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tyounekogami 2025年05月22日(木) 22:10:35履歴
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画像出典:これろい糖 | 【素材中心】InfinityPiles (https://infinitypiles.booth.pm/) |
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↑素材屋『氏』 | のえも家 |
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アトリエ 粦 | マゼラン |
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↑イラストノーカ |
星の精の姿ははっきりとしない不可視の存在として記述される。ただ彼らは血を吸う生物であり、血を吸うことでその輪郭が真っ赤に浮かび上がっていく(但し、地球の生物の血液は腹持ちが悪いのか、数分で消化され直ぐに姿が見えなくなるともされる)。それをわざわざ形容しようとうるのなら真っ赤に脈打つ巨大なゼリーにたくさんの触手が備わっており、ぷるぷると震えている。その触手の先には吸盤がついており、生き血を啜る口と大きな鉤爪も備わっている。
■代表的な性質
- 透明で不可視の体を持つが、犠牲者の血液をすすると色が染まって、触手のような吸入口を多数持ち大きな鳥のような鉤爪を持った球体のような姿が浮かび上がる。
- 触手による斬撃(かつ吸血攻撃)以外にも、肉体中央にある口での噛みつき攻撃を行うこともある。
- 触手に捕らわれると常人では脱出は不可能。犠牲者は悲鳴と共に虚空をかきむしり、不意に浮かび上がり体がねじくれ、骨まで砕かれ血が噴き出すとされる。しかし、吹き出した血は地面に落ちる事なく、星の精によって啜られる。
- この怪物の(特に獲物の血を吸収する器官の)血圧は非常に強いらしく、この怪物が外傷による出血をした際、盛大に血を吹き出し、見る見る透明性を取り戻していく。
- その名の通り星間宇宙に住む地球外生命体で、魔術書『妖蛆の秘密』に記された呪文によって召喚することができ、「クスクス」と囁くor「ゲタゲタッ!」と轟くような笑い声めいた、不気味な音を発てて星間からやって来る。
- 惑星間の広大な深淵を漂うこの怪物は、超自然的な異世界間を移動する能力は持たず、冷たい真空の宇宙で数千年、あるいは数百万年を過ごし、ようやく血に飢えた世界に辿り着く……つまり、一度辿り着いたら、そこに留まることになるのだ。
- 召喚の呪文は、ティビ・マグナム・インノミナンドゥム・シグナ・ステラルム・ニグラルト・エト・ブファニフォルミス・サドクァエ・シギラム……
- Tibi, magnum Innominandum, signa stellarum nigrarum, et bufaniformis Sadoquae sigillum
- 「あなたに話しかける、大いなる無名なるものよ、黒い星々の印よ、そしてヒキガエルの姿をしたツァトゥグアの封印よ」
- なお、グロンギ語で「星の精」は「ゾギンゲギ」。
- 星の精の一団は「クロット」(clot。「血栓、凝血塊、血餅」の意)と呼ばれます。
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