能力について
ドリームキャスト版「Magic:The Gathering」でのみ収録されたゲームオリジナルカード。
コンピュータゲームオリジナルということで、数値がランダムに決定される能力を持つ。
その効果は、戦場に存在するクリーチャー全てにダメージを与えるというものだが、戦場のクリーチャー1体ずつに、0〜2のランダムでダメージが与えられるため、効果がかなり不安定であり、最大ダメージが出ても2点どまり、そして最低ダメージが0点なので思うように効果が発揮できない可能性もそれなりに高い。
さらにこの呪文がダメージを与える範囲は、全てのクリーチャーなので自分のクリーチャーを巻き込んでしまう。
これではイマイチなカードと言わざるを得ないだろう。
1995/6発売の「アイスエイジ」で初登場した、「Pyroclasm / 紅蓮地獄」の下位互換。
そちらとの違いは、ダメージがランダムである点(あちらは2点固定)。コストも範囲も同じなので使いづらい。
これがゲームのボスの1体の吐く炎だというのだから、なんだかボスのイメージダウンである。
余談
ランダムで決定される数値が3種類ということで、現実で再現するならば6面ダイスで決定すれば再現可能である。
「Xはダイスの出目が、1か2なら0、3か4なら1、5か6なら2となる。」とすれば良い。
設定
「Ashuzar/アシュザー」は、ヴェルク火山地帯を支配するドラゴンで、6体のアプレンティスの1体。