最終更新: tominosyou 2024年03月02日(土) 10:36:55履歴
第4版『ベーシックセット』の第2章「有利な特徴」の有利な特徴一覧より。B73P参照。
あなたは体格に比べると、持ち上げるための体力が優れています。これは乗り物や超人によくみられる特徴です。「運ぶ」「持ち上げる」「押す」「引っ張る」といった行動(肉体的な行動の物を持ち上げる、動かす、穴を掘るなど)をとる時には、あなたの本来の体力に「追加荷重体力」を加えて荷重基本値を計算してください。「追加荷重体力」は「ゆっくりと一定の力で圧力を加える」場面(つかむ、締め付けるなど)でも体力に加えることができます。「追加荷重体力」は「ヒットポイント」「投げる距離」「白兵武器のダメージ」「手投げ武器のダメージ」を決める時には体力(場合によっては荷重基本値)に加えてはいけません。
もしあなたが「サイズ修正」をかけて体力をとっている時には、「追加荷重体力」も同様にその限定を適用します。しかし「手がない」としても割り引かれることはありません。
「[[超絶的努力>追加荷重体力#Super-Effort]]」本当にヒーロー的な重量挙げを行なうことができます! 「追加荷重体力」は、「さらなる努力」を使用する場合を除き、通常どおり機能します。 その後、通常の「さらなる努力」のルールを無視します。 代わりに、「サイズ・速度/距離表」の「サイズ修正値」列で「追加荷重体力」レベルを見つけ、「数値」列を読み取り、その数値(メートル単位)を荷重に対する体力ボーナスとして使用します。 たとえば、「追加荷重体力レベル20」は+5,000 STになります。 これには荷物を持ち上げるごとに1FPかかります。 持ち上げを行なったら、継続的なFPコストに「能力と運動?」(P159P)を使用します。 重量物を持ち歩き回ったり、重量物を引っぱったりすると、“集中使用(intensive use)”(1FP/分)としてカウントされます。 重量物を保持するだけなら“長期使用(long-term use)”(1FP/時間)です。 「宇宙パワー」(+ 50%)も追加しない限り、これらのコストを削減するために「疲労減少」をつけることはできません。
「超絶的努力」は、締め付けや格闘に恩恵を与えることはありません(逆もまたしかり)。
コラム:「[[力業>追加荷重体力#Heavy_Lifting]]」第4版PowersのP58Pのコラム参照。
メカと超人はしばしば極端な重量を持ち上げます。 車両は特に人気があります! 次の表は、関心のあるいくつかのアイテムを持ち上げるのに必要な合計ST――基本体力+追加荷重体力を示しています。
「超絶的努力」を使用している場合、強化STボーナスを元の「体力」に追加することを覚えておいてください。
重量(トン) | 合計ST | 例 |
1 | 36 | 小型車 |
2 | 50 | 大型車 |
5 | 79 | 船のアンカー |
10 | 112 | プライベートジェット |
25 | 177 | 戦闘機(武装搭載済み) |
50 | 250 | 主力戦車(武装搭載済み) |
100 | 354 | スペースシャトル |
500 | 791 | 大型旅客機 |
1,000 | 1,118 | 小型貨物船 |
5,000 | 2,500 | フリゲート |
10,000 | 3,536 | 軽巡洋艦 |
50,000 | 7,906 | 戦艦 |
これらの重量は、両手で頭上を持ち上げることを想定しています。 その他のアイテムについては、必要な合計STは、「1,250×重量(トン)」の平方根に等しくなります。
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