正気度の喪失 | 神経に障る恐ろしい状況 |
0 / 1D2 | めった切りにされた動物の死骸を見て驚く |
0 / 1D3 | 人間の死体を見て驚く |
0 / 1D3 | 人体の一部分を発見して驚く |
0 / 1D4 | 川に血が流れているのを見る |
1 / 1D4 + 1 | めった切りにされた人間の死体を見て驚く |
0 / 1D6 | 目を覚ましてみたら、棺桶の中に閉じ込められている |
0 / 1D6 | 友人の非業の死を目撃 |
0 / 1D6 + 1 | 食屍鬼を見る |
1 / 1D6 + 1 | 死んだはずの者に出会う |
1 / 1d8 | ホラー映画に出てくるようなゾンビに遭遇 |
0 / 1D10 | ひどい拷問を受ける |
1 / 1D10 | ダゴンに遭遇する |
2 / 2D10 +1 | 死体が墓場から立ち上がるのを見る |
2 / 2D10 +1 | 切り取られた巨大な頭が空から落ちてくるのを見る |
1D10 / 1D100 | 大いなるクトゥルフを見る |
一時的狂気 一度に5ポイント以上のSAN値が失われ、更に「アイデアロール」(知性×5%)に成功すると発生する一時的なパニック状態。狂気の内容は「狂気表」の中からダイスで決めるか、その場にあわせてKPが指定する。ヒステリックになったり、金切り声をあげたりするようになる。中には自殺や殺人を試みると言う厄介なものもなる。期間は状況にもよるが、ゲーム内の数分から数日程度。技能「精神分析」で即座に回復が可能。
1D10の結果 | 狂気の内容 |
1 | 気絶あるいは金切り声の発作 |
2 | パニック状態で逃げ出す |
3 | 肉体的なヒステリーあるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど) |
4 | 早口でぶつぶつ言う意味不明の会話あるいは多弁症(一貫した会話の奔流) |
5 | 探索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症 |
6 | 殺人癖あるいは自殺癖 |
7 | 幻覚あるいは妄想 |
8 | 反響動作あるいは反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する) |
9 | 奇妙なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など) |
10 | 昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない。 強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはない) |
1D10 | 結果 |
1 | 健忘症/昏迷/緊張症 |
2 | 激しい恐怖症(逃走可能) |
3 | 幻覚 |
4 | 奇妙な性的嗜好(露出狂、奇形愛好症など) |
5 | フェティッシュ、異常な執着 |
6 | 制御不能のチック、震え、失語 |
7 | 心因性視覚障害、心因性難聴、四肢の機能障害 |
8 | 心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸したふるまい、幻覚など) |
9 | 一時的偏執症 |
10 | 強迫観念に取りつかれた行動 |
不定の狂気 短時間(ゲーム内時間での1時間以内)に多くのSAN値(現状値の1/5)が失われた場合に発生。一時と違い、「アイデアロール」に関係なく長期的な狂気状態に陥る。内容は一時的狂気同様KPの指定、もしくは「狂気表」の結果で決まり、期間は1〜6ヶ月程度(場合によってはもっと長い)。日常生活に支障が出て、場合によっては探索続行が不可能になるため、その探索者が退場になることもある。 技能「精神分析」で回復可能だが一時しのぎであり、完治には精神病院への通院・入院を必要とし、場合によっては治療後も探索者の心にトラウマを残すこととなる。
1D10の結果 | 狂気の内容 |
1 | 健忘症(親しい者のことを最初に忘れる。言語や肉体的な技能は働くが、知的な技能は働かない) あるいは昏迷/緊張症(短期の一時的狂気の表を参照)) |
2 | 激しい恐怖症(逃げ出すことはできるが、恐怖の対象はどこへ行っても見える) |
3 | 幻覚 |
4 | 奇妙な性的嗜好(露出症、過剰性欲、奇形愛好症など) |
5 | フェティッシュ(探索者はある物、ある種類の物、人物に対し異常なまでに執着する) |
6 | 制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することができなくなる |
7 | 心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは複数の四肢の機能障害 |
8 | 短期的の心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸した振る舞い、幻覚など) |
9 | 一時的偏執症 |
10 | 強迫観念に取り付かれた行動 (手を洗い続ける、祈る、特定のリズムで歩く、割れ目をまたがない、銃を絶え間なくチェックし続けるなど) |
永久的狂気 SAN値が0となった場合に発生。完全な発狂状態であり、KPの裁量にもよるが基本的に二度と正気には戻らない。具体的にどのような発狂状態になるかもKPの裁量次第。こうなると多くの場合ゲームオーバーで、その探索者はNPC扱いとなる。「精神分析」でも回復は不可能。完全に『倫理』や『常識』から隔絶された精神状態となっているが、その症状はコミュニケーションが完全に不可能となる場合から、一見すると理性的に見える場合など様々。 その後の療養や処置次第ではあるが、実は正気に戻ること自体は不可能ではない。KPの裁量にもよっては、辛抱強く治療を受け続けていれば最終的にはSAN値は初期値(POW×5)までは回復可能ともルール上解釈可能。ただし、仮にできたとしても、まず「正気度0」の状態を脱するのに年単位の時間がかかる上に、そこからさらに回復するのが数ヶ月毎に1〜3程度なので、いずれにせよ探索者としての復帰は不可能と考えるのが良いだろう。