいくつか並んで群雄割拠状態を形成することもあっただろう。
しかし現在は、黒の月は双子の月によって結界の中に押し込められ、かつてほど魔法が使えるような時代ではなくなっている。マナの濃度が下がる事によって、ほとんど魔法頼みだった黒の月の種族の戦闘力は大きく減衰してしまった。今や、下位種族が群れて肉弾戦能力で訴えた方が強いとかいう有様だ。
そして、魔法との親和性が高い種族は、その数を激減させた。魔法の使用に制限が付きまくった状況下において、ゴブリンもゲルーシャもトロールですらも、さほど脅威ではなくなったのである。白兵戦が力を持つ世界において重要なのは「数」であり、数はそのまま「力」となる。単独で超強い攻撃を一回繰り出すトロール1体よりも、体力13・剣技能14レベルの荒くれ10人が10回攻撃した方が有利なのだ。
魔法頼みでまともにテクノロジーを磨かず、必要な物資は人間から場当たり的に盗んで使っていただけの黒の月陣営に、もはや勝ち目などない。
以上のような環境において、大半の「闇の王国」は統率者たるトロールを持たず、山奥の洞窟や破棄された山村を拠点として名ばかりの「都市国家」を形成し、細々と狩猟採取生活を送っていると推測できる。平たく言うと「辺境の蛮族」である。
メインとなる住人はゴブリンで、村の支配層を形成する。そして奴隷としてのオークが、肉体労働や雑用全般をこなす形となる。普段は狩猟採取で生計を立てているのだろうが、付近で人間の隊商などが通りかかると、積極的に略奪行為を行う(このあたりが黒の月)。
そして、ごく稀に現れる偉大なる支配者(トロール)が出現すると、その元に集まり、強大な軍事力を持つ王国を築きあげる。だがそれらの大半は、人間の王国騎士団によって本格侵攻が始まると、そこで途絶えてしまう。そしてまた単独の小さな集落で、細々と暮らすことになるのだ。
知性、肉体、戦闘センスなど、どれをとっても一流の超エリートですが、その心は黒の月のそれに等しく、残忍・サディスト・暴れん坊の悪役基本3点セット(?)が揃っています。
また彼らは、黒の月と直接的に交信する力があると言われ(実際は魔元帥の方から一方的に思考を読み取られたり啓示を与えられたりします)、一見すると師匠もなしに、技能や呪文を習得していくように見えます。しかし、魔元帥との思考リンクによって精神まで黒の月に汚染されてしてしまっており、常に他の月を滅ぼすための行動を強迫観念的に行っています(本人は自分の意志でやってると錯覚しています)。
そんな努力家の彼らが、現ルナル世界の支配種族でないのは、彼ら自身が他人との共同生活に耐えられない性癖だからです。プライドが高すぎて、自分以外の「無能」(彼らにとっては自分以外は全て格下の存在です)と対等の生活をする事に耐えられません。
そのため、周辺の黒の月をまとめて勢力を築き上げるまでは凄まじい行動力を発揮しますが、制圧した地域をロクに支配せず、統治は下位のゴブリンやソーサラーなどに丸投げします。ペローマの学者は彼らを総評する際に「君臨すれども統治せず」という表現をしばしば用います。彼らは黒の月の教えである「他の月を滅ぼす」以外には興味がなく、それ以外のことに目を向けようと立ち止まることはありません。
トロールの絶対数は非常に少なく、リアド大陸全域でも名簿を作れるほどしかいません。彼らが他の同族と出会い、子孫を残そうとするのは、同族の死を知った場合のみです。黒の月への奉仕者を減らしてはならないという使命感が同族への嫌悪感を上回るようです。しかし、遺伝子的に非常に偏った種族であるため、純潔のトロールは滅多に生まれません。「豊穣」のエリクサーを使っても、成功率は一桁以下と言われます。
能力が劣るハーフであれば幾分かマシなようで、単純に自分の奉仕者を増やす意味で、人間やエルファなどに子を産ませることがあります。この場合、精神系魔法などで記憶操作を行い、身籠った子が実はトロールであることを巧妙に隠します。また、女性トロールが人間の女性のフリをして男性を誘惑し、知らぬ間に「闇の子作り」に加担させられているケースもあります。
