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tominosyou 2024年03月02日(土) 07:52:46履歴
[[情報屋の目標値>情報屋#Effective_Skill_of_Contact]]まず、情報屋の種類を決めます。キャラクターの背景設定に応じて、貧民街のアルコール中毒患者から国家主席までさまざまな情報屋が考えられます。重要なことは情報屋は独自の情報網を持っており、あなたと知り合いで、あなたに対して必ず友好的な反応を示すということです。もちろん現金などのサービスを要求することもあります。情報屋は常にGMが管理し、代金はGMが決定します。
次に、情報屋が提供する有効な技能を選んでください。この技能は情報屋の背景に一致するものでなければなりません。たとえば銀行家であれば<財政>、実験系科学者であれば<鑑識>がふさわしいでしょう。あなたが情報屋に援助を要請する場合、GMはその技能に対して判定を行ないます。ですから期待する結果が得られるような技能を選ぶべきです。弾丸の解析を望む場合は、<財政>ではなく<鑑識>をもつ情報屋をとってください。
それから"実質的な"技能レベル(つまり「目標値」)を決定します。これは情報屋が持っているコネや、他の技能、「地位」などを反映したものです。ですから「情報屋」が"実際に"習得している技能レベル(もし必要ならばGMが設定します)とは異なる場合があります。例えば地方の製鋼所の社長はビジネスに関連した技能のレベルは12〜14レベルで持っているかもしれませんが、目標値は18あるかもしれません。会社での地位が高いからです。この目標値が情報屋の必要CPの基本コストを決定します。
目標値 | 基本コスト |
---|---|
12 | 1CP |
15 | 2CP |
18 | 3CP |
21 | 4CP |
超常的な才能(ESP、神託など)によって情報を得ることができる情報屋については、このコストに+1CPしてください。これは精霊や魔術師に一般的です。
エラッタ修正:
【誤】それから"実質の"技能レベルを決定します。これは情報屋自身の情報屋や、他の技能、地位などを反映したものです。ですから"表面の"技能レベル(もし必要ならばGMが設定します)とは異なる場合があります。
【正】それから"実質的な"技能レベル(つまり「目標値」)を決定します。これは情報屋が持っているコネや、他の技能、「地位」などを反映したものです。ですから「情報屋」が"実際に"習得している技能レベル(もし必要ならばGMが設定します)とは異なる場合があります。
[[登場頻度>情報屋#Frequency_of_Appearance]]次に「登場頻度」を選んでください。情報屋の基本コストにこの係数を適用してください。あなたが情報屋に連絡を取りたいときには、GMはその頻度で判定します。失敗すると、情報屋は忙しかったり、その日は不在ということになります。17か18の目で失敗した場合、冒険の間ずっとその情報屋と連絡をとることはできません! 登場判定に成功したらGMは情報屋の目標値で、あなたが欲しい情報やささいな行為のひとつにつき、1回判定します。
情報屋に連絡をとることができるのは1日あたり1回だけです。複数のPCが同じ情報屋を共有している場合もです。もし複数の質問があれば、情報屋にはじめに連絡する前に、そのことを頭に入れておくべきです。最初の質問については、情報屋は目標値そのままで答えます。以降質問が増えるごとに-2(累積します)の修正があります。情報屋の使い過ぎには注意してください。
情報屋は自分の専門外の情報を教えることはできません。GMは常識を働かせてください。情報屋はシナリオの近道となるような情報を教えてはいけません。
あなたは通常どのように情報屋と連絡するのかを決めておかなければなりません。登場頻度にかかわらず、その通信手段が途絶している場合には情報屋と連絡をとることはできません。
[[だいたい信用できる>情報屋#Somewhat_Reliable]]失敗したときは、質問されたことは知りませんし、情報を探し出すこともできません。ファンブルしたら、間違った情報や嘘を教えます。修正なしで18の目が出たら、誰がその質問を聞いたか、敵や当局に密告します。
[[賄賂>情報屋#Money_Talks]]現金を与えたり、世話をすることで、信頼度をその時だけ上昇させることができます。ただし「ふつうに信用できる」レベルから上では、信頼度ではなく目標値が上昇します。お金で完全な信頼は得られないのです!
賄賂で+1の修正を得るには、PCの1日分の収入が必要です。+2なら1週間分、+3なら1ヶ月分、+4なら1年分です。金銭以外の手段で賄賂を支払う場合、これと同等の価値のあることでなければなりません。そしてゲームで実際にプレイされるものであるべきです。
賄賂はその情報屋にふさわしいものにします。相手が外交官なら、金銭による買収はプライドを傷つけるかもしれません。しかし、ちゃんとした社交サークルへの推薦状であれば歓迎するでしょう。犯罪者であれば、現金を支払えば働いてくれることでしょう。しかし、相手の依頼をきくことで代用しようとすれば……PCはやっかいなことに巻き込まれるでしょう。警察の刑事や会社の重役の場合、後で「また、よろしく頼むよ」と言ってくるかもしれません。その場合、どこか別の地方でまったく新しい冒険がはじまるでしょう。
この賄賂ルールは反応表の「情報収集」で使うこともあります。
マンガ的キャンペーンでは、GM がこの特徴の新しいバージョンを許可する場合があります。
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