最終更新:ID:tBi6oaDb6A 2023年12月09日(土) 22:37:20履歴
1. 魔龍王ラプラス 
- 「古龍の昔話」の主人公
- 魔龍王にして二代目龍神。優しい瞳に赤銀色の髪を持ち、使命にのみ生きるとアルスの物語では伝わっている。
- 記憶に残らないほど太古の時代の魔の世界に龍族と魔族の混血として発生した。
- 一人孤独に洞窟の中で生きていたがネクロスラクロス等の魔族を発見し接触。しかし髪色(銀に緑色の入り混じった斑模様)により嫌悪、恐怖され虐げられ続けていたが突如として現れた魔物に殺されそうになっていた所を龍神に拾われ以後龍の世界で暮らす。ラプラスという名はその時に付けられた。
- 言葉すら話せず龍神の妻ルナリアの番犬の様な自意識で過すなか甲龍王ドーラに言葉や文化、戦闘法等の教えを受けた後にドーラの元で赤竜の調教をする仕事を任される。
- 調教を任された赤竜サレヤクトはすでに調教に失敗しており殺処分を待つ竜であり野生に生きていた経験からかそういった竜と心を通わせられることから調教に失敗したドラゴンの再調教をする部門の長として高い評価を得る
- ドーラの繁殖期・懐妊から彼女に代わり竜の調教の全権を任されるがそれと同時期にドーラの夫である剛龍王クリスタル殺害の報を受け聖龍帝シラードの推薦もありドーラに代わり犯人を捜索する
- 冥龍王マクスウェル、狂龍王カオス等の協力もあったが捜査は難航し手がかりを得られないまま10年が経ちそして人神の助言を受けたことから自身の中の魔眼に目覚めた。相手の痕跡を追うことも出来る魔眼の力を使い隠れ潜んでいた八大魔王ネクロリアナクロリアを捕捉・戦闘後捕縛した。
- この功績から魔龍王の称号を得てドーラの子の名付け親になった。
- 龍神の補佐として共に各世界へ飛び回りネクロスラクロス等の他種族ともパイプを強め文化の交流を行っていたがルナリアが殺害されその容疑者を絞ったことから龍神や他の五龍将と共に獣の世界、海の世界、天の世界、魔の世界へ侵攻し各世界の滅びを目の当たりにした
- 滅ぶ魔の世界でネクロスラクロスからルナリアの友人であり魔神の妻であるキリシスカリシスがラプラスの手の者に殺害されたという偽報を知り龍神へと報告する
- ただ一人ヒトガミの存在を知り人の世界へ攻め入ろうとする龍神とそれを止めようとする五龍将のなか龍神の命令により龍神の息子の護衛に付き五龍将の反逆とそれによってヒトガミに不意を突かれ神玉を砕かれる龍神、嘲笑するヒトガミをラプラスは見ていた。
- 崩壊する龍の世界を脱出し初代龍神の死後に二代目龍神を襲名。ヒトガミを殺すべく五龍将の秘宝を創り出し、いつか転生してくる最強の力を持った龍族(オルステッド)に技術を伝える事を目的とする。技術を研鑽させようと人々に自分の技術を伝えた。
- ロステリーナと共に暮らしていた時期がある。
- 第二次人魔大戦でヒトガミの使徒となった闘神と戦った結果、魂が2つに裂け魔神ラプラスと技神ラプラスに別れて、記憶とその目的を失った。
- なんらかの方法を使えば、記憶は蘇るらしい。(ask.fm)
- アルスの物語では遠い未来の子供の為に蓄えていた力を勇者アルスに貸し出す。
2. 魔神ラプラス 
- 龍族としての力を失った魔龍王ラプラスの片割れ。
- 膨大な魔術の知識は覚えていたが、記憶を失い、人族を憎悪し滅ぼすことを目的としている。*1
- 七大列強四位で*2史上トップクラスの強大な魔力総量の持ち主*3。ルーデウスとは違い膨大な魔力に見合った強靭な肉体と技術を持っていたため、自身の魔力を十全に使うことが可能でバーディガーディやアトーフェにも勝利する強力な使い手だった。加えて魔神になれば不死身で第三の眼で弱点を見破れるスペルド族以外は神刀でしか倒す方法がない。ただし、魂を分断された影響のためか闘気を纏うことはできない。
- 作者によると史上3位内に入る強さを持つ*4
- 魔大陸を平定、魔族達を強靭に鍛え上げ、獣族や海族を引き込み、ラプラス戦役を起こした。しかし、七人の英雄やアスラ王国軍、ミリス神聖国の騎士や獣族の戦士達と戦い敗北。魔神殺しの三英雄とルイジェルドに肉体を滅ぼされる寸前に、ラプラス因子をばら撒き、転生法により復活しようとする。
- 戦争に負けたものの、魔族に一定の地位を与えた魔族史上最高の偉人と魔大陸では英雄視されている。
- 周囲に恐れられる呪いを持っていたが、緑色の髪を共通点にして、同じ緑色の髪のスペルド族に呪いの槍を渡して呪いをなすりつけた。
- 龍神オルステッドによると、約80年後に復活し仲間を集めて戦争を起こす。
- オルステッドが様々な人間の人生に干渉することで転生先を指定し、転生直後に倒そうと目論んでいたが、第20章で失敗し転生先は不明となる。
このページへのコメント
蛇足編13で「80年後にある第二次ラプラス戦役」って社長が言ってる。
この時点で甲龍歴430年のギースとの決戦より後だから、第二次ラプラス戦役は甲龍歴500年より後なんじゃない?
