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tyounekogami 2022年10月30日(日) 06:01:30履歴
1人で魔化を行なう場合、術者は自分のFPと HP、およびパワーストーン 1個でエネルギーを賄わねばなりません。しかし、儀礼魔法で解説したように、助手がいれば、助手のFP とHP を使うことができます。助手も、それぞれパワーストーンを 1 つ使うことができます。ただし、術者は助手をひとり使うごとに、技能レベルに−1 の修正があります。術者の技能レベルは最低でも 15 レベルないといけないので、使える助手の人数にはかぎりがあります。それ以上の人数の助手を使うと、魔化は働きません。
呪文をかけるのに術者が HP を使う場合、HPを 1 点使うごとに修正後技能レベルが−1 されます。これは助手も同様ですが、修正後技能レベルが 15 以上あるかぎり、助手の技能は品物のパワーに影響しません。
術者と助手以外の人物が 10 メートル以内に存在すると、呪文はさらに−1 の修正を課せられます。技能判定に失敗すると、魔化はねじ曲げられてしまいます。望まない副作用が出たり(「ランダム副作用表」参照)、まったく異なる作用のものになったりします。具体的には GM が決めてください。《魔法分析》の呪文をかけるか、その品物を試してみるまでは、呪文がうまくいかなかったことはわからないでしょう!
例:タブスとホーソーンは、独立計画の手始めにパワーストーンをいくつか作ることに決め、それに適した宝石を3個確保しました。ホーソーンの《パワーストーン》と《魔化》の技能レベルは共に16。タブスはどちらも15レベルなので、ホーソーンが実際に呪文をかけることになりました。儀礼に最低限必要な1時間を費やして呪文をかけた後、ホーソーンが判定を行ないます。修正後技能レベル 15 に対して出目は 12 ──成功です! ホーソーンとタブスは、どちらも10FPを費やします。ホーソーンは新しく魔化された1点のパワーストーンをひとまず置き、タブスと一緒に安楽椅子にもたれて回復します。2人とも《活力回復》を 15レベルで習得しているため、50 分で完全に回復します。
エラッタ修正:訳語不統一【誤】2人とも《体力回復》を 15レベルで習得しているため、【正】2人とも《活力回復》を 15レベルで習得しているため、
1日8時間の労働で、彼らはこの過程を4回繰り返すことができます── 1時間余分に作業すれば、5回できます。1週間後、彼らは 10点のパワーストーンを 2個作成しました(3個目はファンブルで壊れてしまいましたが、それ以来タブスは作業場に猫を入れないことを約束しました)。
その翌週、替えの魔法の杖が急に必要になった魔術師がやって来ました。ホーソーンはちょうどいい長さの木を選び、タブスと一緒に魔化に取りかかります。ホーソーンは《魔法の杖》を17レベルで習得しています。修正後技能レベルは15です(タブが助手についていることで-1、客が作業が終わるまで同席することにしたため-1)。ホーソーンの出目は9、成功です。ホーソーンはFPを8点、新しいパワーストーンから 8点のエネルギーを消費します。タブスはFP を9点、彼の新しいパワーストーンから 5点のエネルギーを費やし、合わせて必要な30点のエネルギーを賄いました。
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