GURPSよろず - 知覚判定
ルール 用語 b第10章
成功判定関連
知覚関連
知覚判定(Sense Roll) B339P/2B19P
概要
理解判定(Comprehension Rolls)
危険感知(Danger Sense)
視覚判定(Vision Roll) B339P/2B19P
修正:
隠された物を発見する時
地平線
役に立つ有利な特徴:
妨げになる不利な特徴:
聴覚判定(Hearing Roll) B339P/2B19P
修正:
役に立つ有利な特徴:
妨げになる不利な特徴:
味覚/嗅覚判定(Taste/Smell Roll) B339P/2B19P
修正:
役に立つ有利な特徴:
妨げになる不利な特徴:
関連
『
ベーシックセット
』第10章「
成功判定
」の「
知覚判定
」より。
知覚判定(Sense Roll) B339P/2B19P
概要
知覚判定
には、
視覚判定
、
聴覚判定
、
味覚/嗅覚判定
そして「
走査感覚
」「
振動感覚
」といった特殊な間隔での反応がすべて含まれます。
こうした感覚で何かに気づいたかどうかの判定は、
知覚力
に対して行います。適切な「
鋭敏感覚
」の
特徴
――
視覚判定
なら「
鋭敏視覚
」、
聴覚判定
なら「
鋭敏聴覚
」など――をもっていれば、そのボーナスが適用されます。
理解判定(Comprehension Rolls)
[[理解判定>知覚判定#Comprehension_Rolls]]
知覚判定
に成功したと言うことは、何かに気づいたということを意味します。何であるか明確なこともありますが、GMは“感じたものが何なのか理解する”ための2度目の判定を要求してかまいません。例えば“フクロウの鳴き声”と思った音が、実は原住民の戦士が通信に使う声だと悟ったり、花の匂いを食人植物のものだと悟ることです。誰でも指摘できることであれば
知力
で。専門家でなければ見逃してしまうような徴候であれば適切な
技能
で判定します。
危険感知(Danger Sense)
もしあなたが「
危険感知
」の
特徴
を持っており、
知覚判定
ないしは
理解判定
に失敗した場合、GMは密かにあなたの
知覚力
で判定を行ないます。成功すれば、あなたはとにかく危険であることがわかります!
視覚判定(Vision Roll) B339P/2B19P
「
視覚判定
」参照。
何かを“見る”ことが重要な場合は「
視覚判定
」を行ないます。
修正:
「
鋭敏視覚
」の修正すべて。
「
域外視覚
」があれば+3。
目標の
サイズと距離の修正
。
光量不足なら-1〜-9。真の闇であれば
視覚判定
は不可――ただし特殊な
特徴
や科学的装備がある場合を除きます。
明らかに視線の通っているものを見るためには+10(例:道の向こうからやってくる車に気づく)――ただし、このボーナスは意図的に隠されているものの発見や文字の認識、人の顔を見分ける時などには適用されません。
隠された物を発見する時
慎重に隠された品物を発見する時には、これを隠すための
技能
(<
偽装
><
隠蔽
>など)に対して
即決勝負
を行ない、見つける側は
知覚力
の代わりに<
監視
><
発見
>のような
技能
を使ってもよい――あるいは使わなければならない――ことにします。
地平線
惑星の屈曲は地平線の向こう側を隠すことにに注意してください。身長1.5〜1.8mの人物から見て、地球サイズの地平線は4.5km離れた所にあります。観測者が大きかったり、高いところにいれば修正は変わります。なお、宇宙に地平線はありません!
役に立つ有利な特徴:
「
暗視
」は光量不足のペナルティをレベルごとに-1取り除きます。
「
闇視
」は光量不足のペナルティを無視します。
「
広視界
」は、目を向けている方向の陰の部分に気づく可能性を高くします。
「
全周視覚
」なら後ろの物も見えます!
「
望遠視覚
」は距離のペナルティを、レベルごとに-1取り除きます。
妨げになる不利な特徴:
「
視力が悪い
/近視」は1m以上離れたものの
視覚判定
に-6の修正を与えます。
「
視力が悪い
/遠視」なら1m以内に同じ修正がかかります。
「
視界制限
/視野狭窄」は、目を向けている方向から少しずれただけの物に気づく可能性が低くなります。
「
視覚障害
」は何も見ることができません!
聴覚判定(Hearing Roll) B339P/2B19P
聴覚判定
参照。
音を“聴く”ことが重要な場合は「
聴覚判定
」を行ないます。会話を理解できたかどうか――特に外国語の場合――GMは別の
知力
判定を要求することも多いでしょう。
修正:
「
鋭敏聴覚
」の修正すべて。
「
超聴覚
」なら+4。
「
難聴
」なら-4。
対象となる音の大きさ、周囲の騒音に応じてGMの適切な
修正
ペナルティなしで聞くことができる音の大きさと距離は下記の聴覚判定距離表(Hearing Distance Table)の通りです。
1段階近づくごとに+1の修正があります。
1段階遠くなるごとに-1の修正があります。
例えば普通の会話を8m離れて聞く時には-3の修正があります。
誰かが静かに動こうとしている時には、相手の<
忍び
>
技能
とあなたの聴覚で
即決勝負
を行なうことにしてもかまいません。あなたが“意識的に”そのような行動に対して留意していれば
知覚力
の代わりに<
監視
>技能を用いてもかまいません。
段階の項目を設けたので
距離修正
は段階の差額を±すれば修正になります。
聴覚判定距離表
段階
距離
(メートル)
音の大きさの例
1
0.25
葉の揺れる音
2
0.5
静かな会話
3
1
普通の会話
4
2
交通量の少ない往来
5
4
大声の会話
6
8
騒がしいオフィス
7
16
普通の往来
8
32
“静かな”ロックバンド
9
64
交通量の多い往来
10
128
ジェット機の離陸
11
256
非常に騒がしいロックバンド
12
512
メタリカ
(アメリカのヘビメタロックバンド)
役に立つ有利な特徴:
「
指向性聴覚
」は離れた距離の音でも、近くであるかのように聞くことができます。
「
低周波聴覚
」「
超音波聴覚
」は、普通の人間には聞こえない音を聞くことができます。
妨げになる不利な特徴:
「
視覚障害
」は何も聞くことができません!
味覚/嗅覚判定(Taste/Smell Roll) B339P/2B19P
味覚/嗅覚判定
参照。
味覚と嗅覚は同じ感覚が2つの方法であらわれているものです。味に気付くかどうかは味覚、香りに気づくかどうかは嗅覚で判定します。
修正:
「
鋭敏味覚・嗅覚
」の修正すべて。「
超味覚
」「
超嗅覚
」なら+4(相応しい方)。
特別に強い/弱い味や臭いだったり、特別に隠されているようであればGMが適宜修正。
役に立つ有利な特徴:
上記のボーナスの他、「
超味覚
」「
超嗅覚
」なら人物を特定したり、物の場所を見つけたりと、普通の人が
聴覚判定
や
視覚判定
に成功したのと同様の効果があります。
妨げになる不利な特徴:
「
嗅覚・味覚消失
」は何も味わったり嗅いだりできません。
関連
知覚力
視覚
、
聴覚
知覚判定
視覚判定
聴覚判定
味覚/嗅覚判定
知覚判定に修正を与える特徴
視覚判定に修正を与える特徴
聴覚判定に修正を与える特徴
味覚/嗅覚判定に修正を与える特徴
触覚判定に修正を与える特徴
知覚力を基準にした技能
特殊な識別感覚
(Discriminatory Senses)
《
注意力強化
》《
愚鈍化
》