GURPSよろず - 出血

出血(Bleeding)

出血」……「負傷についての選択ルール」の1つ。
第4版ベーシックの第14章「負傷、病気、疲労」の「負傷」、B398P/2B78P参照。

 負傷すると、出血によってHPを失い続ける可能性があります。犠牲者は傷を負ってから1分経過するごとに、生命力判定を行ないます。この場合、失った5HPごとに-1のペナルティを課します。この生命力判定に失敗すると、出血によってHPを1点失ってしまいます。ファンブルすると、出血によって失うHPは3点になります。クリティカルで成功すると、出血は完全に収まります。普通の成功なら、その段階で出血HP損失はありませんが、やはり1分ごとに判定を続けなければなりません。3回続けて判定に成功すれば、出血は収まります。あるいは、あなた自身か他の誰かが<応急処置>判定を行なって、成功すれば出血は止まります。「応急処置ルール」参照。
 どのような傷によって出血するかはGMが決定します。切り刺し貫通体による傷からは普通出血します。叩きによる傷からは普通出血しません。しかし例外はあります。焼き侵蝕による小さな傷からは、明らかな出血はありません。こうしたダメージは肉を焼き、火傷が出血を防ぎます。こうした負傷で「大怪我」した時には、適切な手当てをされるまで血漿(けっしょう)を分泌し続けるため出血として扱ってください。

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第14章「負傷、病気、疲労」の「負傷」(INJURIES)より