第4版『
ベーシックセット』第13章「
特殊な戦闘の状況」の「
特殊な長射程戦闘ルール」の「
速射についての特殊ルール」より。
連射5以上の
武器を使っている場合、あなたは「
制圧射撃」を行なうことができます。これは引き金を下げたまま、水道のホースのように射撃しながら、1つのヘクスに狙いをつけることを意味します。これはあなたの次のターンが始まるまでに、そのヘクスに侵入した人に影響を与えます。射撃を始めた時に、目標がその範囲にいる必要はありません!
制圧射撃を使うためには、
武器の
射程内にある直径2メートルの範囲を指定して「
全力攻撃(
制圧射撃)」を選択し、射撃を開始します。これには完全な1秒間がかかります。その
ターン、あなたは他に何もできません。
武器を何発発射するかを特定してください。ただし最大でも
武器の
連射までです。もし
連射10以上の
武器を使用している場合、直径2メートルの範囲を複数制圧することもできます。ただし、それらは隣接していなければならず、それぞれに最低でも5発発射しなければなりません。それぞれの範囲での実質的な
連射は、あなたの射撃した弾数の総計ではなく、それぞれの範囲に発射した弾数になります。
一度
制圧射撃を始めてしまうと、その範囲に入った者や、目標範囲の中心とあなたを結んだ直線の両側1メートルの場所に入った者には、必ず――敵でも味方でも――
攻撃しなければなりません。目標の
可視性によるペナルティを除いて、通常の
攻撃修正をすべて適用します――実質的な
連射の値によって得られる連射ボーナスと、それ以前の「
狙い」によるボーナスを含めます。大半の
武器の場合、最終的な
目標値は「6+
連射によるボーナス」を越えることはありません。車載やトライポッド使用の場合、「8+
連射によるボーナス」までです。
もし命中したら「
ランダム命中部位」を使ってください――あなたは
制圧射撃で目標の特定
部位を狙うことはできません。この結果、何発かは
遮蔽に命中するかもしれません(「
遮蔽」参照)。もしあなたの発射した弾丸がすべて目標に命中したら、その
ターンそれ以上別の者に命中することはありません。