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ゴワッパー5 ゴーダム』(ゴワッパーファイブ ゴーダム)は、1976年4月3日から同年12月25日まで、朝日放送(ABC)やTBSで全39話が放送された、タツノコプロ制作のロボットアニメ。放送日時は第1話から第23話までが毎週土曜日19:00 - 19:30、第24話から第36話までが毎週土曜日17:30 - 18:00。

概要

タツノコプロ初のロボットアニメであるとともに、女性がリーダーになった初のロボットアニメでもある。少年たちによって結成されたグループが悪と戦うという設定は、タツノコ作品では『科学忍者隊ガッチャマン』や吉田竜夫、九里一平の漫画作品にも多く見られる。主役ロボットのゴーダムとともに活躍する主人公たちを中心として明るい主題歌とシチュエーションを持つ作品だが、物語にはシリアスな要素も含まれており、中には後味の悪い結末のエピソードも存在する。
放送途中で、土曜夜から土曜夕方に移動。制作局の朝日放送とキー局のTBSの全国ネット枠の編成事情により、制作局が朝日放送からTBSに変わっている。後半はゴーダムを合体ロボットとして活躍の幅を広げようとテコ入れが行われたが、視聴率は回復せずに3クールで終了した。タツノコ作品がTBS系列で放送されるのは本作が初であるが、本作以降TBSでのタツノコ作品は『光の伝説』(朝日放送制作)まで10年間途切れており、なおかつTBSと組んだテレビアニメシリーズは本作が唯一である。
ゴーダムのデザインは当時、タツノコプロに在職していた大河原邦男によるもので、大河原がデザインした初の主役ロボである。当時のアニメ作品の巨大ロボに比べ、武骨で重々しいデザインは、前年に製作された作品『宇宙の騎士テッカマン』の脇役(準主役)ロボであるペガスに共通する。
本作タイトルおよび少年たちのグループ名の「ゴワッパー」とは、「五童(ごわっぱ)」すなわち「5人の小童(こわっぱ)」である。当初から5人の少年少女(子供たち)を主役級の扱いとしていた本作の名称は、企画時に「アバレンジャー」が候補として挙がっていた。この名称は、本作の初回放送以前における番宣メディアのいくつかで用いられている。その後、1981年放送のタツノコ作品『ゴールドライタン』の企画タイトルとして使用された。なお、正式な番組名として使用された2003年放送のスーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』とは無関係。
前期オープニング映像にはカットの順番にミスがあり、ゴーダムがホーガンダーを発射するとネンドロイドたちがミサイルの爆発で吹き飛び、ゴーダムがミサイルを発射するとネンドロイドたちがホーガンダーで叩き潰されている。
劇伴音楽には、本作と同じくボブ佐久間が担当した『宇宙の騎士テッカマン』のものが一部流用されている。
ストーリーの展開上、ゴーダムはシリーズ途中で合体ロボットとなるが、ゴーダムの玩具には発売当初から合体・変型機能が備えられている。
色指定を担当した岡嶋国敏によると、ゴーダムの配色は当時のタカラの社長が、タバコの銘柄であるラークの配色をそのまま用いたものであるという。
1990年代中ごろにLD-BOXが、2005年にDVDが発売された。発売元はコロムビアミュージックエンタテインメント。

あらすじ

皇帝ジゴクダーが地底魔人を率いて、地球侵略を開始した。探検がてら潜入した無人島・奇顔島で、巨大ロボット・ゴーダムを発見した洋子たち5人の少年少女「ゴワッパー5」は、国際機関の一員・志摩仙太郎の協力を得て、ジゴクダーと戦う。
前半は暗躍するドロンジャー軍団とゴーダムの孤独な戦いを描くが、後半は地底魔人の存在が白日の下に晒され、地上各国軍の参入で地底と地上の全面戦争になっていく。

