体力によって決まる。
体力は素手や
白兵武器で与える
ダメージに影響する。
体力から導出されるダメージには、「
突きダメージ」(Thrusting Damage)と「
振りダメージ」(Swinging Damage)の2種類が存在する(「
突き」(Thrust)や「
突」(Thr)、「
振り」(Swing)や「
振」(sw)と略されることがある)。
「
突き」はパンチ、キック、噛み付き、槍、レイピア、弓矢タイプの突く武器の
基本ダメージ (Basic Damage)になる。「
振り」は斧、棍棒、剣、ハルバードのように振る武器の基本ダメージになる。「
突き」と「
振り」の
基本致傷力は各
体力の値に応じて決まっている。例えば
体力が10のキャラクターの「
突き」は1D-2、「
振り」は1Dになる。ここでDはDice(ダイス)の頭文字で、Dの左側にダイスの個数を記述し、その右側にプラスマイナス(±)の補正値を加えた値で基本
ダメージを表現している。1D-2はダイス一個の出目から2を引いた値がダメージ数になることを意味する(基本ダメージ数の範囲は0〜4)。ただしダメージ数は0より小さくなることはなく、ダイスを振った結果がマイナスのときはダメージゼロとして扱う。体力が20のときは「突き」が2D-1で「振り」が3D+2となり、「突き」はダイスを2個振った結果から1を引いた値が基本ダメージになることを意味し、「振り」はダイスを3個振った結果に2を加えた値が基本ダメージになることを意味する。
体力が1から100までの間は、「突き」でダイスを1個から11個、「振り」でダイスを1個から13個まで使う。「突きダメージ」よりも「振り」のほうが基本ダメージが大きい。
体力が100を超える場合は、
体力が10増えるごとに「突き」と「振り」両方に1Dを加える。ここで1D を加えるとは、振るダイスを一つ増やすという意味である。例えば
体力が110の場合、
体力100の「突き」が11D、「振り」が 13Dなので、その基本
ダメージに1Dを加えるから「突き」は12D、つまりダイス12個を振った値(基本ダメージ数の範囲12〜72)「振り」は14D、つまりダイスを14個振った値(基本ダメージ数の範囲14〜84)になる。
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