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第4版『ベーシックセット』第3章「不利な特徴」p.117より。

自制可能な精神的不利な特徴(SELF-CONTROL FOR MENTAL DISADVANTAGES) B117P


自制可能な精神的不利な特徴」(Self-Control for Mental Disadvantage)は自制判定によってその悪影響を回避できる精神的不利な特徴
自制可能な精神的不利な特徴」の獲得CPにはアスタリスク(*)がついており、これでその精神的不利な特徴が自制可能かどうか判断できる。

自制判定(Self-Control Rolls)

精神的不利な特徴には「自制可能な精神的不利な特徴」(Self-Control for Mental Disadvantage)という自制可能なものがあり、自制判定に成功するとこの自制を抑えることができる。CPの倍率を調整しないときの基準値は「12」で、3Dを振って12以下を出すと抵抗できる。マイナスCPを余分に獲得するか、逆に減らすかでこの抵抗頻度を調整できる。CPの端数は切り捨てる。

 マイナスCPを倍にすると自制値が半分に下がり、ほとんど自制できなくなる。マイナスCPを半分にすると、ほとんど自制できる。
抵抗頻度自制値CP消費
まれ62倍
ときどき91.5倍
だいたい121倍(標準)
ほぼいつでも150.5倍

 GURPS第4版では、GURPS第3版のときとは異なり、このように自制判定の目標値が知力基準ではなくなった。これによって、知力が高いPCが、殆ど影響を受けない精神的不利な特徴ばかりとって、CPを稼いで得をすることができなくなった。第4版ではいくら知力が高くても自制判定で有利になることはない。その分だけゲームバランスは改善されたということである。

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未校正:自制可能な精神的不利な特徴一覧

この一覧は、不利な特徴一覧のうち、「自制可能な精神的不利な特徴」のみを集めた一覧です。