キャスト

  • 岬洋子 - 二木てるみ
  • 津波豪 - 安原義人
  • 亀山大吉、ケラゲラ(ノンクレジット) - 肝付兼太
  • 小石川五右ェ門 - 小宮山清
  • 河口のり助 - 千々松幸子
  • ゴーダム / 大洗博士、ナレーター - 家弓家正
  • 皇帝ジゴクダー - 渡部猛
  • マグダー将軍 - 寺島幹夫
  • 大将軍ドッグガーン - 加藤精三
  • 技術者 - 西川幾雄
  • 志摩仙太郎 - 曽我部和行
  • 磯貝長官 - 加藤修
  • 荒船師団長 - 亀井三郎

スタッフ

  • 製作 - 吉田竜夫
  • 企画 - 鳥海尽三、酒井あきよし
  • 原作 - タツノコプロ企画室
  • 雑誌連載 - たのしい幼稚園、おともだち、冒険王
  • 総監督 - 鳥海永行
  • 脚本 - 鳥海尽三、久保田圭司、永田俊夫、山本優、田口章一、中原朗、陶山智、小出良一、滝三朗、堀田史門、毛利元
  • 演出 - 鳥海永行、九里一平、原征太郎、西牧秀雄、大貫信夫、野村和史、富野喜幸、上原一夫
  • キャラクターデザイン - 天野嘉孝
  • メカニックデザイン - 大河原邦男
  • 作画監督 - 須田正己、二宮常雄、湖川滋、木下ゆうき、平山則雄、江村豊秋、上村栄司、牧由美、福田皖、清山滋崇、沼尻東、山田政紀、富沢雄三、坂口尚、北条昌子、山崎和男、中島京子、昆進之介、野崎恒仲、長谷川憲生、鎌田百合子、小国千代子、奥野芳久
  • 美術設定 - 小杉光芳、野々宮恒男
  • 録音ディレクター - 水本完
  • 編集 - 谷口肇、木田伴子、津留洋子
  • 音楽 - ボブ佐久間
  • 音楽協力 - 日音(ノンクレジット)
  • 制作デスク - 栃平吉和
  • 制作担当 - 鎌田正治、高妻知孝(読広)
  • 制作協力 - サンライズ
  • プロデューサー - 永井昌嗣、井上博(TBS、第27話 - )
  • 制作 - タツノコプロ、朝日放送(第1話 - 第26話)、TBS(第27話 - 第39話)

主題歌・挿入歌

主題歌シングルは1976年4月発売(SCS-289)。挿入歌の初出は1976年8月25日発売の『テレビまんが人気者(アイドル)デラックス 5』(CW-7076)。
音楽出版権については、第23話までの制作局である朝日放送傘下の朝日ミュージックサービスおよび朝日音楽出版ではなく、第24話以降の制作局であるTBS傘下の日音が保有している。
全曲とも、作詞 - 若林一郎 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 青木望。

主題歌

オープニングテーマ「行くぞ! ゴーダム」
歌 - 水木一郎、ヤング・フレッシュ
前期OP映像にはカットの順番にミスがあり、ゴーダムがホーガンダーを発射するとネンドロイドたちがミサイルの爆発で吹き飛び、ゴーダムがミサイルを発射するとネンドロイドたちがホーガンダーで叩き潰されている。OP映像は第24話以降一部変更(マグダー将軍の死亡に伴い、彼の登場シーンがゴーダムの戦闘シーンに差し替え)。
エンディングテーマ「ゴワッパー5の歌」
歌 - 水木一郎、ヤング・フレッシュ
ED映像は前半が静止画像(1 - 16話)で、最後に登場する豪のポーズは『マッハGoGoGo』のOP最後に主人公・三船剛が取ったそれのオマージュ。後半は動画(17 - 36話)で、指を鳴らすシーン(ミュージカル映画『ウエストサイド物語』のジェット団のパロディ)やゴーダムの鼻の部分のハッチが開く時にそれぞれ効果音が入っている。

