GURPSよろず - 要(準備/集中)

第4版Powersの追加修正。P112P参照。
この限定の登場によって「準備が必要」(Preparation Required)は悪訳と化した。「準備」(Ready)行動は戦闘ルールの用語でもあるため、「準備」行動が必要な本項の限定名は「準備」という単語を外せない。一方、「準備が必要」(Preparation Required)の準備(Preparation)は用語としての「準備」(Ready)ではない。一応、被らないように本項の限定名は「要準備」(Requires Ready)にしたが、本来こちら(Requires Ready)こそが「準備が必要」という名前に相応しい。

要(準備/集中)(Requires Concentrate or Ready) P112P

要(準備/集中)」[-10%/-15%]……限定
この限定を施した能力を維持するには、一連の「集中」または「準備」の行動が必要です。 他の行動(「攻撃」や「移動」など)を行うと、能力のスイッチがオフになります。 したがって、使用中は1秒間に1ステップしか移動できず、「攻撃」や「狙い」などもできません。
要準備」は-10%の価値があります。
要集中」は-15%の価値があり、集中力を失うと能力がシャットダウンすることを意味します。
これらを互いに組み合わせたり、「要全力」と組み合わせることはできません。
通常、これらの限定を施せるものは、切り替え可能有利な特徴か“積極的な努力なしに維持される”有利な特徴だけです。 明確な活性化条件のない受動的な能力(例:「共感」)もこの限定を利用できます。 その場合、能力を使用するには上記の行動をとる必要があります。

原書表記