ルナルにおける〈天使〉は、
〈源人〉と共に
〈源初の創造神〉によって創られたエネルギー生命体です。
〈源人〉〈龍〉と合わせて「古の3種族」として知られています。〈天使〉は他の2種族と異なり自我が弱く、主体性のある行動は取らず、強大な「エネルギー」を保持するものの、基本的に他者に使役されるだけの存在です(少なくとも〈天使〉が自発的に
ルナルの歴史に介入した例はありません)。
ルナルの〈天使〉は他多くのファンタジーの天使のイメージ(聖なる有翼人の姿)とは異なり、霊的なプログラムやドローンのようなニュアンスの存在です。現在、
白き輪の月に残った天使たちは、
ウィザードによって使役されています。上位〈天使〉になると、特定の呪文系統に特化した力を持ち、
ウィザードとの契約の際に、特化呪文系統の習得を強力に支援してくれます。この特化支援能力が、
ウィザードが他の種族から一線を駕した「魔法使い」としての地位を確立してくれていると言えます。
コメントをかく