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tyounekogami 2022年10月04日(火) 06:37:49履歴
献身による魔化を実践する者は「非常に祝福されている」特徴と、選んだ信仰に応じた少なくとも-10cp相当の「信仰による規律」の特徴を持っていなければなりません。献身による魔化を行なえる者は、どの信仰にも存在するわけではありません。
献身による魔化を行なう者は魔術師ではなく、その魔化にはマナも自身のエネルギーも必要ありません。その代わりに、研鑽によって獲得したCPによって作成を行ないます。
200時間の祈りによって、魔法の品物の作成に費やすことのできるCPを1点得ます。このCPは、1点につき魔化に必要なエネルギー25点に相当します(献身による魔化の時間効率は、ゆっくり確実な魔化の場合とほぼ同じである点に注意してください)。宗教的な研鑽に費やした時間は魔化に使えるCPを半分の速さ(400時間で1点)で、高潔な暮らしの厳密な実践なら4分の1の速さ(800時間で1点)でもたらします。功徳に値する重要な振る舞い――聖地巡礼や修道院への加入など――は、魔化に使えるCPを1点もたらします。
実際の魔化は、本質的には“紋章魔法”の魔化と同じシステムを用います。献身による魔化を行なう者は<魔法シンボル>技能かそれに相当する“至難”の技能を習得し、望みの品を魔化するのに必要な紋章を用意せねばなりません。この方法による魔化の過程は非常に速く、通常は1日以下で終了します。魔化を行なう魔術師は、魔化の準備に長年の厳格な研鑽がつぎ込まれていることに気付かず、献身による魔化がいとも簡単に思えることに、しばしば肝をつぶします。全ての紋章について判定に成功すれば、品物にCPを費やして魔化が完了します。判定に失敗するとCPは費やされませんが、その作業に対して充分な知識がなかったことになり、判定に失敗したすべての紋章の技能が上昇するまで、再びその魔化を試みることはできません。ファンブルしてしまうと、その試みに対して神の不興を買ったことになり、その魔化は2度と試みることができません。

魔法関連参照用の定型文
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