最終更新: drachenriese 2021年05月21日(金) 05:38:34履歴
第4版ベーシックの第14章「負傷、病気、疲労」の「負傷」、B398P/2B78P参照。
負傷すると、出血によってHPを失い続ける可能性があります。犠牲者は傷を負ってから1分経過するごとに、生命力判定を行ないます。この場合、失った5HPごとに-1のペナルティを課します。この生命力判定に失敗すると、出血によってHPを1点失ってしまいます。ファンブルすると、出血によって失うHPは3点になります。クリティカルで成功すると、出血は完全に収まります。普通の成功なら、その段階で出血のHP損失はありませんが、やはり1分ごとに判定を続けなければなりません。3回続けて判定に成功すれば、出血は収まります。あるいは、あなた自身か他の誰かが<応急処置>判定を行なって、成功すれば出血は止まります。「応急処置ルール」参照。
どのような傷によって出血するかはGMが決定します。切り、刺し、貫通体による傷からは普通出血します。叩きによる傷からは普通出血しません。しかし例外はあります。焼きと侵蝕による小さな傷からは、明らかな出血はありません。こうしたダメージは肉を焼き、火傷が出血を防ぎます。こうした負傷で「大怪我」した時には、適切な手当てをされるまで血漿(けっしょう)を分泌し続けるため出血として扱ってください。
第4版ベーシックの第14章「負傷、病気、疲労」の「負傷」、B398P/2B78P参照。
通常、キャラクターは1回の打撃で充分な負傷(末端の部位ならHPの3分の1、四肢ならHPの半分)を受けた場合しか、部位は損なわれません。よりリアルにするには、どこに傷を受けたかを記録しておいて、合計の負傷が部位に応じた値(HPの3分の1もしくは半分)を越えた段階でそこが損なわれるとします。しかし、これでは記録が複雑になってしまいます。紙媒体ならキャラクターの絵の欄に「正」の字を書いて記録しておくなどしておくといいでしょう。
この場合も、余分の負傷は記録されません。例えば、HPが11として、腕に合計6点以上の負傷を受ければ、その腕が損なわれてしまいます。それ以上の腕の負傷は、切断されたかどうかを判断する時以外は無視してください。四肢に繰り返し打撃を受けたとしても、それで殺されたりはしないわけです。
- 一般的な負傷(HPの減少) (GENERAL INJURY: LOST HIT POINTS)
- 用語:衝撃(SHOCK)
- 高いHPと衝撃(High HP and Shock)
- 用語:大怪我(MAJOR WOUNDS)
- コラム:負傷についての選択ルール(Optional Rules for Injury)
- 転倒と朦朧状態(KNOCKDOWN AND STUNNING)
- 部位が使えなくなる負傷(CRIPPLING INJURY)
- 用語:切断(Dismemberment)
- 追加の部位を使えなくする(Crippling Extra Limbs)
- 部位が使えなくなる傷の効果(Effects of Crippling Injury)
- 部位が使えなくなる時間(Duration of Crippling Injuries)
- コラム:患者の容体(Patient Status)
- コラム:一時的な能力値へのペナルティ(Temporary Attribute Penalties)
- 用語:致命傷(MORTAL WOUNDS)
- 用語:死(DEATH)
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