いずれの場合も、生まれた子供は身元を隠され、人間社会で育てます。子供のトロールは、超美形であることを除けば人間と見分けがつきません。しかし、成長と共にあり得ないほど超美形で大柄な身体となるため、神殿からもトロールの可能性を疑われるようになります。
また一方で、黒の月と交信する能力も発動し始めるため、いずれトロールとして自覚することになります。覚醒したトロールは、誰がトロールであるかを悟られないように、素早く密かに育った場所から失踪します。しかし、成長過程でいじめなどを受けた場合は、育った村を丸ごと焼き払うなどといった悲劇が起こる事もあるかもしれません。ただしその場合も、自分が原因と悟られないよう、目撃者皆殺しなどを行って細心の注意を払いますが。
仮に、出現と同時に周辺のゴブリン村を次々と取り込み、強大な勢力として台頭しても、人間の国家が一致団結して討伐隊を差し向けてくる。そうなれば、現状の貧弱な黒の月の戦力では対抗しようがない。
また、野望を抱くより以前に、出身村で「自分の家の子が実はトロールだった」事などが発覚すると、成長する前に問答無用で神殿討伐隊に打ち取られてしまうため、偉大な闇の支配者になる前段階で死亡してしまう可能性もある。
そういう状況下において、血の気が少なく、いくらか冷静さを保てるトロールであれば、正面から人間の王国に挑むような愚策は取らないはずである。洞窟などに単独で潜み、魔法を用いた情報網を整えつつ、支配種である人間が〈悪魔〉信仰に傾くように謀略を練り、同調者を増やす方が、理想の達成手段としては現実的である。
また「黒の月の種族の大軍団」などは、抱え込んでいても目立つだけで使い道がなく、しかも維持コストもかかってしまう。そのため、裏で各ゴブリン村とコンタクトを取り、密かな協力体勢を構築しつつも、表立っては一切顔を出さないスタンスを取っているはずである。
そして「時が来た」と判断した局面において、一気に召集をかけて挙兵するのである。
トロールは不老で、強大な力を持つために滅多に死ぬこともありませんが、数が少なく、姿を現すことも稀です。それは、トロールが日光を弱点としているからだと言われます。また、トロールが孤独を好む種族であることも、その一因だと考えられます。ゴブリンやオーガーが仕えていることもありますが、それは奴隷と主人の関係でしかありません。
トロールは他種族との間にハーフをつくることもできます。逆にトロール同士では、魔法や秘薬の力を借りてすら、なかなか子供ができません。そのため、純潔のトロールは数が増えないのです。純血のトロールは3つの大陸すべてを探しても、数えられる程しか存在しないと言われています。トロールの子供は、身元を隠して人間の集落で育てられることが大半です。子供のトロールは美しく病弱な(日光の下で弱体化するためです)人間の子供のように見えます。すじゃす、トロールは子供の頃から悪の天才です。
トロールは、あらゆる呪文を師匠もなしに習得できます。また、独自の徒手格闘の戦闘技術を、自然に身につけていきます。
- 能力値(+150cp):体力+5、敏捷力+2、知力+2、生命力+2
- 副能力値(+15cp):HP+5、知覚力+1
- 特徴(+19cp):「暗視/9L」[9]、「戦闘即応」[15]、「痛みに強い」[10]、「無効化/毒」[15]、「無効化/病気」[15]、「年をとらない」[15]、「誓い/常に他の月をすべて滅ぼすために行動する」[-15]、「残忍」[-10]、「熱狂/自分自身」[-15]、「サディスト」[-15]
トロールは「純血トロール」か「トロールハーフ」の2種類に分類され、違った性質を持ちます。トロールのキャラクターを作成する場合、いずれかの「タイプ別追加セット」を1つ選んで、獲得しなければなりません。
- 能力値(+40cp):体力+1、知力+1、生命力+1
- 副能力値(+15cp):HP+5、知覚力+1
