このクリーチャーのパワー&タフネスは変動制で、このクリーチャー召喚時の生贄の枚数に依存する。
従って、
生贄が出せなかった場合は、0/0となり召喚直後に自壊する。・・・えっ?と思うような性能だが、事実である。
- 通常、緑の4マナのクリーチャーのパワー&タフネスはおおよそ4/4である。
このクリーチャーを4/4にするには、マナコスト4、生贄に捧げる森4の、合計8マナ相当の土地が必要ということになる。恐ろしく非効率である。
- 緑には「Llanowar Elves / ラノワールのエルフ」に代表されるマナ加速が可能なカードが多く存在するのだが、どちらにせよ手間や損失に見合わない。
登場当時の環境でもこのクリーチャーより強いクリーチャーには事欠かない。
- 通常このクリーチャーを1/1で召喚するためのマナは、唱えるための4マナ+生贄にする森1つ、合計5マナとなる。
- と、いうか1/1にするために実質5マナかかるということは、ほぼすべての1マナのクリーチャーよりも弱いということに等しい。
もはや調整がどうとかいう次元ではなく、一体何を意図した能力なのかさえもよくわからない。これで(本来なら他の色よりクリーチャーが強いはずの)緑のクリーチャーだというのも弱さを加速させている。
一応、ギミックとしては面白いのだが、最初期と考えてもリスクとリターンがあまりにも見合わない。何かメリット能力を持つわけでもないので、実質損失しかもたらさない性能である。・・・どうしてこんなことに・・・。