最終更新: tyounekogami 2022年09月27日(火) 01:04:23履歴
第3版の<生存>に相当。基準技能が知力から知覚力に変化している。また、種別内容や惑星タイプによる影響も追加された。
技能なし値:知覚力-5、<自然知識/同じ惑星>-3
これは“大地に生きる”能力です。野外で食料や飲み水を確保したり、危険を避けたり、安全な隠れ家を作るといった技能です。この技能を持つキャラクター1人で、10人までの面倒を見ることができます。毎日1回技能判定を行い、成功すると無事に生きていくことができます。失敗すると、あなたを含めたパーティ全員が、2D-4点ずつダメージを受けます(ダメージは各人ごとにサイコロを振って決めます)。
この技能は“地形を読む目”も与えます。技能判定に成功すると、川や峠道など望む地形まで旅をするのに最適な道を予想できます(もしあれば、の話ですが)。
さらに、罠をしかけて動物を捕まえるのにも有効です。都会育ちの盗賊は<罠>技能が使えますが、慣れている獲物の種類が違うので、野外では<罠>に-5のペナルティがあります。罠1つにつき1回判定してください。
罠を設置するには、
- 売られている鋼の罠を設置して隠すなら10分
- あたりにある道具で作るなら30分
- 大型の獲物を狙って落とし穴を掘るなら数時間かかるでしょう。
<生存>は知覚力以外の能力を基準として判定を行うことが頻繁にあります。
- 落とし穴を掘ったり、丸太で避難小屋を作るときには体力基準。
- 原始的な技術(火打石、火起こし弓と木くずなど)で火をおこすには敏捷力基準。
- ありあわせの食事による栄養素欠乏に抵抗するには、生命力判定が必要です。
地形ごとに専門化しなければなりません。地上の生物の場合、極地/砂漠/島・海岸/ジャングル/山岳/平原/沼地/森、から1つ選んでください。水中生物の場合、浅瀬/深海/淡水湖/海洋/暗礁/河・小川/塩水湖/熱帯潟から1つ選んでください。水陸両生であればどちらから選んでもかまいません。
地上の専門は互いに-3で、水中の専門は互いに-4で技能なし値になります。島・海岸と熱帯潟は互いに-4、沼地と河・小川も同様に技能なし値になりますが、残りの地上の専門と水中の専門の間では技能なし値にはなりません。
他の惑星を訪れることが可能な世界においては、さらに惑星ごとに特定しなければなりません。異なる惑星の同じ地形については-4で技能なし値になります。地形が違う場合、通常の技能なし値の修正にさらに-4されます。これらは2つの惑星が同じタイプである場合を想定しています。異なるタイプの惑星であれば、<生存>技能は技能なし値としては使えません(惑星タイプ参照)。
GMの判断によりますが、人間の手による独特の地形に対しては特別の専門を要求してもかまいません。例えば<生存/放射能汚染地域>です。こうした専門の場合、ほとんどどのような種類の技能なし値もありません。
<都市生存術>も参照してください。
- 気候が極端に悪ければ-5までのペナルティ。
- 装備修正(2巻第10章)。
- <生存/極地>(知覚力/並):Survival (Arctic)
- <生存/砂漠>(知覚力/並):Survival (Desert)
- <生存/島・海岸>(知覚力/並):Survival (Island/Beach)
- <生存/ジャングル>(知覚力/並):Survival (Jungle)
- <生存/山岳>(知覚力/並):Survival (Mountain)
- <生存/平原>(知覚力/並):Survival (Plains)
- <生存/沼地>(知覚力/並):Survival (Swampland)
- <生存/森>(知覚力/並):Survival (Woodlands)
- <生存/浅瀬>(知覚力/並):Survival (Bank)
- <生存/深海>(知覚力/並):Survival (Deep Ocean Vent)
- <生存/淡水湖>(知覚力/並):Survival (Fresh-Water Lake)
- <生存/海洋>(知覚力/並):Survival (Open Ocean)
- <生存/暗礁>(知覚力/並):Survival (Reef)
- <生存/河・小川>(知覚力/並):Survival (River)
- <生存/塩水湖>(知覚力/並):Survival (Salt-Water Sea)
- <生存/熱帯潟>(知覚力/並):Survival (Tropical Lagoon)
- <生存/放射能汚染地域>(知覚力/並):Survival (Radioactive Wasteland)
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