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tominosyou 2022年08月14日(日) 00:39:20履歴
『ベーシックセット』第1章「成功判定」の「肉体的な行動」より。
[[異なる重力下での荷重と移動>異なる重力#Encumbrance_and_Move_in_Different_Gravity]]もしその場所の重力が1Gを上回る場合、(あなたの体重+荷物の重量の合計)×(その場所のG-1)を計算してください。それがあなたが高重力下にいることによる余分な荷重です。移動力や荷重レベルを計算する時には、この数値を加えてください。
例:あなたの体重は75kgで、15kgの荷物を運んでいます。1.2Gの世界では、(75+15)×(1.2-1)=18kg余分に運んでいることになります。あなたは既に15kgの荷物を運んでいるので、実質的な荷重は33kgということになります。
その場所の重力が1G未満である場合、運んでいる荷物の重量合計にそのGをかけて荷重を計算してください。荷重レベルを計算する時には、その修正済みの重量を使用してください。あなたの体重も同様に軽くなります。それは荷重には影響しませんが、より遠くまでジャンプできるようになります(下記参照)。重力が非常に低い場合、基本移動力で歩くよりも幅跳びを連続して行った方が速く移動できるでしょう!
無重力では(磁力ブーツやスラスターなどを使用しなければ)浮かび上がってしまいます。もし飛行できないのであれば、移動するためには固い表面を押し進まなければなりません。その場合の移動力は体力÷2(端数切り捨て)になります。何かを掴むか、何かに衝突するまであなたはその速度で移動することができます!
[[異なる重力下での行動>異なる重力#Actions_in_Different_Gravity]]1G以外で行動する場合、「跳ぶ」のルールに修正を施す必要があります。その場所の重力で1を割って、それを跳躍距離にかけてください。例えば1.25Gの場合、跳躍距離は1÷1.25で0.8倍になります。同様に0.2Gの場合、跳躍距離は1÷0.2は5倍になります(例外:助走して走り高跳びをする場合、そのボーナスはこの倍数で増加しません)。もし通常の2倍以上の距離をジャンプできるようになったら、その時には移動速度を決定するために「超跳躍」のルールを使用してください。
ものを投げる場合、到達距離には跳躍距離と同様の倍数をかけてください。投げたものによるダメージは変化しません。それらは質量に依存するためです。
重力は落下にも影響します。終端速度にその世界の重力をかけてください。これがどのように関係するかは「落下」を参照してください。
無重力状態は技能判定と敏捷力判定に影響します。<無重力>を参照してください。ただしビーム兵器を発射する場合(反動2以上のものを除く)と、無重力化で機能するために設計された車両や工具(例:宇宙船)を扱う場合を除きます。
[[重力増加と能力値ペナルティ>異なる重力#G-Increments_and_Attribute_Penalties]]もしその場の重力があなたの本来の重力と異なる (「出身世界の重力」参照) 場合、方向感覚を喪失したり、生理学的な効果を受けたりします。ペナルティなしで許容できる重力の変化は、あなたの "重力増分" (G-Increment) までです。「重力適応」を持っていない限り、これは0.2Gです。
通常よりも重力が高いか低い場合、あなたの出身の地の重力とどれだけ異なるか "重力増分" (G-Increments)で数えます(端数切捨て)。これによって受けるペナルティが決定します。例えば1Gで生活している地球ネイティブの人の場合、0.81Gから1.19Gまでは重力増分を0とみなします。0.8Gや1.2Gは「重力増分1」と数えます。
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