精神的不利な特徴には「
自制可能な精神的不利な特徴」(Self-Control for Mental Disadvantage)という自制可能なものがあり、
自制判定に成功するとこの自制を抑えることができる。CPの倍率を調整しないときの基準値は「12」で、3Dを振って12以下を出すと抵抗できる。マイナス
CPを余分に獲得するか、逆に減らすかでこの抵抗頻度を調整できる。CPの端数は切り捨てる。
マイナスCPを倍にすると
自制値が半分に下がり、ほとんど自制できなくなる。マイナスCPを半分にすると、ほとんど自制できる。
抵抗頻度 | 自制値 | CP消費 |
---|
まれ | 6 | 2倍 |
ときどき | 9 | 1.5倍 |
だいたい | 12 | 1倍(標準) |
ほぼいつでも | 15 | 0.5倍 |
GURPS第4版では、GURPS第3版のときとは異なり、このように
自制判定の目標値が
知力基準ではなくなった。これによって、知力が高いPCが、殆ど影響を受けない
精神的不利な特徴ばかりとって、CPを稼いで得をすることができなくなった。第4版ではいくら知力が高くても
自制判定で有利になることはない。その分だけゲームバランスは改善されたということである。