GURPSよろず - プレイヤーが作った才能
才能」「追加才能」参照。
意訳強め。
GURPS Power-Ups 3:Talents」p.5より。

プレイヤーが作った才能(Player-Created Talents)

 GMは、プレイヤーが才能を作成することを許可する必要はありません。プレイヤーに作成許可が下りた場合でも、GMはキャンペーンに用いる「才能」作成の最終決定権を持っています。プレイヤーは、わかりやすい言葉――“スポーツの才能”、“事件解明の意志”、“速い手”、など――で適性を表す名を述べ、「影響を受ける技能」と「反応ボーナスの影響を受ける人々」を提示する必要があります。 GMは、相応しいと感じる技能を追加するか、疑わしいと思われる技能を削除し、レベルごとのコストを変更する可能性があります。GMはその権限においてコストを調整することもできます。例えば、キャンペーンで最も役立つ5つの技能を強化する才能のコストを、[5cp/レベル]ではなく[10cp/レベル]にすることができます。最後に、GMには、諸要素――キャラクターの種族・キャンペーンのリアリズムの程度・ジャンルなど――を考慮すれば到底信じられない(生まれつきの才能とは思えない)ような「才能」の提案を拒否する権利があります。GMは、「才能」を「自分のキャラクターが習得予定の技能へのみ関係する、技能へのCPコスト節約手段にすぎない」とする人に対して、間違いなく拒否権を行使すべきです。ただし、「訓練としての才能」(Talents as Training p.25))を使用する場合は許容できる場合もあります。

原書表記