挿入歌

「ガッツでがんばれ」
歌 - 水木一郎、ヤング・フレッシュ
「ぼくのひみつ」
歌 - 藤田薫、ヤング・フレッシュ

放送局

  • 朝日放送(第23話までの制作局):土曜 19:00 - 19:30(第26話まで)→ 水曜 17:00 - 17:30(第27話から)
  • TBS(第24話からの制作局):土曜 19:00 - 19:30(第26話まで)→ 土曜 17:30 - 18:00(第27話から)
  • 北海道放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話まで)→ 土曜 17:30 - 18:00(第27話から)
  • 青森テレビ:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 秋田放送:水曜 17:30 - 18:00
  • 岩手放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話まで)→月曜 - 金曜 17:30 - 18:00(1977年3月時点、帯枠で集中放送)
  • 山形テレビ:木曜 17:28 - 17:58
  • 東北放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話まで)→ 土曜 17:30 - 18:00(第27話から)
  • 福島テレビ:木曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 新潟放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 信越放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • テレビ山梨:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 静岡放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 富山テレビ放送:土曜 18:00 - 18:30
  • 北陸放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 福井放送:水曜 17:15 - 17:45
  • 中部日本放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話まで) → 木曜 17:30 - 18:00(第27話から)
  • 山陰放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 山陽放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 中国放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • テレビ山口:木曜 17:30 - 18:00
  • 南海放送:火曜 17:55 - 18:25(1976年6月8日開始、1977年2月8日終了)
  • テレビ高知:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • RKB毎日放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り) → 土曜 17:00 - 17:30(第27話から)
  • 長崎放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 熊本放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 大分放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 宮崎放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 南日本放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
  • 琉球放送:土曜 19:00 - 19:30(第26話で打ち切り)
制作局がTBSに変更後と、放送時間が土曜17時台後半枠に移動後は、一部の局が遅れネットで放送。あるいは途中で放送を打ち切り、[要出典]本放送終了後の再放送扱いでの集中放送(場合によっては系列外局で放送)へ移行したネット局も存在している。

商品展開

本作はTBS系アニメおよびタツノコアニメとして初めてタカラ(現・タカラトミー)がメインスポンサーになった作品であり、同社からソフトビニール製人形や各マシンの玩具、ミクロマンのようなアクションフィギュアなど、各種玩具が発売された。シリーズ後期には『マグネモ』シリーズも発売された。
当時のタカラの宣伝によると本作はマグネモシリーズ*1の第2弾で、マグネロボ ガ・キーンは第3弾。番宣CMは比較的初期より流れている。 大ヒットした『鋼鉄ジーグ』シリーズのそれとも互換性のある磁石の関節で手足を脱着し、ドラゴンなどのパーツに付け替えられるようになっていた。
永大からはプラモデルが発売されていた。ショウワノートからは関連文具やお面なども発売された。
  • マグネモ一覧
    • ゴーダム(マグネモ11)
    • エイプレーン(11)
    • ゲソマシーン(11)
    • タートルタンク(11)
    • ヘリマリン(11)
    • ヤドカリジープ(11)
    • ゴーダム(マグネモ8)
    • 各メンバーのミクロマン風人形もあり、各メカに乗せる事が出来た。
最近でもゴーダムの玩具が発売されており、アートストームから「ES合金」が、エヴォリューショントイより「ダイナマイトアクション!」が発売している。「ダイナマイトアクション!」シリーズでは「ゴーダムタイガー」や「ゴーダムスカイハイ」「ゴーダムモーラー」までが全てラインナップされここに来て初めて全形態が立体化された事になる。(本体に同梱で「ドラゴン」「モーラー」、オプション販売で「タイガー」「スカイハイ」が販売された)
朝日放送制作・TBS系列 土曜19時台前半枠
前番組番組名次番組
はじめ人間ギャートルズ
(1974年10月5日 - 1976年3月28日)
ゴワッパー5 ゴーダム
(1976年4月3日 - 9月25日)
リトル・ルルとちっちゃい仲間
(1976年10月2日 - 1977年3月26日)
TBS 土曜17時台後半枠
暮らしへのアドバイス
※17:30 - 17:35
ゴワッパー5 ゴーダム
(1976年10月2日 - 12月25日)
アテンションプリーズ(再放送)
(1977年1月8日 - 8月13日)
TBSハイライト
※17:35 - 17:45
ちよ太郎子ども劇場
※17:45 - 18:00

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