冷気というのも致死的なものです。しかし
魔法や高度な科学時術を使うのでなければ、
戦闘中にダメージを与えるほど速やかに
冷気を作り出すことはできません。
鎧はそのような“一瞬の”冷気に対しては通常の防護作用を持ちますが、長時間冷たい環境にさらされるのを防ぐには、絶縁体で覆うか温めなくてはいけません。
気候による“通常の”冷たい環境に居続ける場合、30分おきに
生命力判定か、
生命力基準の<
生存/極地>判定を行ないます。ふつうの人間にとって、気温2度未満がそれに相当します(「
気温の変化に強い」を見てください)。弱い風(時速15キロ以上)が吹いていれば15分おき、強い風(風速30キロ以上)が吹いていれば10分おきに判定します。加えて風は劇的に体感温度を低下させます。修正は以下の通りです(英語部分は原書表記です)。
状況(Situation) | 生命力判定修正 Modifier to Situation HT Roll |
---|
裸・薄い服 (Light or no clothing) | -5 |
ふつうの冬服 (Ordinary winter clothing) | ±0 |
“極地”の服 (“Arctic” clothing) | +5 |
電熱服 (Heated suit) | +10 |
濡れている (Wet clothes) | 追加で-5 |
体感温度が-15度を5度下回るごとに Every 10° below 0°F effective temperature | -1 |
判定に失敗すると1点
疲労します。通常通り、
FPが0以下になったら、同時に
HPも失われていきます。寒さによって失われた
FPと
HPを回復させるためには、適切な避難場所と熱源(炎、電熱、人肌など)は必要です。