汎用TRPG「ガープス(GURUPS)」について、だべったりつづったりする所。 魔法関連ルールの編集者募集中!

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第4版『ベーシックセット』の第2章「有利な特徴」B49P参照。

後援者の強さ(Power)

 後援者の必要なCPはその影響力の強さによります。指標として次の分類を使用してください。しかし「後援者」によっては以下に当てはまらない者もいるでしょう。GMが最終的な決定権をもちます。
10cp
 強力な個人(最低でもPCの開始時CPの150%で作られる)か、やや強力な組織(その世界の標準額の1000倍以上の資産を持つ)。
15cp
 きわめて強力な個人(最低でもPCの開始時の2倍のCPで作られる)か、かなりの力を持つ組織(標準額の1万倍以上の資産)。例:小神、億万長者、大都市の警察など。
20cp
 信じられないほど強力な個人(GMの望む限りのCPで作られる)か、とても強力な組織(標準額の10万倍以上の資産)。例:超人、神の具現化した姿のうち限定的なもの、巨大都市。
25cp
 非常に強力な組織(標準額の100万倍以上の資産)。例:国際的な大企業、小さな国家。
30cp
 大きな国家の政府や全世界的な超大企業(資産は計算不可能)、あなたのために個人的に介入してくれる真の神。

備考

 神性を持つ後援者の基本CPが、現世の後援者と並んで書かれていることに注意してください。しかし神からの力を得るためには、特殊な増強(後述)が必要です。それによって神を「後援者」とする最終的なCPは大幅に増えるでしょう!

後援者の登場頻度(Frequency of Appearance)

 頻度による倍率は「仲間」と同じく登場頻度を参照してください。GMがあなたの「後援者」が冒険の最初に現れることに決めた場合、後援者からの援助を冒険の中に組み込んでデザインしてもかまいません。また「後援者」が意味をなさないか、冒険を混乱させると判断したときには、GM後援者を登場させないことに決めてもかまいません。
 あなたの後援者が現れる「かもしれない」とGMが決定して、あなたが冒険中に(手助けや助言を得るために)後援者と連絡をとろうとした場合、接触に成功すれば援助をうけてかまいません(ただし適切な理由があればの話です――もしあなたが通信手段のない地下牢獄に閉じ込められていれば、誰とも連絡はとれないでしょう)。あなたは援助を要請してみるまで、その冒険で後援者が「現れる」かどうかはわかりません。一般的に、1回の冒険で1回だけ、後援者に救援を要請するために連絡することができます。
 強力な後援者は実際に登場しなくても有効になりえることを覚えておいてください。ヤクザは「○○組のもんだが」と言えますし、正義の味方が最高機密参与許可証をちらつかせることはできます。こうしたことは、一般人が本来関わることができない人や場所において、ものをいうこともあるでしょう。

パーティの後援者(Party Patrons)

 しばしば複数のPC――おそらくPC全員――が1人の後援者を共有していることがあります(全員が同じ政府のエージェントであったり、同じカルト教団の下僕であったり)。どれだけ多くのキャラクターが後援者を共有していたとしても、その必要CPは共有「されません」。キャラクターそれぞれが後援者の必要CPを完全に支払わなければなりません。一方でGMは開始時の後援者登場判定をキャラクターの人数分だけ行います――誰か1人でも成功すれば、全員がその利益を得ることができます。GMは成功した回数に比例して与えられる援助の程度を決定するほうがいいでしょう。

後援者をもつことによる不利益(Drawbacks of Patrons)

 後援者が軍隊・企業・地方領主だったりする場合、あなたは後援者に対して「使命」を負わなければならないでしょう。神や似たような存在が後援者であれば、援助の見返りとして厳格な行動規範を求められるかもしれません。「自発的な精神的不利な特徴」をみてください。また、後援者に強力な敵が存在することもあるでしょう。後援者の敵はあなたの「」でもあるのです。不利な特徴「」を選択してください。こうした要因によって必要CPを相殺することができますが、相応の義務も生じてくることでしょう。

雇用主と後援者(Employers and Patrons)

 すべての雇用主が「後援者」というわけではありません。しかし、あなたの雇用主が(少なくとも数回に渡って)あなたを窮地から救ってくれたならば、それはもはや後援者と呼ぶべきものでしょう。それ以外なら、ただの仕事上の関係だといえます。
 例えば小さな警察の分署というのは10cpの後援者です。一般的に警察組織はなにかと警官の身を守ってくれるからです。これに対してアメリカ陸軍というのは強力ですが、普通の部隊である限り後援者にはなりません。「将軍は部下の面倒をよくみてくれる」「しかし自分の身は自分で守らなければならない」ということです。軍人のキャラクターは軍隊に対して、「後援者」のためのCPを支払う必要はありません。

後援者の例

  1. 強力な魔術師が後援者となって、戦士(や未熟な魔術師)に魔法のアイテムを探させたり、敵を倒させたりする。
  2. 犯罪組織のリーダーが後援者となって、盗賊や暗殺者に仕事を依頼する。
  3. 力の弱い神が後援者となって、悪と戦う正義の味方を手助けする。
  4. 警察が私立探偵の後援者となる。警察は探偵のことを快く思っていないものの、探偵は警察の仕事を手伝ったりする(あるいは逆に警察が探偵を手伝う)。
  5. 地方の領主(どのような世界でも)が冒険者の後援者となる。
  6. 大企業が後援者となって、トラブルの処理やスパイ活動を依頼してくる。
  7. 正義のスーパーヒーローや政治家が後援者となって、ニュースレポーターを手助けする。
  8. 諜報機関が後援者となって、フリーランスのPCにときどき任務を依頼してくる――プロの諜報員の場合、自分が所属する諜報機関は、必ず登場する後援者のようなものです(この任務が普通の仕事と異なるのは、一度始まると完了するまでやめられないことです)。

