GURPSよろず - 連続試行
ベーシックセット』第10章「成功判定」より。

連続試行(REPEATED ATTEMPTS) B329P/2B9P

 何かの行為を行なう場合、1度しか試みることができないものもあります(爆弾を解体する、クレバスを跳び越す、炎症をおこした盲腸を摘出する、歌で王様の機嫌を取る)。
逆に何度でも行なうことができる行為もあります(鍵開け、魚釣り、毒の分析)。
成功失敗がすぐにはわからず、やり直しの効かないものもあります(古い地図の解読、フランス料理店での注文、船の建造)。
また、失敗すれば何らかのダメージを受けるけれども、何度でもやり直しが効く行為もあります(壁を登る、乱暴な原住民と仲良くなろうとする)。
 PCがやろうとしている行為がこの内どれになるかは、PCの状況を正確に把握した上で、GMが常識を働かせて判断してください。一般的な目安としては……

●失敗したら死ぬ(あるいは、行為の対象を破壊してしまう)行動は、その通りに扱ってください。

●失敗したら何らかのダメージを受ける行動の場合、PCにダメージを適用して、“適切な”時間が経過したら再挑戦を許可してかまいません。再挑戦にどれだけの時間がかかるかは、技能の説明を参照してください。

●失敗してもダメージがない場合、適切な時間が経ってからPCにもう一度判定させてもかまいませんが、再挑戦にはペナルティを課してください。例えば鍵開けなら、2度目の挑戦では-1、3度目の挑戦では-2(以下同様)の修正をかけてください。判定は鍵が開くか、キャラクターが諦めるまで続けることができます。

●普通何度も繰り返す行為(例えば戦闘中の攻撃)や、長い行為である場合、単に失敗したことを告げるだけです。通常の時間をかけて、何のペナルティもなく再挑戦できます。

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