- 特徴(+84cp):「容貌/究極」[24]、「防護点/3L」[15]、「魔法の素質/3L」[35]、「HP再生/超高速」(夜限定)[80]、「夜の住人/緩和」[-15]、「同族嫌い」[-5]※
※「同族嫌い」[-5]: 同じトロールが近くにいるとイライラします。何か気に入らないことがあると、すぐその同族に怒りをぶつけます。純血トロール同士では、反応に-2の修正があります。
純血トロールは強力無比な力を持ちますが、日光の下では弱体化してしまいます。若い者でもCP総計350cp程度、〈悪魔〉にも匹敵する強力な力を蓄えた者ならCP総計600cpを超えることがあります。
「[[種族テンプレート]]/[[トロール種族セット・改>トロール#4arrange]]」この「種族テンプレート」は純血種のトロール用です。ハーフは内包性質をいくつか劣化・除去したものを使います。「より “下位種” とのハーフ」故の性質削ぎは、不利な特徴の制限にはカウントしません。なお、陽光への不利を除去すれば、それは耐性の獲得と演出されます。
内訳
- サイズ修正+1:身長は倍増前の体力を基準に、同じ体力の人間の1.2倍、体重は2倍。
- 能力値(+210cp):体力+10(「サイズ修正/1L」-10%)[90]、敏捷力+2[40]、知力+2[40]、生命力+4[40]
- 副能力値(+15cp):知覚力+3[15]
- 特徴(+241-151=+90cp):
- 「容貌/最高」[16]、「年をとらない」(「魔法」-10%)[14]、「魔法の素質/3L」[35]、「闇視」(「魔法」-10%)[23]、「前世の記憶/黒の月からの啓示のおかげで技能習得に師匠不要」[10]、「痛みに強い」[10]、「戦闘即応」[15]、
- 「睡眠不要」(「魔法」-10%)[18]、「無効化/代謝性の危険」(「魔法」-10%)[27]、「HP再生/超高速」(「条件限定/陽光下では無効」-20%、「魔法」-10%)[70]、「縮小/1L」(「常時起動」-0%、「自分自身に唱える通常呪文に対するサイズ修正の扱いに対してのみ」-20%)[4]、
- 「使命/黒の月から(15)/非常に危険」[-20]、「陽光下では能力値低下」[-46]※、「頑固」[-5]、「嫌な行動/他人との共同生活に耐えられない」[-15]、「誓い/常に他の月をすべて滅ぼすために行動する(12)」[-15]、「残忍(12)」[-10]、「サディスト(12)」[-15]、「弱い者いじめ(12)」[-10]、「熱狂/黒の月(12)」[-15]、「癖レベルの熱狂/自分自身」[-1]。
- 「トロール間ではほぼ不妊」[0]
注釈
- ※「陽光下では能力値低下」[-46]は以下の性質の組み合わせ。なお、以下の相殺用特徴「そうではない」の各々には「条件限定/陽光下では無効」-20%が付いています――つまり「陽光を浴びない時はそうではない」です。
- 「魔法の素質」について。ユエルや第4版の公式ファンタジー・ハクスラもの『GURPS Dungeon Fantasy』などのバランスを考慮して、「トロール種族セット・改」を持つ者は、「魔法の素質」のレベル上限を基本5、特殊なアイテム込みで6と扱います。
「[[レンズ]]/[[特殊道具持ち>トロール#Gadget]]」以下の性質を組み合わせた「レンズ」です。トロールはキャラクター作成時からでも「発明品」を所持することができます。それは探索によって得たものだったり、〈悪魔〉から授けられたものかもしれません。いずれにしても、それの肝は――種族の垣根を超えた広範な性質への――「アクセス権」にあります。これを解することで、トロールは事実上、〈悪魔〉のごとき「何でもあり」さを得ます。
一方、「特異点」により、そのトロールの人生は必ず波乱に満ちたものになります。彼らはいずれ己を打倒しうる英雄か、己を踏み台にするさらなる邪悪と巡り合うことになります。
内訳
悪魔戦争時代のダークサイドの英雄〈最初にして最大のソーサラー〉「黒の」ゴーソンが、幾多の種族を掛け合わせて作り出した合成種族です。
