画像出典:ゆるドラシルのフリー素材 悪魔/魔族のキャラメイク用のテンプレート集です。気軽にご利用ください。状況次第では、助っ人NPCとしても使われるかもしれません。 悲惨な不幸や病の源、体制宗教へのヒロイックな反逆者、悦楽や学術の庇護者、強力な魔術師にして戦士、そして超常現象の要因――悪魔/魔族のイメージは多様化し混乱しております。信仰や宗教、伝統/伝承や思想が密接に関係するため、一言で「悪魔/魔族」と言ってもその解釈は人それぞれです。なので、ゲーム/物語に登場させる際に「これもひとつの解釈に過ぎないもので、“唯一の公式”とかではないですよ」という注意は事前に出しといたほうが良いでしょう。 |
目次
- この項目について
- フェイクトウルフ世界における、悪魔の解釈の一例:デーモンとデビルの差異について
- 新たな特徴/能力
- 魔族階位 …S… 5cpで0レベル、以降+5cp/L
- 対魔族特性 …P… 30cp
- 特色:魔法を学ぶのではなく研究・開発する[0]
- 暗闇適応 …P… 1cp(特典)
- 角(攻撃には使えない)が二本 …P… 10cp
- 「魔族の名誉重視」 [−5cp/1レベル:−10cp/2レベル]
- 魔術的優性 …MにしてP… 270cp
- 敵性霊薬耐性 …M… 66cp
- 魔物共感 …M… 29CP
- ネットワークについて
- 魔域(カオスゲート)について
- 仲魔召喚/種別 …M… 15cp/30cp/44cp/73cp/146cp
- 即蘇生 …P… 120cp
- 才能 …M… さまざま
- 冥(くら)い精神波動 …M… 10cp
- 神の代行者/帝王サタン …M… 10cp/1Lv(3〜6レベルで習得)
- 毒分泌 …P… さまざま
- 密偵の心得 …M… 15cp
- 淫夢 …M… 109cp/L
- 魔神の兵士 …P… 8cp
- 魔神への礼賛 …M… 15cp
- 特殊な背景/魔族の特殊魔力:20cp(選択ルール)
- 新たな技能
- 〈魔物使役/種別〉… 知力/至難 技能無し値:知力−6(魔族のみ)、<魔物使役/他の専門>-2〜-6 (<動物使役>参照) 「魔物共感」は技能レベル+4
- 万能技能
- 魔族テンプレートのリスト
- 関連
「私が
―アレイスター・クロウリー―
主な元ネタは『D&D』シリーズや『ウィザードリィ5』でのフィーンド(悪魔/魔族存在)の設定です。悪魔/魔族には大まかな区別として、自らの手で戦いや破壊活動を為すことを好む、一般的な力の悪魔であるデーモン/タナーリ(魔鬼・力魔と和訳される)と、帝王サタンを祭る魔界の神官であり、誘惑や策によって人心を従える事を好む知恵の悪魔であるデビル/バーテズゥ(僧魔・知魔と和訳される)の2系統があります。デビル/バーテズゥは最低でもグレーター(悪魔騎士)級(総計基本cp600〜800点)の実力を持ち、どちらかというと、デーモンより力量的に勝る傾向があるようです。
- デビル/バーテズゥの例:「ファウスト」のメフィストフェレス、ソード・ワールド(1.0)リプレイ集第二部における敵方の黒幕「ゲート・デーモン」ヒューリカー(ゲート“デーモン”と呼ばれてはいるが、こいつのやり方・行動原理から言って典型的なデビル/バーテズゥっぽいでしょう。悪の美学とかにこだわるし)、妖魔夜行のビースト・ヘッドやアザゼル様、浦沢直樹「MONSTER」のヨハン・リーベルト(なまえのないかいぶつ)等。
