GURPSよろず - 攻撃修正
 第4版『ベーシックセット』第2章「有利な特徴」の「修正」の「攻撃の増強と限定」より。

攻撃修正(Attack Modifier) B99P

 攻撃修正(Attack Modifier)は修正(増強限定)の分類(タイプ)の1つ。タイプが攻撃修正となっている修正(増強限定)は有利な特徴特殊攻撃」「特殊効果」「拘束」と「離れた地点に効果」の増強を受けた特徴にのみ適用できる。タイプが攻撃修正増強限定の説明には攻撃修正ありを意味する記号(ハンドガンの印)や説明がついている。

攻撃修正は通常、「特殊攻撃」「特殊効果」「拘束」という有利な特徴と「離れた地点に効果」の増強を受けた特徴にのみ適用できる。
言い換えれば「特殊攻撃」「特殊効果」「拘束」以外の特徴攻撃修正を与えたい場合は、その特徴に「離れた地点に効果」の増強を与えればよいことを意味する。
離れた地点に効果」の増強は通常、「治療できる」「マナ除去」「マナ増幅」「超能力中和」「憑依」「超能力阻止」に限られるので、攻撃修正が適用可能な特徴はわりと少ない。そこでGMがこれら以外の特徴に対しても「離れた地点に効果」の増強を許可すれば、攻撃修正を与えられる特徴の数を大幅に増やすことができる。
ただし、「離れた地点に効果」の解説では、肉体による攻撃である「攻撃部位」「ヴァンパイアの噛みつき」や、すでに離れた地点に効果を発揮する能力に対しては「離れた地点に効果」の増強を決して認めるべきではないとアドバイスしているので、すべての特徴に対して攻撃修正が適用できるとは言い切れない。

攻撃修正の適用が可能な有利な特徴

適用可能な有利な特徴
「離れた地点に効果」の増強を受けることで攻撃修正の適用が可能な特徴
GMが以下の特徴以外にも「離れた地点に効果」の増強を許可すれば攻撃修正の適用が可能な特徴の数は増える。
「離れた地点に効果」の増強を決して認めるべきではないことによって攻撃修正の適用が不可能な特徴
これらの有利な特徴は、これだけは決して「離れた地点に効果」の増強の認めるべきではない特徴である。これによって、以下の特徴は通常は攻撃修正の適用が不可能となるであろうものである。 他、「離れた地点に効果」の増強を認めるべきではない特徴には、肉体による攻撃やすでに離れた地点に効果を発揮する特徴がある。


関連項目