GURPSよろず - 息を止める

ベーシックセット』第10章「成功判定」の「肉体的な行動」より。

息を止める(HOLDING YOUR BREATH) B334P/2B14P

 冒険者は息を止めなければならないこともあるでしょう――潜水やガスに耐える、を絞められる、真空などの状況です。

息を止めていられる時間

 どれだけ息を止めていられるかは、生命力によって決まります。
ほとんど動かなくていい(No Exertion):生命力×10秒間
 例:静かに座っている、瞑想。
軽い運動(Mild Exertion):生命力×4秒間
 例:車輛の操作、ゆっくり泳ぐ、ゆっくり歩く。
激しい運動(Heavy Exertion):生命力秒間
 例:登攀、戦闘、走る。

備考

 上記の時間は、あらかじめ深呼吸(最低1秒、戦闘中なら集中が必要)をしていることを想定しています。
もし、あらかじめ器具などで空気を補給しているなら、時間はこの1.5倍になります。
吸い込んだのが純粋な酸素なら2.5倍になります。
<呼吸法>判定に成功すれば、さらに1.5倍にできます。
しかし、準備なしに突然息を止めなければならない場合――例えば戦闘中にガス弾を発射された時――時間は半分になります。
 状況に関わらず「呼吸中断」の有利な特徴があれば、1レベルごとに息を止められている時間が倍になります。
 息が切れてしまうと、毎ターン1点ずつ疲労していきます。FPが0になると毎秒意志力判定を行なわなければならず、失敗すると意識を失います。救助されない限り、おそらく死んでしまうでしょう。詳しくは「窒息」を参照してください。

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