また中世においては、デビルの元締めたるアザゼルが女色の禁を破って堕天した熾天使であったように、独身・貞節の戒律を破った神父・尼僧が
大まかな目安
階位レベル | 位階名 | 総計cp | 備考 |
---|---|---|---|
0〜1レベル(5〜10cp) | コモナー | 25〜599cp程度 | |
2〜3レベル(15〜20cp) | ナイト(騎士級) | 基本600〜800cp程度 | |
4レベル(25cp) | 男爵・子爵・伯爵級 | 900cp程度 | 率いる部下の数は100を超えるとも。 |
5レベル(30cp) | 侯爵級 | 1000cp程度 | 千人に及ぶ軍団の頂点に君臨。ただし少数精鋭のネットワークの場合は、部下の数は30人前後である。 |
6レベル(35cp) | 公爵級 | 少なくとも総計1200cpはある | これ以降は“魔王”の称号を名乗れる。率いる軍団は不明(一説によると数千〜数万人規模?) |
7レベル(40cp) | 大公爵/首領級 | 総計1500〜???cp | アザゼルやベルゼブル等。熾天使や上位の大天使と云えども、1体1で勝てる者はいないとされる。 |
8レベル(45cp) | 帝王サタン? | ??? | ??? |
また魔族の側もまた、「魔族階位」+1レベルの「魔術師階級」を自動で取得します。
「魔族階位」+1レベルの「魔術師階級」を自動で取得するということで5cp増額しました。
他人から教わることで習得できる場合は、人間と同じように特殊な背景が必要です。悪魔同士の魔法の勉強会に所属したり、人間の魔術師に弟子入りしたりしていることになります。
また、万能魔法などのバリエーションについては、別途GMの裁定に従ってください。
これは、正味の特典です。なぜなら、人間でさえも「明るさによるペナルティ」を受けるほどの光源であっても「暗闇適応」の持ち主は、目が見えない(−10のペナルティを受ける)以上の制限を受けないからです。
1レベル:誇り高き魔族としてのプライドや拘りです。内容は「海賊の名誉重視」と大体同様ですが、魔族である貴方はは精神生命体としての属性ゆえに、敵が人間の様な「弱い種族」の場合は何らかの手加減をするか、もしくは相手の勝ち目となる「穴」を作っておかねばなりません。またあなたがどんなに卑劣な性格でも、約束/契約は必ず守ります。元ネタは「スレイヤーズ!」における魔族の性質設定です。
2レベル:1レベルに加えて、魔族の戦士としての自負心/矜持故にあなたは敵との戦闘に対し、どんな危機的状況であっても、逃亡できません。逃亡する場合、この特徴を失います。未使用CPまたは、能力値の減少、有利な特徴の削除、新しい不利な特徴の追加などで清算してください(最終的にどのように清算するかはGMが判断してください)。
とりわけ魔法という分野に関して、悪魔/魔族は人間に対して絶対的な優位を持ちます。
●悪魔/魔族はその技能レベルを問わず、あらゆる呪文の詠唱時間を半分(端数切捨て)にすることができます。その結果必要とされる集中時間が1未満になった場合、その呪文は瞬間で発動します。技能レベルによって詠唱時間が短縮される場合には、半分にした後短縮します。
●また、魔族たちは呪文を発動した際消費するエネルギーを半減することも可能です。これも同じく、技能レベルによって詠唱時間が短縮される場合には、半分にした後減少します。
呪文の集中時間が短縮されても、動作や詠唱の有無に関しては技能レベルに依存します。例えば呪文技能レベル15の悪魔が《静寂》の呪文を受ければ、呪文は使えなくなります!
