GURPSよろず - 減衰

減衰(Dissipation, げんすい)

限定としての「減衰」(Dissipation) B107P

減衰」[-50%]……限定攻撃修正

 「範囲に効果」「円錐状」の内、どちらかと組み合わせてのみ付け加えることができます。
 範囲の中心、あるいは円錐の頂点から遠ざかるごとに攻撃の効果が弱くなっていきます。「範囲・拡散攻撃」を参照してください(下記参照)。
関連項目

範囲・拡散攻撃ルールの「減衰」(Dissipation)  B391P-B71P

第4版『ベーシックセット』第13章「特殊な戦闘の状況」の「特殊な長射程戦闘ルール」の「範囲・拡散攻撃」より。

 円錐状の攻撃の中には、距離によって減衰するものがあります。これは現実的な広範囲ビーム兵器や、範囲内に影響する焼き攻撃にはよく見られます。「減衰」の限定がある攻撃も、このルールを用います。
 ダメージを与える攻撃の場合(例「特殊攻撃」)、ダメージは目標と、効果範囲の中心または円錐の頂点からの距離に応じて減衰します。円錐の場合、頂点から目標地点への距離における円錐の幅(メートル)でダメージを割ります。範囲効果の場合、中心からの距離(メートル)でダメージを割ります。
 抵抗するのに生命力判定が必要な攻撃(例「特殊効果」)にとっては、上記のように「ダメージ除数」を計算しますが、それをダメージ(もしあれば)に適用するのではありません。代わりに、その数値を抵抗の際の生命力判定のボーナスとして適用します。例:範囲効果の中心から2メートル離れている時には、生命力判定に+2されます。
関連項目