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tyounekogami 2023年04月16日(日) 20:04:15履歴
呪文を維持するには、そのために必要なエネルギーが、詠唱に必要なエネルギーと一緒に示されています。呪文が持続時間に達したなら、必要なエネルギーを支払えば維持することができます。呪文を維持すると、もともとの持続時間と同じだけ効果がさらに続きます。これには時間はかかりませんし技能判定も不要です。距離も関係ありません。
例:《光》は持続時間が1分で、維持に必要なエネルギーは1です。そのためこの呪文は1分後には効果が消えます。唱えた1分後にさらにエネルギーを1点消費すれば、効果はさらに1分間持続します。
持続時間の延長は、必要なエネルギーをまかなえるなら、好きなだけ繰り返しても構いません。術者が意識を保っていれば、いつどの呪文の効果が切れて維持が必要になるかがわかります。ただし、術者が眠っているあいだの維持は不可能で、呪文を他人に “ 手渡して ” 、自分のために維持してもらうこともできません。
[[集中と維持>持続時間と呪文の維持#Concentration_and_Maintenance]]ほとんどの呪文は、エネルギーさえ消費すれば術者が「集中」しなくても維持できます。ただし、連続した操作や変化が必要な呪文――たとえば、浮遊させた物体を操作する呪文――を維持するには、集中を続ける必要があります。こうした呪文をかけると、術者は「集中」の戦闘行動しか行なえないわけです。集中を妨げられたり、負傷したり、あるいは朦朧状態になると、意志力-3の判定を行なわねばなりません。判定に失敗しても呪文が消えるわけではありませんが、呪文は集中切れ状態のままになり、術者が再び集中するまで、効果を変えることができません。ファンブルした場合は、呪文の効果が消えます。
他の呪文を唱えることによって集中が乱れることはありませんが、同時に2つのことを行なうと技能判定にペナルティがあります(このあとの「維持している呪文を変更する」を参照)。

魔法関連参照用の定型文
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