GURPSよろず - トリース

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トリース森林共和国(旧・トリース森王国)

グラダス半島五王国の一つ。
半島の南西に位置する森の多い国。
ルナルのゲーム設定時間で半年ほど前に王制から共和制に移行した。
王制のころから官僚の力が強く、いろいろと問題がある。
半島最大のエルファの国(の集合)である「ラジスの森?」を内部にかかえているのも治安の面でもいろいろと問題を抱えている。
イタリアやフランスの田舎とかがモデルだろうか?
居住種族人間、エルファなど
政治体制ウェブス家の王は退位させられ、今は無血革命の理論指導者で共和思想を唱えたゴード・ワイズ総統領と議会による共和制(選挙権は一家の長が保有する)。組織を運営するのは試験により選抜された官僚達。
※王は名誉職として存続していますが、統治権を国家に返上させられて実権は所持していません。王城も取り上げられ、総統領公館と代表議会議事堂になりました。
首都デューラー(城壁より高い建物を建てる事が禁止されている、平坦で広大な都市。リアド全土の指導的立場にあるペローマ神殿が存在する)
主要都市サレイン(大陸本土への港。トリースとしては珍しく領主が存在した)、ターデン(エルファと交流を持つ街。無血革命への尽力者が多い)、クラース(南部の大都市。保養地としても有名であり、トリース海軍や半島船員組合の中枢でもある)、マイテ(エデールの森の入口。ガイドを務めるペローマ信者が多い)
名所植林地(トルドットによるゼラン滅亡、兄弟王子の旗揚げ、ファイニアとスティニアの戦争によって荒れ果てた国土を復興させた際の名残。特にデューラー周辺の植林地は有名)
ラジスの森(リアドで2番目に大きなエルファの居住地)
山岳地帯(セレン内海側に僅かに存在する。昔のコンプRPGのカラーページに乾燥した巨大峡谷が描かれており、かなりトリース離れした光景であった)
エデールの森(「異界の森」と呼ばれる奇怪な森。稀少物資が入手できるが危険は多い)
〈悪魔〉海(ゼクスとの間、セレン内海の入口に開いた、黒の月の欠片が穿った傷跡。比較的安全なルートが解明されているが、それでも危険は大きい)
ゲンディシャー大空洞(宝石鉱山の拠点ゲンディシャーが、はぐれ〈多足のもの〉の実験失敗により陥没して消滅した跡)
技術水準比較的高め。ペローマ大神殿の存在は大きいであろう。
特有産物馬、材木、葡萄酒
注意事項!革命以前にはびこっていた官僚の腐敗がまだ問題となっている。官僚試験に関わるトラブルが多い。のんびりしたお国柄のせいで、軍隊が他国ほど頼りにならない。ガヤン神殿が非常に強力なために、敵に回すと面倒な事に。
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