●《大治癒》《自己治癒》《完全治癒》などの呪文について、自身の負傷を回復させることによるペナルティを受けません。また、1日に複数回これらの呪文を使用しても、累積使用によるペナルティを受けません。
●《火球》《電光》などの射撃呪文を、一瞬で最大まで「大きく」することができます。
この特徴は既にパワー修正/妖力の限定を受けています。
[[魔域(カオスゲート)>悪魔/魔族の類型(テンプレート集)#chaos_gate]]フェイクトゥルフ世界では魔界の影響でそこに繋がる「穴」とも言うべきエリアが時折出現しており、これを“魔域(カオスゲート)”と呼びます。そしてこの「穴」は放置していれば周囲に悪魔/魔族等を呼び出す危険なものでもあり、周囲のマナ濃度を自動的に上昇させます(魔域内のマナ濃度は常時「密」ないし「濃密」です)。
魔域は“魔域の核(カオスコア)”と呼ばれるものによって生み出されていて、そのため妖怪退治屋には発見された魔域にある核の破壊の依頼も舞い込んできます(核の残骸は時に貴重な妖具や魔法の品を作る材料として高額で取引されることもあるとか)。
なおメタな事を言うと隠れ里と同じくハック&スラッシュのダンジョンシナリオを作りやすくするための設定であり、必ずしも魔域の中だからといって悪魔/魔族を出す必要はなく、他の妖怪・怪異を出しても良いのです。
特定の種類(個体ではなく種)の他の悪魔/魔族を1体召喚します。対象が近くにいることがわかっていれば、GMの判断で<仲魔召喚>判定にボーナスを与えても構いません。逆に近くにいない場合などでは距離修正を適用しても構いません。
1ターン集中して<仲魔召喚>判定に成功すると、近くにいる条件に合致する悪魔に召喚の打診がされます。その悪魔が召喚に同意すれば(無修正の反応判定を行い「中立」以上の結果が得られれば)、瞬間的に術者の傍らに出現します。
召喚された者は精神的な朦朧状態に陥る可能性があります。召喚されたものは、出現した瞬間に知力判定を行います。「戦闘即応」があれば判定に+2で、「超時感覚」があれば自動的に成功します。[未来予知]の持ち主は召喚を予期しているかもしれません。失敗すると精神的な朦朧状態になってしまいます。以降、毎ターンの初めに、知力判定を行い、成功すると立ち直って行動できます。戦闘中に呼ぶのでなければ、すぐに落ち着かせることが出来ます。
もともと知力5以下の魔獣の類ならば、環境が変わっても却って惑わされません。敵がいれば、即座に襲い掛かります。
また、召喚されたターンに即座に行動する場合には、<身体感覚>判定が必要です。失敗すると能動防御以外の行動がとれません。ファンブルすると、転倒したうえに肉体的朦朧状態となってしまいます。
この妖術で召喚される者は、術者への忠誠を強要されるわけではありません。召喚されることを承諾した時点で、ある程度の協力をするつもりになっているでしょうが、呼び出したタイミングや日頃の人間関係(魔族関係?)によっては、その場から立ち去られたり、攻撃されることもあり得ます。
術を逆転して、被召喚者を元居た場所に送り返すこともできます。この時も、目標が同意していないと(無修正の反応判定を行い「中立」以上の結果が得られないと)、自動的に失敗します。
この妖術で同時に召喚可能な悪魔は1体までです。新しく召喚したい場合は現在召喚しているものを送還する必要があります。ただし、この妖術を複数取得した場合、それぞれ1体まで召喚しておけます。未使用cpを費やして、救援を呼ぶ選択ルールを使用していれば、来てもらうためにこの妖術を使わせることもできます。その場合は上限に含めなくとも構いません。
この妖術のレベル、必要CP、召喚可能な悪魔のCP総計の関係は下表の通りです。もし、特定の種に限らず、あらゆる悪魔を対象にできる場合、必要cpを4倍にして下さい。
レベル | 必要CP | CP総計 |
1 | 15cp | 術者の25%まで |
2 | 30cp | 術者の50%まで |
3 | 44cp | 術者の75%まで |
4 | 73cp | 術者の100%まで |
5 | 146cp | 術者の150%まで |
内訳:
仲間 (CP総計25%。必ず:x4。特殊能力:+50%、喚起:+100%、宇宙パワー/召喚された者が死亡しても再召喚のペナルティなし:+50%、宇宙パワー/瞬時にそばに現れる:+100%、気まぐれ:−15%、知力判定が必要:−10%、パワー修正/妖術:−10%。計+265%) [15]
2レベルではCP総計が50%まで [+15]、3レベルではCP総計が75%まで [+14]、4レベルではCP総計が100%まで [+29]、5レベルではCP総計が150%まで [+73] の悪魔を召喚できる。
「気まぐれ」は本来−20%ですが、召喚後に行う通常の反応判定の代わりということで「要反応判定」との差額としています。
毒には即効性、遅効性、麻痺性の3種類があります。どの毒を分泌するのか作成時に決めます。選択能力として取得すれば、別々の毒を状況に合わせて分泌できます。GMが、オリジナルの毒を追加しても良いでしょう。