外見は美しい容貌の人間そのものですが、体力が大幅に増強されているため、非常に長身で大柄です。肉体、知性、戦闘センスなど、どれをとっても一流の超エリートですが、その心は黒の月のそれに等しく、常に他の月を滅ぼすために活動しています。
また彼らは、黒の月と直接的に交信する力があると言われ(一方的に思考を読み取られたり啓示を与えられたりします)、一見すると師匠もなしに、技能や呪文を習得していくように見えます。実際にリンクしている相手は黒の月に封印中の魔元帥か、地上で封印されている魔獣王かのどちらかです(トロールが信仰している対象によって決定)。
しかし、黒の月の神格との思考リンクが原因で、心は完全に〈悪魔〉のそれに染まってしまっており、常に他の月を滅ぼすための行動を強迫観念的に行っています(本人は自分の意志でやってると錯覚しています)。
そんな努力家の彼らが、現ルナル世界の支配種族でないのは、他人との共同生活に耐えられない性癖だからです。プライドが高すぎて、自分以外の者と対等の立場で生活をする事に耐えられません。特に、実力が拮抗している同族との生活に耐えられません。精神的には完全に「孤高の王」なのです。
そのため、周辺の黒の月をまとめて勢力を築き上げるまでは凄まじい行動力を発揮しますが、制圧した地域をロクに支配せず、統治は下位のゴブリンやソーサラーなどに丸投げします。ペローマの学者は彼らを総評する際に「君臨すれども統治せず」という表現をしばしば用います。彼らトロールは、黒の月の意志である「他の月を全て滅ぼす」以外には興味がなく、それ以外のことに目を向けようと立ち止まることはありません。
トロールの絶対数は非常に少なく、リアド大陸全域でも名簿を作れるほどしかいません。彼らが他の同族と出会い、子孫を残そうとするのは、同族の死を知った場合のみです。黒の月への奉仕者を減らしてはならないという使命感が、同族への嫌悪感を上回るようです。
しかし、遺伝子的に非常に偏った種族であるため、純潔のトロールは滅多に生まれません。『生殖薬』の霊薬を使っても、成功率は一桁以下と言われます。
能力が劣るハーフであれば幾分かマシなようで、単純に自分の奉仕者を増やす意味で、人間の女性などに子を産ませることがあります。あるいは女性トロールの場合、人間の女性のフリをしたり(非常に大柄である事を除けば、見かけは美しい人間の女性と変わりません)、呪文で精神を操るなどして、人間の男性と交わって子を作ろうとします。しかし、生まれてくるハーフトロールの子供は、能力が全く一定しません。
いずれの場合も、生まれた子供は巧妙に身元を隠され、人間社会で育てられます。子供のトロールは外見上、人間と全く見分けがつきません。
しかし、成長と共にあり得ないほど美しく大柄な身体となるため、神殿からもトロールの可能性を疑われるようになります。また一方で、黒の月と交信する能力も発動し始めるため、いずれトロールとして自覚し、トロール本来の邪悪な性格(残忍や弱い者いじめなど)が顕著化するようになります。
黒の月の呼びかけによって覚醒したトロールは、自分がトロールであるかを悟られないうちに、なるべく速やかに育った場所から立ち去ります(通常は成人前に行方不明の形で失踪します…その方が悪事の準備を行う時間が稼げます)。しかし、成長過程でいじめなどを受けた場合は、育ったコミュニティを丸ごと焼き払うなどといった、悲劇が起こる事もあるかもしれません。
トロールは最低でも400cpで作成されます。ただし平均を取るほど個体数が多くないため、GM裁量でもっと強化しても構いません。最大で1000cp近くに達することもあり、下位の〈悪魔〉よりもはるかに強力な存在と言えます。
- [400cp級]「 “風踏み” トーヴェラ」


このページへのコメント
たとえばアリサ場やフリーレン師といった英雄たちののライバルキャラ用として、
第四版対応の『ルナル・トロール基本テンプレート(Duel the Moon風味?)も
作れますでしょうか❓