ガンプラブームのピークに始まったシリーズ「MSV」の設定を「当時のまま」まとめたサイトです。後付け設定を一切考慮せず当時の設定からわかる情報のみを編集しています。


MSM-03 ゴッグ(GOGG)

MSM-03ゴッグは、第一期水陸両用量産型MSである。

開発背景

 ジオン公国軍はMSM-01ことMS-06Mの実験を経て、第一期水陸両用モビルスーツとしてMSM-02とMSM-03を競作の形で開発した。開発コンセプトは、メガ粒子砲の使用を前提とした高出力の熱核反応炉を持ち、独力の行動能力を有する水中戦汎用タイプであった。
 

機体の特徴

 本機の最大の特徴は、水の抵抗を極力減らすことができるよう、両腕と両足がスライドして本体に一部収納できるように設計されていることである。水冷式の高出力反応炉と相まって、最高70ノット(時速約130km)のスピードで航行することが可能であった。
 反応炉が水冷式であることから、水中では長時間の単独行動が可能であったが、その分陸上での作戦時間は限られており、主に上陸作戦で活躍することとなった。
 また、非常に重装甲であるためバルカン砲程度ではダメージを受けないほか、フリージーヤードを搭載しており、通常の対潜兵器に対してはほぼ無敵であったとされている。

武装

  • キアM-23メガ粒子砲
 腹部に内蔵しているメガ粒子砲。

運用過程

 本機はMSM-02と同時に少数が先行機として生産されたが、本機のみが2ヶ月後に後期型として量産型が生産された。
 量産型は沿岸基地や潜水艦隊に次々配備され、上陸侵攻作戦や河川区域での戦闘で大きな戦果を挙げたと言われている。

参考文献

講談社ポケット百科シリーズ33 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション2 ジオン軍MS・MA編
講談社のポケットカード8 機動戦士ガンダム モビルスーツコレクション
模型情報別冊 MSVハンドブック2
1/144 MS-06M水中用ザク 解説書
※当サイトにおける記述は、全て1982〜84年頃に作られた設定を元に作られています。そのため、現在の公式設定とは異なる部分が多々あります。ご注意下さい。

後付け設定

  • M-MSVにおいて、先行型がMSM-03-1プロトタイプゴッグとして設定された。ただしその画稿は、別の企画のために描かれたリファイン版ゴッグの流用であった。
  • PCソフト「ジオン軍ミリタリーファイル」では、先行型はMSM-03Aの形式番号で、2機が生産されたとしている。ただし書籍「ガンダムオフィシャルズ」では、これはM-MSVのプロトタイプゴッグではなく、アニメにおける細身の初期稿(安彦良和氏による原案)であると解釈している。

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