- 即効性の毒:肉体を腐食するタイプで、体内に入ると即座に1レベルごとに1D6のダメージを与えます。レベルに上限はありません。3cp/L。
- 遅効性の毒:血液毒でゆっくり効果を表します。レベル時間の間、「60÷レベル」分ごとに1D6−1のダメージを与え続けます。最大で6レベルまでで、毒の効果は累積しません。[3/6/12/21/32/45cp]
- 麻痺性の毒:目標の敏捷力を毒のレベル分マイナスします。最大で4レベルまでです。しかし、効果は累積します。[50/51/52/53cp]
毒を受けたキャラクターは、生命力(そのまま)で抵抗可能です。成功すれば、ダメージなら半分になり、麻痺の効果は受けません。
眠りに誘い、淫らな夢を見せる事で精気を吸い取ります。「術者の意志力」を基準値として、対象の「意志力」と即決勝負を行います。1メートル離れるごとに、術者の側に−1のペナルティがつきます。この即決勝負に勝利すると、対象のFPに「1d+1」点の妖術属性の疲労ダメージ/防護点無視を与え、直後に1時間の間、眠らせます。また、自身のFPが適用ダメージぶんだけ回復します。この効果は妖術属性であると同時に精神効果属性で、1レベルにつき、1日1回しか使えません。
この効果を受けたキャラクターは、効果時間が過ぎても、望む限り眠り続けることができます。
淫夢は睡眠を取らない対象には効果が有りません。
「メギロート」(Megillot)の語源は、エスターの聖書物語が入った羊皮紙の巻物を示すヘブライ語の言葉「メギッラー」(מְגִלָּה məgillāh)の複数形です。
主に〈ザ・ビースト〉が運用する偵察用の使い魔です。昆虫のような姿をしています。ザ・ビーストは通常、この使い魔を使い人間たちへの偵察及び制圧を行います。先述に述べられた制圧という言葉通り、その能力もあり350cp妖怪(下位プレイヤー妖怪クラス)とも互角に戦う力があります。いわば人狼たち同様、ザ・ビーストにおける戦闘員のような存在です。《悪魔召喚》で呼び出すこともできます。
「[[種族テンプレート]]/[[メギロート>悪魔/魔族の類型(テンプレート集)#Megillot]]」
種族テンプレート[205cp]
巨体に見合うだけの火力とペイロードを誇る強力な魔物で、単騎でも戦線を維持できるだけの戦闘力もあります。大体のサイズは全長54mくらい(SM+9)のイメージです。
妖魔夜行に出てくるネットワーク『海賊の名誉亭』の海賊船『残された希望号』の記述とかが、大いに参考になりました。謹んでお礼を申し上げます。
種族テンプレート[2165cp]
単体でも強いのですが、戦闘時にはしばしば集団で襲い掛かる事を好み、さらに援軍を召喚する事すらあります! しかし彼らは敵に背を向けることを潔しとせず、不利な戦況でも死ぬまで戦うことをやめない事がしばしばあります。
たいてい騎士級(総計基本600〜800cp)で作成される蒼鬼獣魔ですが、時々その規格を超えた例外的な個体が存在する事もあります。
種族テンプレート[761cp]
オプション設定特徴
- 魔界魔術[145]
- [145]●
大凍
- [145]●
- 仲魔召喚4レベル[73]
比較的に弱い者(総計400〜550cp級)も強い者(総計600〜cp)も様々にいますすが、皆吸奪の妖力を持ち、誘惑適性と良妻の才能をそれぞれ3レベル以上で有しています。
参考資料:
●サキュバス(Pixiv):https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%A...
●魅魔(Pixiv):https://dic.pixiv.net/a/%E9%AD%85%E9%AD%94
●夢魔(ニコニコ大百科):https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%A2%E9%AD%94
サキュバス/魅魔族
種族テンプレート[]
ネフィリム・カタンは、身長が4メートル前後(SM+2)にも及ぶ、剛毛で覆われた半獣人の姿をしており、伝説に登場する通俗的な悪魔のフォルムです。人里離れた地底や海底などに、秘密の宮殿を築いています。彼らネフィリム族は男性しかおらず、美しい女性の誘惑には弱いと言われています。
彼らは人間の歴史に密かに干渉し、操ってきました。シャイアーテックスに加担している者もいます。ネフィリム・カタン同士が、配下である人間を使って抗争を行っていることもしばしばです。
彼らは独特の知恵を有しています。怪科学によって作られた心霊機械や魔法を操ることが出来ます。
←画像出典:ゴーストハンターRPG02より |
イメージBGM
種族テンプレート[355cp]
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「妖怪時のみ」が、百鬼夜翔基準の-30%ですよ。
改変が反映されてないまま元データがいじられてますよ。