最終更新: tyounekogami 2022年10月02日(日) 15:28:16履歴
白兵呪文を唱えるためには、必要な時間だけ集中して、最後のターンの終了時に呪文の技能判定を行ない、エネルギーを消費します。自分自身に呪文をかけるので、距離修正はありません! 成功すれば、あなたの手や魔法の杖に魔法のエネルギーが与えられます。次のターン、あなたはその呪文を保持しておくか、それで攻撃するかのどちらかを選ばねばなりません。
呪文を保持しておく場合、あなたの手や杖は“チャージ”されたままです。これにはエネルギーも必要ありませんし技能判定も不要です。白兵呪文を保持している状態で別の呪文を唱えることはできません。それ以外の戦闘行動は何を選んでも構いません(しかしチャージされた手や杖で攻撃すると呪文は消えてしまいます)。呪文を保持した手や杖で「受け」を行なっても呪文は消えません。「攻撃」が呪文の儀式の一部になっているのです。
杖に込めた白兵呪文が効果を発揮するのは、それを手に持っている間だけです。もし杖を離してしまうと、たとえ一瞬であっても呪文は害を及ぼさずに消えてしまいます。もし誰かが杖をつかみにきて、あなたのターンに両者が杖を握っている状態になった場合、あなたは自由行動として杖をひねることができます。これは攻撃とみなされ、相手は即座に呪文の効果を受けます!
攻撃する場合、手なら敏捷力か素手戦闘技能、杖なら適切な白兵武器技能で命中判定を行ないます。これはふつうの白兵攻撃になり、敵は能動防御を行なうことができます。もし相手が防御に成功すれば、呪文の効果は発揮されません。その場合、次のターンに改めて攻撃を試みることができます。相手が防御に失敗した場合、あなたの白兵攻撃は通常のダメージを及ぼし、さらに即座に呪文の効果が発揮されます。
白兵呪文には鎧で防ぐこともできるものも、まったく防ぐことができないものもあります。鎧を無視する白兵呪文なら、素手による受け(たとえ防具をつけていても)や盾による止めで呪文を防ぐことはできません。もしそうした防御で白兵攻撃を防いだとしても、呪文は鎧や盾を通り抜けて効果を発揮します。
白兵呪文の中には、同時に抵抗呪文に分類されるものもあります。こうした呪文は効果を発揮した後で、もう一度技能判定を行ない、目標の抵抗を突破できたかどうかを判定します。
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