ずっと死んでたから、戦いに飢えているのよ。
さぁ、戦の場に連れて行きなさい！

【つばさ】
あなたは……先代の女王様？
【リフレツィア】
ええ、その通りよ……
私はさしずめ、戦争を繰り返した暴君と言われているのかしら？
【つばさ】
確かに、今の女王様の治世は平和だけれど……
先代の時代に危険な敵を全て倒してこそ、とも思えるわ。
【リフレツィア】
理解者が、全くいないわけでもないようね……
少しばかり安心したわ。

【ちゅん】
ちゅんちゅん……
わっ、先代の女王様……！？
【リフレツィア】
スズメか……
お前のような弱き種族は、我が世では肩身が狭かったのだ。
【ちゅん】
でも、今の女王様の下ではそんな事はないですよ。
すずめが元気に、朝を告げます♪
【リフレツィア】
時代は変わったわね……
良い事か悪い事か、しかと見せてもらうわ……

【リフレツィア】
この世界、ずいぶん乱れているようね。
ルクレツィア……あなたは同胞達を守れるのかしら？
【ルクレツィア】
守る事などしません、先代。
皆で一丸となり、苦難に立ち向かっていくのですから……
【リフレツィア】
それがリーダーの努めだと……？
そんな甘いやり方が、どこまで通用するのやら……
【ルクレツィア】
ならば先代、じっくりご覧になって下さい。
私は私のやり方で、時代の荒波を乗り切ってみせましょう……