[[不完全な不意討ち>不意討ちと先制#Partial_Surprise]]
不完全な不意討ちは、防御側が面倒を予測していたり、敵対するグループ同士がばったりでくわした時などに起こります。この場合、どちらが
先制するか、サイコロをふって決めます。
先制判定は両者のリーダーがサイコロを1個ふって行ないます。以下のような修正があります。
- リーダーが「戦闘即応」を持っていれば+2。
- パーティの誰かが「戦闘即応」を持っていてれば+1(重複しません)。
- リーダーの知力が勝っている側は+1。
- <戦術>技能に1cpでもついやしていれば+1。
- その他、GMの判断による修正――例えば、一方が他方より用心深かったと思えるような場合――を加えてもかまいません。
特に決まったリーダーがいなければ、このサイコロはGMが代わりにふります。この場合-2の修正を受けることになります(これは
動物など、
知力5以下の集団には当てはまりません)。
最も高い目を振った側が
先制します。
先制した側は、通常通り
移動や行動を行ないます。
先制出来なかった側のキャラクターは、それぞれ
精神的朦朧状態で、平静を取り戻すには、
完全な不意討ちの時と同じように、
知力判定を毎
ターン行なわねばなりません。ただし、
不完全な不意討ちの場合、第2ターンには+1、第3ターンには+2……というように
知力判定にプラス修正があります。
知力の低いキャラクターでもいずれは行動できるようになるでしょう。
動物にはよく「
戦闘即応」の
特徴があり、
知力の低さをカバーしています。
修正後のサイコロの目が同じだった時には、誰も不意を討たれなかったことになります。
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