最終更新: tominosyou 2022年12月11日(日) 16:00:16履歴
特殊な長射程戦闘ルール(SPECIAL RANGED COMBAT RULES)
相手を見るためには、ふつう頭蓋骨・目・顔・首をさらしていなければなりません。片手用の武器で射撃するためには、手と腕をさらさなければなりません。両手用の武器であれば、細い隙間から狙っているのでない限り、両方の腕と手に加えて、胴体と重要器官の半分をさらさなければなりません。明らかに遮蔽物に覆われている状況であれば、鼠径部、脚、足は隠れたままでかまいません。もし遮蔽が完全でなかったり、低い遮蔽物の後ろで膝立ち・座り・伏せ状態などで行動ができなかった時には、より多くの部位を敵にさらすことになります。
もしあなたが狙いたい敵が部分的な遮蔽の後ろにいる場合、あなたには3つの選択肢があります。
●遮蔽されていない部位を狙います。あなたの攻撃には通常の命中部位修正がかかります。半分しか露出していない部位を狙う時には、追加で-2の修正があります。
●命中部位をランダムに決めます。あなたの攻撃に命中部位の修正はかかりませんが、隠れている部位に命中した時には遮蔽物に当たります。半分露出している部位に命中した時には1Dします。4〜6の目なら遮蔽物に当たります。1〜3なら目標に命中します。
●遮蔽物を無視して貫通を狙います! あなたが強力な武器を持っているか、遮蔽物が非常に薄い場合にのみ有効です。命中判定には他に加えて-2の修正があります。(例外:もし敵が遮蔽物の後ろに完全に隠れている時には、見えない目標を射撃する場合の通常の修正がかかります。普通は-10です)。遮蔽物は「遮蔽DR」(Cover DR)をその攻撃に対して付け加えます。建造物の場合、典型的な遮蔽DRは素材のDRに加えてHPの4分の1です。「建造物ダメージ表」と「遮蔽DR表」を見てください。生物を遮蔽にしている場合の遮蔽DRについては、「ダメージの完全貫通」を見てください。
遮蔽はふつう長射程攻撃に対してしか効果がありません。しかし障害物によっては、白兵攻撃を妨害するものもあります。もし充分な攻撃範囲があって上で武器を振るうことができるのであれば、低い障害物越しに攻撃することは可能です。つまり、二人の剣士がテーブルを挟んでそれ越しに決闘はできますが、どちらも相手の脚や足を狙うことはできません。
- 物と遮蔽のHP・DR(HP and DR of Objects and Cover)
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