備考

 出現頻度による係数をかけた「後で」次の修正(特別増強特別限定)を加えることができます。

特別増強(Special Enhancements)

装備品支給(Equipment):+50%/+100%
「[[装備品支給>後援者#Equipment]]」
 あなたの後援者は、普通自分で買わなければならない装備を支給してくれます。あなたはその装備品を個人的な目的に使用できます。これが適用されるのは、支給されたら「あなたのもの」になる場合だけです。兵士が軍隊を後援者に持った場合、軍隊は武器を支給してくれますが、そのことで余分にCPを支払う必要はありません。非番の時は使うことができないからです。役に立つ「贈り物」をくれる気前のいい貴族の場合は、余分なCPを支払わなければならないでしょう。
  • 装備品の価値が世界の標準額までなら+50%
  • それ以上なら+100%


いつでも連絡できる(Highly Accessible):+50%
「[[いつでも連絡できる>後援者#Highly_Accessible]]」
 あなたは後援者と、どんなときでも連絡をとろうと試みることができます――たとえ地下迷宮の中に閉じ込められていようが、砂漠で道に迷っていようともです。この増強は、あなたの後援者が祈りによって現れる神や精霊のときにふさわしいでしょう。


特殊能力(Special Abilities):+50%/+100%
「[[特殊能力>後援者#Special_Abilities]]」
 あなたの後援者は、財産とCPと比較するとより大きな影響力をもっています。あなたの後援者が広範囲に及ぶ社会的・政治的影響力をもっている(例えばニューヨーク市長や法王)なら+50%、魔法が存在しない世界での魔術師・世界の文明レベルを越える装備を持つ・あなたに特殊能力を授けてくれる・時間や空間を超えることができる(例えば超人や精霊や神)なら+100%

特別限定(Special Limitations)

最低限の援助(Minimal Intervention):-50%
「[[最低限の援助>後援者#Minimal_Intervention]]」
 あなたの後援者は、その実力にふさわしいほどにはあなたを手助けしてくれません。登場判定に成功したらGMは、あなたの後援者が実際に援助してくれるかどうか判断するために反応判定を行ないます。「援助要請」を見てください。中立かそれ以上の反応だったときには、後援者は「あなたが必要としていると判断した」手助けをしてくれます――本当にあなたが望んでいる援助かどうかはわかりません。これは他の多くのしもべを援助しなければならない神を再現する典型的な修正です。「盟約」の限定とよく組み合わせられます。


秘密(Secret):-50%
「[[秘密>後援者#Secret]]」
 あなたの後援者は陰で活動します。あなたは相手が誰か知りません。直接手助けを要求することもできません。あなたは何らかの方法(GMの判断)で後援者にメッセージを送って、支援を要請することができるかもしれませんが、後援者はそれに従うという保証はありません。この種の後援者が存在するというたった1つの証拠は、ささいなできごとと「ちょっとしたツキ」です。これは情報、装備、あるいは直接の援助といった形をとるかもしれません。しかしやりかたは、いかにもその後援者にふさわしいタイミングで、しかも追跡調査は不可能です。こうした後援者はしばしばその援助を投資と見なしており、なんらかの見返りを期待しているのかもしれません。したがってこの後援者は、あなたの利益に対してまったく興味がないかもしれません。詳細のすべてはGMが知っています。あなたは「後援者がいる」という事実以外はなにも知りません。


強制された(Unwilling):-50%
「[[強制された>後援者#Unwilling]]」
 あなたは強制的な手段(例えば恐喝)によって後援者を得ました。相手は他に選択の余地がないので援助します。あなたの利益に対してまったく関心がありません。あなたは結局、その相手に対してあまりに多くを望み過ぎて(GMの判断ですが、登場頻度で18の目が出た場合)、後援者を失ってしまうでしょう。あなたのキャラクターシートから「後援者」を消して、その分のCP総計を減らしてください。後援者はふつうあなたより強力ですから、「強制された後援者」をとることはリスクを伴います。後援者があなたの“強制的手段”を排除する方法をみつけたら、相手はそうするでしょう。そしておそらく「」となります!

Powersの追加解釈 P65P

 「いつでも連絡できる」の増強が施された「後援者」は、神や強力な精霊に助けを求める超自然的能力を表している可能性があります。もしそうなら、「特殊能力」と「最低限の援助」も適切かもしれません。「後援者」への連絡に呪文のような儀式が伴う場合は、「条件限定」「FP消費」「用意必須」などの限定も合理的です。

■代替案(Alternatives)

 より高次のパワーの恩恵は、「幸運」「都合のいい偶然」「超幸運」として間接的に現れるかもしれません。 異世界の知識を表すには「福者」や「託宣」を使用します。

■パワーアップ(Powering Up)

 能力として「後援者」を持つ可能性があるのは「神授」と「」パワーのみでしょう。対応する「才能」は登場判定には加算されませんが、「後援者」を揺さぶるための影響判定反応判定には加算されます。 これは、「最低限の援助」で購入した「後援者」に非常に役立ちます。

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Pyramid 3/76: Dungeon Fantasy IV

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GURPS Template Toolkit 2: Races
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