ギースとの決戦の5年以上前から80年後と言っているし社長も長命種だから時間感覚は大雑把だぞ。
戦役で勝ってたら魔神歴になってたのかな
ラプラスの復活
→甲龍歴425年後から約80年後=甲龍歴505年前後
第二次ラプラス戦役
→ラプラスの復活からしばらく後=アスラ王国存亡の危機=甲龍歴425年後から約100年後=甲龍歴525年前後
ヒトガミとの決着
→第二次ラプラス戦役〜甲龍歴530年までの間(オルステッドループの終端)
って認識でおk?
プロローグ・ゼロの甲龍暦500年で王国は滅びているし、ジークが産まれた時にラプラスは50年後に産まれると言ってたから、ラプラスの復活というのはラプラスが歴史の表舞台に出るという意味で、甲龍暦500年の時点で第二次ラプラス戦役は起きているはず。
ああ、なるほど。
プロローグ・ゼロで書かれてた、「時には王国が魔族に攻め入られ、皆殺しにされて。」「少女は知っていた。自分が毎回、その戦火に巻き込まれ死ぬのを。」ってのは第二次ラプラス戦役のことだったのか。
「少女の知る限り、王は三種類いた。」ってのも、アリエルが勝つかグラーヴェルが勝つかの違いなのかな…
> 魔龍王ラプラス(列強一位+列強四位)でようやく五分という実力者*3。ヒトガミの評価では魔龍王ラプラスよりも強い*4。
単純に考えれば、五分どころか本気ならまず敵わないくらいの格差じゃないと、「オルステッド様が降臨なさり、私の用意したすべてを用いて、ヒトガミと戦ってくれる」と魔龍王ラプラス自身が言わないんじゃないかなとも思う
けど、無の世界に至る龍神の秘術を実行するために五龍将の秘宝を取り出す関係でラプラス自身が戦いに赴くことができないとかあるのか・・・
あとは、ラプラス自身の忠義から初代龍神の最後の言いつけを頑なに守ろうとしてるのありそう
五龍将の秘宝自体は命と引換えなあたり神玉を模したような仕組みだけどこの辺はよくわからんな
ともあれ、個人的には4つの世界を滅ぼすほどの龍神の息子で半神(3/4)だし五龍将とは結構根本的な格の差があると勝手に思っている
オルステッドは神の力の源の神玉の欠片から作った五龍将を秘宝を全部手に入れたら大幅にパワーアップすると思う。
勇者アルスも秘宝らしきものを貸して貰ってパワーアップしてるし。
おおそうか、言わば神玉を抜かれている状態なのか
秘宝は神不在で神玉を保存する技術とか力を蓄える技術と妄想できるな面白い
ただアルスが名を捨てたものから借り受けた「力」って秘宝なのかな・・・物語の通り返せたのであれば、死んだ後に回収する秘宝ってわけでもなさそうだけど
ただ返せる形の「力」だから秘宝であるほうが自然か
じゃあ龍族の道具を御するためなら持っているだけで良かったんかな
再融合して味方になってくれませんかね。
結局ヒトガミを倒すためにオルステッドが殺さなきゃいけないから、あえて仲良くなってないらしい。魔龍王状態のラプラスはオルステッドのためなら何でもすると思うけど。